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大企業を辞めて1年経って振り返る~消耗しながら会社に通う価値があったのか?~

2022年10月30日

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

今回は雑記です。前回の雑記では、北海道旅行記の連載2本目を書きました。今回は、大企業を辞めて1年くらい経ったので1年経って振り返りつつ、消耗しながら会社に行く価値があったのかどうかについて書きます。読者のみなさんが置かれている環境は、それぞれ違うでしょうから画一的にどうすればいいと言うことはできませんが、私の個人的な考えを書いていきます。何かしら生かせる方がいらっしゃったら幸いです。この記事は、サラリーマンとして働いている方向けの記事なので、自分で会社を持っている方や自営業で事業をされている方、資本をたくさんもっていて投資家として生きておられる方には当てはまらない内容になっています。

大企業の給料は高かった

最初から、お金のことかよと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、サラリーマンとして働く以上給料について考えるのは当然だと思います。はっきり言えるのは、大企業の方が小さい会社と比べると給料は高いです。(というか、自分自身の経験として高かったです。)理由は、考えれば簡単で大企業であれば、持っている資金が多いのでそれだけお金に余裕があるわけです。大企業だったら、会社の決算が赤字でもボーナスが出ることはあるでしょうが、中小企業であればボーナス自体がそもそも無いこともよくある話です。ボーナス込みで額面年収を計算すると、個人的には大企業にいた頃と比べると3割くらい減りました。給料が3割減ったらなかなか苦しいですよね。。。

入社してくる人は選抜されている

次に感じたことは、大企業に入社する人は選抜されているということです。新卒入社に限らず、大企業に入社してくる人ってある程度のフィルターが掛っていると思います。これは、新卒入社で大企業にずっといると感じにくい(感じにくいというか、ある程度以上能力がある人を選抜しているのが当たり前になっているので、選抜されていることを感じられないという方が正しいかもしれません。)です。大企業に入社する人を、新卒入社で考えてみると、大企業の知名度と看板のおかげでたくさんの就職活動をしている学生が応募してくれます。その中から、入社する人を選抜するわけですから、能力が高い人を選抜できるのもうなずけるわけです。一方、中小企業であればそもそも大企業と比べると知名度が低いので、応募してくれる人の母数が減ります。そうすると、選抜する以前に応募してくれる人が少ないので、その少ない応募してくれた人の中から入社してくれる人を選ぶことになります。おのずと、大企業と比較すると能力で足切りしたりすることは難しくなります。そういうわけで、大企業に入社する人は選抜されています。

働かないおじさんは仕組みが作り出したもの

ある程度以上の規模の会社にいると、自分の隣にいるかはわかりませんが、普段何しているかよくわからない、通称「働かないおじさん」はいませんか。若手は、能力があろうがなかろうが働かされるので若手で働かないのは難しいですが、ある程度以上の年齢になってくると、出世コースから外れて会社にしがみついている人がいるんじゃないかと思います。昔と比べたら数は減っているかもしれませんが、今でも一定数はいると思います。働かないおじさんが生まれる理由は何なんでしょう。理由は単純で、出世が年功序列で解雇規制が厳しい会社では出世が望めなくなったら働かないのが一番合理的だからです。出世が年功序列になっていると、若手のうちは役職や給与に差をつけず働かせて、途中から出世に差がついてきます。新卒一括採用をしている会社であれば、同期入社の社員同士で出世に差が付き始めると、その差をひっくり返すのは難しくなります。(絶対ひっくり返っせないというわけではありませんが、出世に差がついているということはよっぽど頑張らないとその差を埋めることは難しいです。)会社の構造はピラミッド構造になっていて、役職が上がれば上がるほどポストの数は減っていくので、出世していった選抜されたメンバーの中でさらに出世競争が行われます。つまり、出世コースから外れるとそこから出世するコースに乗ることは困難になっていきます。ある程度の年齢になって、他社へ転職する力もなければ今いる会社にしがみつくことになるのは当然の流れです。しかし、出世コースからは外れているので、役職があるわけでもなくずっと会社にいる人になるわけです。皮肉なことに、年功序列の給与体系になっていると、若手の頃より給料は高くなっています。そうすると、自分の出世が望めないが会社にしがみつくしかない状態になり、いつしか働かないおじさんの完成です。もし、働かないおじさんを無くそうとしたら年功序列の給与体系を壊せばいいじゃないかという話になりますが、大企業であればあるほど現状の年功序列の給与体系で給料をもらっている"既得権益"を持っている人が多いので、そう簡単には崩せません。

当たり前といえば当たり前の話なんですが、私は小さな会社で働くまでこのことに本当に気づくことはできませんでした。小さい会社で働いた時に、周りには60歳近い年齢で働いている人がいました。60歳近い年齢であれば、大企業であれば役職定年を超えたか超えないかくらいで、働かないおじさんになっていてもおかしくない年齢です。しかし、60歳近い人もちゃんと働いているんです。その理由を考えてみるとはっきりしていて、人数が少ないので働かないで会社にしがみつくことができないからです。また、小さい会社で人数が少ないので大企業のようなはっきり年功序列になっておらず出世どうこうもほとんど関係ありません。人数が少ないこともあって、それぞれのメンバーにそれなりの権限があるのでやる気をなくすこともなく働けるんじゃないかと感じました。これって、結構大事なことで大企業は出世のピラミッド構造を保つために、出世コースから外れた人から権限を奪ってしまう仕組みになっているんです。そうすると、出世コースから外れた人はやる気をなくして、働かないおじさん化してしまう仕組みになっているんだと思います。みなさんの会社はいかがでしょうか。

ルールは簡単に増やせるが減らせない

大きな会社だと、山ほどルールがあったりしませんか。例えば、過去に会社でカッターを使ってけがをした人がいたからという理由で、社内でカッター使用禁止だったり、裏紙を使うのが禁止だったり、レンチを使うのが禁止だったり。。。細かいことを挙げるときりがないですが、企業は何か事故が起こるとそれを再発させないようにどうしたらいいかを考えないといけないので、結局原因になったものの使用を禁止するって形に落ち着きがちです。たしかに、カッターを使ってけがをした人がいた場合の対策を考えろを言われたら、カッターの使用を禁止するくらいしか策がありませんが。。。カッターの使用は一例ですが、こうやって一つ一つルールが作られていきます。何かが起きた場合、簡単にルールが作られます。ルールを作る簡単さと比べて、ルールを減らすことは困難です。というか、ほぼ不可能です。過去に何かが起きて作られたルールを無くそうとすると、ルールを無くす合理性とルールを無くしたときに起こりうるリスクの検証が求められます。正直、ルールを無くしたときのリスクなんて悪魔の証明みたいなもので、完全に行うことは不可能です。なので、一度作られたルールを減らすのは事実上困難です。そうやって、積みあがったルールの中で仕事をするのは非合理的だと感じつつ、ルールを減らすことはできないので、ルールの中でやるしかないのが実際のところです。

一方、小さかったり新しい会社はそれほど事故が起こっていないので、細かいルールはできていないことが多いです。歴史を重ねていくと、ルールは増えていくんでしょうが、新しければ新しいほど必要最低限のルールしかないことが多いはずです。逆に言うと、細かいルールは少ないですが業務にマニュアルが作られていることはほぼ無いでしょうから、マニュアル通りに仕事をしたい方には小さい会社や新しい会社は向かないでしょう。ルールに縛られずに自由にやりたい方には、大企業と比較すると自由に動けるようになることは間違いないはずです。

転職しても労働者であることは本質的に変わらない

ここで、元も子もないことを言いますが大企業であれ、小さい会社であれ、従業員としてサラリーをもらう立場であれば、労働者であることは本質的に変わりません。例えばの話ですが、勤めている会社が倒産したとします。従業員の立場であれば、倒産したあとの給与はもらえなくなりますが、それ以上の責任を求められることはありません。経営者であれば、経営責任が問われますし、株主であれば自分が出資した株式の分の損失を被ることになります。しかし、従業員であればサラリーが無くなるだけで自分のお金をもっていかれることはないわけです。と考えると、経営者や株主と比較すると責任は問われない立ち位置であると考えられます。

しかしながら、サラリーマンであれば収入を会社からの給与に依存している場合が多いでしょうから、会社が倒産して毎月の給与が無くなることは生活に直結してくる場合が多いでしょう。結局、自分の労働時間の対価として給与をもらうことが仕事をする目的であれば、大企業であっても小さい企業であっても本質は一緒です。

給与をもらうことが目的なら大企業にいるべき

最終的に私自身がどういう結論に至ったかというと、給与をもらうことが目的で仕事をするのであれば大企業にいるべきだということです。生活するために労働するのであれば、自分の時間の換金レート(給与を時給換算した額のことを言っています)が高いに越したことはないわけです。一般的に、大企業の方が同じ仕事をしていたとしたら給与は高いことが多いです。小さい会社の方が成長する余地があるという意見もあるかもしれませんが、小さい会社が成長したときの利益は自分が経営者か株主でないとほとんど享受できないので、従業員の立場ではあまり関係ないです。成長が見込める産業と、斜陽産業を比べると、成長が見込める産業の方がいいでしょうが。

仕事に給与以外のものを求めるのであれば、大企業が良いとは限らない場合があります。給与以外のものというと、例えばやりがいだったり、自由さだったり、自分の権限であったり、求めるものは人によって違うと思います。ただ、そうは言っても、権限の大小はあれ大企業の方がスケールの大きい仕事に携われるでしょうし、使える金額も大きくなります。そういう、大企業だからこそ持っている資本力の大きさや仕事をスケールの大きさを鑑みても、それでも大企業にいることに窮屈さを覚える人であれば、大企業から出てみてもいいのかもしれません。逆に言うと、それくらい大きな意思が無いと大企業から出て転職するメリットは薄いと思います。

まとめ

今回の記事は、大企業を辞めて1年くらい経ったので1年経って振り返りつつ、消耗しながら会社に行く価値があったのかどうかについて書きました。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

雑記

Posted by tokyu351