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残業=頑張っているという文化のある会社~残業代が上司のポケットマネーから出るとしたらどうなるか?~

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

今回は雑記です。前回の雑記では最近よく見ているYoutubeチャンネルを紹介しました。今回は、いつもと毛色が違う残業について書いていきたいと思います。最初に思い浮かんだのは、今週のハマスカ放送部についての記事なんですが、ハマスカ放送部は先週も書いたので、今週はスキップします。今日の記事は残業について思考実験してみたのがきっかけで書きました。短めの予定ですが、もし好評なら続けて書いていきたいと思っています。

残業=美徳の文化?

タイトルにも書いたとおり残業が今日の記事のテーマです。みなさんは、残業ってされてますか。サラリーマンの方であれば、少なからず残業する機会はあるかもしれません。読者の方の年齢によるかもしれませんが、今の残業時間なんて減った方だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。逆に、サラリーマンでない方であれば残業の概念が無い方もいらっしゃるかもしれません。経営者や個人事業主の場合は、どれだけ仕事をしても残業という概念が無いですからね。残業時間の長短は人によると思います。こういってしまっては、身も蓋もないですが残業が多い会社は残業する「文化」が根付いているのでそう簡単には変わらないでしょう。残業時間が長いのが嫌なのであれば、部署を移動するか別の会社に移るくらいしかまともな方法が思いつきません。

個人的な感想ですが、前に働いていた会社では残業している=頑張っていると捉えられる謎の文化がありました。増えていく業務量を減らす方法は考えず、ルールばかり増やしていく不思議な会社でした。私個人としては、残業はやりたくなかったんですが、やらざるを得ない雰囲気があった感覚があります。これも、当時感じていただけで、今考えるとそんな雰囲気は「雰囲気」でしかない(雰囲気でしかないと言っているのは、残業しなければいけないというような明文化されたルールではないという意味です。)のでそんなもの無視して帰ればよかったなと思っているくらいです。そうはいっても、残業が多い会社の方はこの雰囲気が帰りにくくしている理由なのではないでしょうか。共感していただける方もいらっしゃるのではないかと思います。というわけで、改めて残業について考えてみました。

労務費も人材採用も会社の負担

残業時間が多い会社や、残業しないで帰るなんてありえないみたいな雰囲気がある会社のことを考えてみましょう。これは端的に言うと、上司がそう思っていて、その周りにいる人もそれに逆らえずに残業しているってだけなことが多いのではないでしょうか。新卒採用を毎年採用しているような会社で、残業しないのはあり得ないという文化が根付いている会社だと、上司もその上司も、その上司の上司もそう思っていることが多いのでこの「文化」を変えるのは容易ではありません。(といか、こういう文化がある会社の文化を変えようとするくらいだったら自分が仕事する会社を変えた方が断然楽だと思います。)

こういう文化があってかつ大きい会社を想定してみると、少し不思議なことがあります。残業時間が多くなると、法律的には残業代が発生します。(裁量労働制ではなく残業代が出ない会社に勤めている人で、かつ自分が働きたいわけではないのに残業させられている場合は、さっさと別の会社に移ったほうがいいと思います。)法律的に発生する残業代を負担するのは、雰囲気を作り出している人ではなく会社です。仮に雰囲気ではなく業務命令として残業させる場合でも一緒で、業務命令を出すのは基本的には上司ですが、発生した残業代を負担するのは会社です。これって、不思議なもので部下に残業させる権限を持っている人は残業させてコストを増やすのに、費用は負担しないんですよね。少しいい方は悪いですが、そういう立ち位置に立てるのであれば、部下の残業時間は法律に触れないギリギリいっぱいであった方がいいに決まってますよね。(残業時間が周囲と比べて明らかに多かったりすると、減らす指示を上から受けることがあるかもしれませんが、そうは言っても減らされた制限のギリギリいっぱいを攻めるのは間違いないでしょう。)

話はすこしそれますが、残業以前にその会社に入ってくる社員はどうやってその上司のもとに来るのかを考えてみます。個人事業主や、経営者の方であれば、自分と働く人を自分が採用することはあると思います。人数が少ない会社であればあるほど、この傾向が強くなると思います。(そもそも、人数が少ない会社は大規模に新卒採用して人を育てる余裕なんてないですからね。)特に新卒採用で入ってくる社員なんて、大企業であればあるほどその会社の知名度をベースに応募しているのが大半ですから会社の看板のおかげで入ってきている人が大部分なわけです。会社の看板のおかげで入ってきた社員が部下になる構造が、新卒採用では出来上がっているわけです。会社は経費をかけて採用を行うわけですが、その費用も上司は負担しないわけです。大企業で新卒採用をしている会社だと「当たり前」かもしれませんが、世の中そんな会社ばっかりではないんですよね。

自分の給与は上司が決める?

さて、残業の話に戻ります。大企業であれば、会社にいる人数が多いので社長が個別の社員の評価をすることはまずないでしょう。そうすると、必然的に自分の評価は自分の上司がやることになるわけです。上司の上司や管理職まで絡むかもしれませんが、少なくとも自分の直属の上司の評価が無いことは無いわけです。会社の中の評価で決まるものは、会社によりけりでしょうが、ボーナスや昇進の査定をされることが多いのではないかと思います。サラリーマンの場合会社から支給される給与は、「月額で決められた基本給」+「残業代」+「ボーナス」+「各種手当」がメインになると思います。昇進するかどうかで(ある程度までは年齢を経るにつれて、基本給が上がる会社もあるかもしれませんが。)基本給が、半期ごとの査定でボーナスが決まることが多いかと思います。残業代は、「基本給をベースに計算された残業時の時給」×「会社から認められた残業時間」の分支給されるのが通例かと思います。結局のところ、基本給もボーナスも直属の上司の「評価」が決めていることになります。この、自分の給与は直属の上司が決めている構造が実は残業時間が長くなる原因だと私は考えています。というのは、上司は残業代を自腹で払う必要なく部下を上限ギリギリまで働かせることができ、かつその部下の評価を自分がやる構図になっているからです。部下に仕事をしてもらうために、残業時間が長いことが良いという「雰囲気」を作って、それに従わない部下の評価を落とすこともできるような構造になっているわけです。(もっとも、残業時間が長い文化がある会社は、ここで言っている「雰囲気」を作ろうが作るまいが、上司自身が残業をしないことはありえないって思いこんでいる可能性も大いにありますが。)

残業代が上司のポケットマネーから出るとしたらどうなるか?

先ほど紹介した構造を、私は日本企業で残業時間が長くなる仕組みだと考えています。この仕組みを組織の中から変えることは、困難ですしやる意味もないと思っています。ですので、こんな思考実験をしてみました。それは、「部下に命ずる残業の残業代を、上司がポケットマネーから出すとしたら残業時間は減るのか?」というものです。というのは、税金を計算するとややこしくなるので単純に計算していますが、基本月給25万でフルタイムで働いている人が月45時間残業するのを1年間続けるとざっくり100万円くらい残業代が発生することになります。年間100万円は、上司がどのくらいもらっているか次第で重さが変わってくるでしょうが、日本企業のサラリーマンを想定しているので年収は多くても2000万円くらいまでを想定しています。そうすると、一人の部下に月45時間残業させるだけでも、100万円ですからそんなに軽くはないと思います。これを実際にやってみたら、私の感覚としては残業時間は減るんじゃないかと思っています。というのは、人間は自分の懐に影響を及ぼすことには敏感だからです。むしろ、上司から残業するなって言われるようになったら面白いと思っています。

そんなの無理だから考えても意味がないと思われる方もいるかもしれません。それはその通りで、実現は不可能な思考実験です。私がここで言いたいのは、残業が減らないと漠然と悩むのではなくて、思考実験をしてみると残業がなぜ減らないのか?そして残業を生み出している仕組みが明確になるということを言いたいわけです。結局のところ、自分の懐が痛まないことは人間は本気にならないんでしょうね。おそらく。これは、思考実験をやった個人の感想なので反対の意見や、明らかに間違っているところがあれば、コメントかお問い合わせ欄から連絡をいただけるとありがたいです。スパム判定されたり荒らしでなければ、回答させていただきます。(お問い合わせ欄に記入して送信いただけると、私宛にメールが届くようになっているので、コメントは書きたくないけれど言いたいことがあるって方はぜひ使ってみてください。だいたいのブログはこういう仕様になっています。)

まとめ

今回は、いつもと毛色の違う残業について書きました。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

雑記

Posted by tokyu351