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乃木坂46の曲をカラオケで歌うのは難しい~男性が原曲キーで歌いきるのは至難の業~

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

今日は久しぶりにカラオケの記事です。リライト記事を除いた純粋なカラオケの記事は最近あまり書いていませんでしたね。カラオケ編の前回は、カラオケでエコーを入れて歌ったら違和感しか感じなかったことについて書きました。今回は、乃木坂46の曲をカラオケで歌いきるのが思っていたよりもかなりハードルが高かったので、乃木坂46の曲の難しさについて解説します。

女性アイドルグループの曲は思っているより高い

女性アイドルグループの曲って、コンビニの店内やお店のBGMで流れていることが多く、聞き覚えがある曲がある方も多いのではないでしょうか。自分と同世代で有名だった女性アイドルグループを思い浮かべてみてください。年齢層によって変わると思いますが、1980年代後半であればおニャン子クラブが有名ですし、1990年代だとSPEEDでしょうか。2000年代はモーニング娘とAKB48系列が思い浮かびますし、2010年代から現代は乃木坂46を中心とした坂道系のグループの知名度が高いように思います。このように、世代によって思い浮かべる女性アイドルグループは変わるので一概に論じるのは無理だと思って、あえて2010年代後半から現在(2022年)にかけて有名だと思われる乃木坂46の曲に絞って書きます。

乃木坂に絞る理由(言い訳?)を並べていて思ったのは、現代はアイドルと名乗るグループが半ば無数に存在していることです。Wikipediaに「日本のアイドルグループの一覧」というページがあること自体驚きましたが、2010年代のアイドルグループの数が多すぎて、全部わかる人いるんだろうかと思ってしまうくらいです。(日本を探せばどこかにはいらっしゃるんでしょうがね。)

乃木坂46の曲を聴くことは私自身はよくあるんですが、めちゃくちゃ高い声を出しているようには感じないんです。感じ方の問題なので、人それぞれ感覚はあると思いますが、少なくとも宇多田ヒカルさんやYOASOBIさんのようなえげつない高音は出てこない印象です。そう思って、意外と歌えるんじゃないかと想像しながらカラオケで入れてみたことがあるんですが、思っていたより高くてびっくりしました。(乃木坂なめてんじゃないの?と思われる方がいたらすいません。)自分が聴いた感覚と、実際にカラオケで入れてみた難しさのギャップは何なんだろうかと思いこの記事を書こうと思い立ったわけです。

グループの曲だからこそ複数人で歌うこと前提で作られている

そもそも大人数が所属しているアイドルグループの曲の特性として、大人数が歌うことを前提に曲が作られているという特徴があります。一人または数人で歌う曲の場合は、メインボーカルの力がほぼ曲に反映されるので曲の難しさもアーティストの腕次第です。一方、大人数のグループだとおそらく歌が得意なメンバーと得意ではないメンバーが混在しているはずです。ですので、極端に高い音や非常にテンポが速い曲は作りにくい構造になっています。また、10人以上で歌う場合一人ですべて歌いきる必要はないので、歌う方の立場に立てば、自分のパートだけ歌えればいいということになります。一人のアーティストではそうはいかないので、ここに大きな差があります。もう一つ感じるのが、複数人で歌っているので歌っている人の声質はそれぞれ違いますが、それ以上に音程が歌っている人の中で完全には合ってないように感じます。一人のアーティストが歌っている場合は、その人の出している音程がクリアにつかめますが、複数人の場合同じ音程を出しているんでしょうが、少しずつずれて聴こえる場合がよくあります。このイメージとして適切な例かわかりませんが、中学生であった合唱コンクールを思い出してみてください。同じ音を出そうとして大人数で歌っていますが、全員が全く同じ音程になることは少なく、狙いの音に近いながら少しずれている音もあったりするイメージです。

同じグループなのに曲によって歌唱音域が全然違う

同じグループの曲といっても、曲によって歌唱音域がかなり変わることがあるのも特徴です。精密採点をしながら曲を入れたときに、同じグループの曲なのか?と思うくらい音程の幅に違いがあることも驚きました。乃木坂46の曲の中で、歌唱音域が狭めの曲と広めの曲を例にとって説明します。歌唱音域が狭めの曲の例としては、「制服のマネキン」があります。一方、歌唱音域が広めの曲としては「インフルエンサー」があります。それぞれの音域を例にとって紹介していきます。

狭めの例:制服のマネキン

乃木坂46の曲の中で、音域が狭い方だと思われるのが制服のマネキンです。乃木坂46の5thシングルで2012年発売なので、もう10年前の曲になります。若い方ではご存じない方もいらっしゃるかもしれません。この曲が出た頃、私はちょうど高校生の頃だったので、色々なところで流れていた記憶があります。この曲の歌唱音域はC4-C5です。記号だけ書いてもわかりにくいと思うので、図で説明します。

制服のマネキンの歌唱音域

図の中でオレンジ色にしているのが、制服のマネキンの歌唱音域です。C4からC5なので1オクターブしかないんですよ。普段音域について考えない方にとって、歌唱音域が1オクターブであることが音域が狭いのか広いのかよくわからないと思うので、次に紹介するインフルエンサーと比較してみてください。

広めの例:インフルエンサー

音域が広めの曲として紹介するのは、インフルエンサーです。インフルエンサーの音域は、D#3-C#5です。これを先ほど同じ図に書くとこのようになります。

インフルエンサーの歌唱音域

D#3とC#5がきれいに書けなかったので、中途半端な書き方になっていますが、歌唱音域の幅は約2オクターブです。先ほど狭めの曲の例で紹介した、制服のマネキンと比較すると歌唱音域が倍くらい広くなっているのがお分かりいただけるでしょうか。つまり、同じアーティストの曲と言ってもこれだけ使っている音域の幅が変わっているんです。アーティストが歌っている音程で歌ったときの最高音はほぼ同じ高さなんですが、低音域の幅が全然違います。この音域の幅の違いが、キーをずらしても歌うことが難しい理由につながってきます。

歌唱音域が狭ければキー調整で対応可能

乃木坂46の曲の中で、音域が狭めの曲と広めの曲の音域を紹介しました。実は、音域が狭い曲であればキーを調整すればもともとの曲の最高音が高かったとしてもうまくキーをずらしてやることで最高音を下げつつ自分が歌いやすい音域の中で歌えるように調整できます。キーの変え方については過去の記事(カラオケで出てくるキーってどう使えばいいんでしょうか?)で紹介しています。簡単に言うと、曲の音域が自分の歌える音域より狭ければキーを調整してやれば歌えるように調整できるということです。

歌唱音域が広ければそもそも歌いきるのが難しい可能性も

歌唱音域が狭い場合はキーを調整すれば歌いやすく調整できます。一方、歌唱音域が広い場合はどうでしょうか。歌唱音域が広い場合は、キーを変えても歌えるようになりにくいです。詳しい説明は、過去の記事(キーを変えても難しい曲)で書いていますが、曲の歌唱音域の幅が自分が歌える歌唱音域の幅より広いとキーをどう変えても歌えないです。つまり、音域が広めのインフルエンサーの例でいえば歌唱音域の幅が約2オクターブあるので、自分の歌える音域が2オクターブ以下であれば歌うのは困難ですし、2オクターブギリギリ歌える場合であっても、自分の歌える音域にちょうど収まるように曲のキーを調整してやらないといけません。

自分の歌唱音域が無限に広ければいいのですが、人間である以上なかなかそうはいきません。おそらく、女性であれば歌唱音域を広げようとしたときに低音がどこまで出るか?と高音がどこまで出るかで決まってくると思います。一方、男性は女性アーティストの曲を歌おうとした時には低音側が出ないことはほとんどありません。しかし、練習している方でないと高音域が圧倒的に足りません。調べていて驚いたんですが、先ほど紹介した「インフルエンサー」の音域(D#3-C#5)は、Official髭男dismさんの「Pretender」と同じ音域でした。ということは、男性がインフルエンサーをアーティストが歌っている音と同じ高さで歌おうとした場合、Pretenderを歌うのと同じ音域が必要ということになります。男性がPretenderをアーティストと同じ高さで歌うのはかなり難しい(高音が高くて出ない場合が圧倒的に多いです)ので、そんな曲と音域が同じインフルエンサーは歌うのがかなり難しいといえます。

なぜ乃木坂46の曲はカラオケで入れると難しいのか

ここまで書いていて、最初に疑問として提起した「乃木坂46の曲は聴いている時には高く感じないが、カラオケで入れると難しく感じるのか?」という問いに答えを出せていなかったので、最後にまとめます。

まず、聴いているときに高く感じのは理由が2つ考えられます。1つ目は、女性アーティストの限界の音域ではないので余裕があるように感じること。2つ目は、複数人で歌っているので歌う側は自分のパートの部分だけ歌えばいいので、歌うときに余裕があることです。女性アーティストの限界の音域ではないというのは、YOASOBIさんや宇多田ヒカルさんのように、女性アーティストの中でも高い音が曲の中で出てこないので、「高音」を歌っているという印象がないということを言っています。2つ目の理由は、簡単で曲の全体を一人で歌うわけではないので個々人が余裕をもって歌うことができるという意味です。

カラオケで入れると難しく感じる理由は、聴いているときに高く感じない理由の逆です。女性アーティストの限界の音域ではないものの、それなりに高い音が使われていて、(男性は特に)カラオケで入れて歌おうとすると想像より高い音を出さないといけないので苦しくなります。また、聴くときに流れてくる曲は複数人で歌っているにも関わらず、カラオケに入れて一人で歌わないといけないと、思ったより高い音程の部分が多かったり、伸ばす部分が多かったり、思ったより休むタイミングが無かったりして苦しくなります。

ちょっと細かく乃木坂46の曲の難しさについて書いてきましたが、個人的な感想としては乃木坂46の曲は聴いているときの印象より、カラオケで入れたときの方が難しく感じます。知名度が高いので、大人数のカラオケ(このご時世なので最近はあまりないかもしれませんが。)があった時に入れたくなる気もしますが、そんなときは一度カラオケで入れてみて歌えることを確認してから入れるのが無難かもしれません。本当に思っているより難しいです。この難しさがよくわからないって方は、一人カラオケに行く機会があったら一曲でいいので入れてみてください。

まとめ

今回は、乃木坂46の曲をカラオケで歌いきるのが思っていたよりもかなりハードルが高かったので、乃木坂46の曲の難しさについて解説しました。本当に乃木坂46の曲は思っているより難しいので気を付けてください。記事の中でよくわからない点や、練習しているけど上手くできないということがありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

カラオケ

Posted by tokyu351