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就活で大企業がいいのかベンチャーが良いのかで迷ったら~この論争には意味がないけど一つだけ思うこと~

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

今回は雑記です。前回の雑記では今週のハマスカ放送部の音響機器特集について書きました。今回は、いつもと毛色の変わった記事で就活で新卒入社するなら大企業がいいのかベンチャーが良いのか論争について思うことを書きます。

そもそも自分の力で稼げれば就職する必要はない

読者の方は、すでに働いている方でしょうか、それとも学生の方でしょうか、それとも働かずに生活できる財力を持っている方でしょうか。どんな方でもいいんですが、それぞれ見え方が違ってくるかもしれません。私自身は、大学まで進学しそのあと就職活動をして企業に就職しました。今から思い返すと、就職活動をしていたころの自分は何もわかっていなかったなと思うときがあります。とはいえ、とりあえずエントリーシートを出し面接を受け内定をもらったわけですから、新卒入社の採用はよくわかっていなくても乗り越えられてしまうものだと思っています。

大学を卒業するときに、大多数の同級生が就職活動をして何かしらの職につくのが大きな方向性でした。これは、日本に新卒一括採用の文化が残っている限りあまり変わらないかもしれません。当時の私は、就職活動をやってどこかの会社に内定をもらって、卒業後働くのが「当たり前」だと思っていました。この当たり前という感覚が恐ろしくて、他の可能性を無意識に見えなくしてしまう特性を持っています。今思うと、別に就職活動をしなくたって、内定をもらえていなくたっていいし、もっと言うと学生である時間を伸ばすために留年してもよかったのではないかと思うくらいです。(私が就職活動をしていたのは、奨学金の返済をしないといけないと思っていたからなんですが、これも今からよくよく考えると、収入が少なければ返済を猶予してもらえるシステムがあるので、どうしても返済が無理なら猶予してもらうことだってできたじゃないかと思います。)

さらに当時考えてすらいなかったのが、自分の力で稼げるのであれば就職する必要はないということです。ここ数年、学生の頃からYoutuberを始めて大学を卒業するころには、就職してサラリーマンとして働くよりも多い収入を得ている方だっているわけです。私が学生になった頃(10年くらい前)は、Youtubeの動画配信で収入を得るという発想が無かったです。もしかしたら、この時代に学生をしていたら動画の1本や2本作っていたかもしれません。仮にYoutubeチャンネルが収益化していたとしても、Youtuberの道を歩んでいたかどうかは別の話ですがね。そう思うと、自分の力で稼げる力を持っていれば就職活動なんてやる必要はないわけです。今回、新卒入社で大企業がいいのかベンチャーがいいのかについて書きますが、大前提としては大企業かベンチャーかに関わらず、自分で稼げる力を持っていれば企業に就職する必要性はなく、その力がないから企業に就職しているという考えがあります。

新卒採用の就職活動

新卒採用の就職活動を振り返ってみると、エントリシートを提出して、書類審査があり、書類審査に通ると面接があり、面接が何回あるかは企業によりますが、面接に通ると内定をもらえるという流れでした。私は、コネをそもそも持っていないのでわかりませんが、いわゆるコネ入社と言われる採用の場合は書類審査も面接もなく採用される場合があるんでしょうかね。経験が無くてわからないので、ご存じの方がいれば教えてください。

ここで、2022年の18歳人口を考えてみましょう。18歳人口はおよそ118万人です。新卒採用では、学歴フィルターがあるという話がありますが、旧帝国大学の定員を見てみると約2万人です。つまり、旧帝国大学の定員割合は同世代の人口比でいうとざっくり2%になります。(旧帝国大学の定員はそれほど変わっていませんが、かつて18歳人口が多かった時代は同世代人口の1%程度だった時代もあるようです。)ここで考えてみて頂きたいのが、日本の大企業の旧帝国大学卒の人の割合が2%より多いかどうかということです。2%というと、100人のうち2人いるかどうかという割合です。おそらく、日本の大企業にお勤めの方は周りで働いている方の旧帝国大学卒の人の割合は2%より多いはずです。18歳人口の中から、ランダムに選ぶと2%の確率であるはずなのに、その会社に入社する人は2%より高くなっているということは、何らかのフィルターが掛っているわけです。これが、いわゆる学歴フィルターなんでしょう。

新卒入社の場合エントリーシートや面接で、「志望動機」「入社してやりたいこと」「なぜこの会社を志望したのか」等々を聞かれるわけですが、いざ入社してみると採用された側の意思とは関係なく指定された部署に配属されるのがよくある話だと思います。私は、入社して感じたのは、新卒採用で「やりたいことは何か?」とか「志望動機」とかを色々聞いてきた割には、どうせ本人の希望は関係ないんだから、採用の時のやりとりは無駄なんじゃないかと思っていたくらいです。小さい会社だと話は変わってくると思いますが、大企業の場合は自身の希望とは全く違う部署に配属になることもよくある話だと思います。採用にもコストがかかっているのに、なぜこんな無駄なことをするんだろうかと思った記憶があります。(こんなことを考えている時点で、大企業で仕事をするのが向いていなかったのかもしれません。それもあとから思ったことですが。)

結局のところ、大企業の場合採用の時点で希望の部署に配属されたとしても、そのあとどんな部署に行くかということについて、自分の希望が必ず通るなんてことまずありません。そう考えると、会社が新卒採用者に求めているのは、仕事をする能力は持っていて会社の言うことには従順に従ってくれる社員になることだと思うわけです。新卒採用者には、専門性や職務経歴を求めていないわけで、求められていることは「地頭の良さ」と「能力は高いが会社の命令には従う」ことでしょう。そう考えると、能力の高さを評価するうえで学歴でフィルターを掛けるのは合理的だと思います。大学入試の問題は、「新しい何かを生み出す」ことではなく、「大量の情報を短時間で処理する能力」と「既知の情報を整理する能力」に重きを置いているわけです。実際、仕事をする上でも情報処理能力が高いに越したことはないですし、逆に情報処理能力が低いと仕事が滞ってしまうので良いことは無いはずです。

何が言いたいかというと、新卒一括採用では学生に専門性や職務経歴を求めない以上、学歴フィルターを適用するのは合理的だし、情報処理能力が高く会社の指示に従順な人間が求められるということです。(異論・反論・ご指摘がありましたら、コメントかお問い合わせフォームでお知らせください。)

新卒一括採用で大企業かベンチャーか悩んだら大企業に行った方が間違いなく良い

新卒一括採用で求められることを考えてきたので、タイトルで書いている「就活で大企業とベンチャーとどちらがいいのか」について考えていきます。結論を言ってしまうと、大企業とベンチャーで悩んでいてかつ選べるのであれば新卒一括採用では大企業に入社した方が良いです。

これを言いきっていいのか?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私は大企業を選ぶのが間違いなく良いと思います。その理由は簡単で、日本の大企業は新卒一括採用以外でほとんど採用をしていない企業があるからです。つまり、大企業とベンチャーで悩んでいて選択できる場合、新卒一括採用で入社しないとそのあとどう頑張っても入社できなくなってしまう可能性があるということです。特に、世に言うホワイトで給料が高い会社はそんな会社が多いでしょう。考えてみれば簡単な話で、ホワイトな会社であれば激務な会社と比べると退職する人の絶対数が少ないので、中途採用で外から人を採る絶対数が減ります。また、ホワイトで給料が高い会社ということは、寡占市場で競争が少ない場合か、ある分野で他社の追随を許さない圧倒的なシェアがある場合が多いわけで、そういう会社は新しいことにチャレンジしていないわけではないでしょうが、会社全体としては競争の少ない市場で儲けていることになるので、市場が急激に成長する可能性は小さいです。そうすると、急激に社員数を増やす必要が無いので、必然的に毎年新卒一括採用をある程度の人数していれば、社員の数はまかなえることになるわけです。こんな会社に、中途採用で転職できる余地があると思いますか。ほぼ可能性はないでしょう。というわけで、新卒一括採用で大企業かベンチャーか悩んだら大企業に行くのをお勧めします。そして、大企業が合わないなと思ったら、その時自分が向いている方向性を考えればいいと思いますし、大企業が合っていると思う方は、そのまま大企業にいればいいと思います。

大企業入社→ベンチャーへ転職の場合

新卒一括採用で、大企業とベンチャーのどちらを選ぶかについて考えてきました。次は、新卒入社で大企業に入ったけれど、何らかの理由で大企業からベンチャーに転職したいと思った場合を考えてみます。転職するにあたって、新卒一括採用と違って職務経歴書を求められる場合が多いと思います。転職で聞かれることって、「今までのあなたの職務経歴」が「どんな専門性を持っていて」、職務経歴に基づいたあなたの能力を「転職したい会社」で「どう生かせますか」ということに尽きます。転職の場合、入社した場合の立ち位置やポストが採用する会社の中で決まっていることが多いので、志望者の職務経歴に基づいた能力が採用したいポストとマッチングするかどうかで採用が決まるはずです。(採用担当者をしたことは無いので、違っていたらごめんなさい。)

大企業から転職する場合、職務経歴を書くときに自分の担当した業務は細分化された一部であったとしても、大きな枠組みから話を始めれば、ある程度の内容を書くことができるはずです。(職務経歴書がストーリー立てて書けないのであれば、転職はやめた方がいいと思います。自分の中で自分の職歴を何かしらのストーリーを立てて話せないのであれば、他人がわかるわけないんですから。)これが、大企業のメリットです。悪い言い方をすると、自分が何も考えずにその仕事をしていてもその背景には、何かしら解決すべき課題があるわけで、目の前の仕事を進めていれば解決すべき課題を解決しようとしていることにはなるわけですから。

また、大企業は人数が多いので管理職にならなくても、リーダー的な立ち位置に立てることがメリットです。数十人いる課とか、100人近くいる部なんかを実際に見たことがあります。大企業にいるとあまり違和感を持たなかったんですが、冷静に考えると100人の「部」なんて、小さな会社の全員よりも人数が多いですからね。大企業はピラミッド構造になっているので、管理職にならなかったとしても、新人に教えたりすることを求められることがあります。これって、大企業ならではのことです。人数少ない会社なんて、学生を卒業してすぐの人を新卒採用する余裕なんてないですから。

ベンチャー入社→大企業へ転職の場合

大企業からベンチャーに転職した場合を考えましたが、今度は逆を考えてみましょう。ベンチャーから大企業に転職しようとする場合、職務経歴書を書いたり、志望者の能力と採用する会社のポストがマッチングするかどうかは大企業からベンチャーに転職する場合と同様に必要となってくる要素です。ベンチャーから大企業に転職しようとした場合、一番懸念されるのが、「(ルールがたくさんある)組織の中で働けるか?」ということだと思います。大企業って、歴史があって人数が多い分、ルールが事細かに定められていることが多いです。また、大企業は新卒一括採用で入社して転職したことが無い方もたくさん働いているので、その組織の「文化」が形づくられている場合が多いです。新卒入社からずっとその会社で働いている方は、「当たり前」だと思っていることでも、社外から来た人からすると「謎」だったりすることがあります。(多かれ少なかれ、どんな会社でもあると思います。)そういうことに対応できるか?ということは、マッチングを考えたときに非常に大事になってくると思います。

また、ベンチャーの「部長」と大企業の「部長」では抱えている部下の数が全然違うことがよくある話でしょうから、その辺の肩書もどうなるかはわからないところではあります。あとは、ベンチャーは人数が少ないときは特にそうですが、新しい人を教育している余裕なんてないことがよくある話だと思います。一方で、大企業は新卒採用した新人に対する教育は充実していますから、教育の差はあると思います。

私は、新卒採用で大企業かベンチャーかで悩んでいるのであれば、大企業に行くことをおすすめしますが、ベンチャーに行くことを否定はしません。むしろ、どうしても行きたいベンチャーがあれば行くべきだと思います。ふわっと時間を過ごしていることが一番無駄ですから、行きたいと思ったら行けばいい話で、進んでいるうちに「合わないな」とか「やっぱり大企業行きたい」と思ったらその時に方針転換すればいいだけの話です。

大企業に新卒入社してずっといると気づかないこと

最後に、本編とは関係ありませんが、大企業に新卒入社してずっとその会社に勤めていると気づきにくいことを紹介します。まずは、福利厚生の充実です。大企業であれば、会社で独立して健康保険組合を持っていることもあって、中小企業よりも健康保険料が割安になります。また、給与面でも大企業は恵まれています。赤字でもボーナスが出るような会社も大企業ではあるはずです。これは、社員のモチベーション維持のためという名目ですが、そもそも資金繰りに困っている会社であれば、赤字でボーナスを出すことはできません。もう一つは、良いかどうかは置いておいて、新卒一括採用で採用された同期入社の人がたくさんいることです。色々な部門に、同期入社の人がいるというのは、大企業では当たり前なのでメリットと感じないかもしれませんが、非常に大きなメリットです。ベンチャーだったら、中途入社が大半なので同期入社なんて概念が存在しませんから。あとは、大企業にはやっぱり能力が高い人が多いということです。大企業の中にいると、能力が低い人がたまにいてそういう人に目がいってしまいがちですが、全体の平均を見れば優秀な人(優秀だった人も含めると)が多いです。学歴フィルターをかけて採用しているのであれば、なおさらです。

これらのことは、大企業では当たり前だと思っていても、一歩外に出れば当たり前ではないことの一部です。当たり前のように恩恵を享受していると気づかないですが、恩恵だったことは失ってから気づくものです。

まとめ

今回の記事は、いつもと毛色の違っていて就活で新卒入社するなら大企業がいいのかベンチャーが良いのか論争について書きました。好評であれば、続編を書きたいと思います。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

雑記

Posted by tokyu351