【転職未経験者向け】転職したい理由を整理して転職を成功させる3つの方法

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みなさんこんばんは。この記事を書いている東急三崎口です。

この記事では、転職未経験者の方向けに今の会社から転職したい理由を整理して転職を成功させる3つの方法を解説します。

私のプロフィールはこちらです。

【プロフィール】
名前:東急三崎口
経歴:学生の頃から半導体の研究を始め、半導体メーカーで約3年勤務。ロジック半導体・メモリ半導体が専門
私の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

私は、理系の大学に入り大学院まで進んだあと、新卒で大企業のメーカーに入社しました。
新卒で入社してから1年くらい経って、「この会社にずっといていいんだろうか?」という気持ちを感じるようになりました。
しかし、実際に新卒入社したを退職するまで半年以上かかってしまいました。

この記事では、転職してみたいと思う感覚から、転職したい理由を整理して、転職を成功に導く方法を3つに絞って解説します。
解説する内容を実践していただくことで、自分が転職したい理由を整理して、希望に合う転職先を見つけることができるようになります。

記事で解説する方法はこちらの3つです。

【転職したい理由を整理する方法】
1.今の会社・職場に対する不満を書き出す
2.転職したい理由を明確化
3.不満が解消できる方法を探す

目次

今の会社・職場に対する不満を書き出す

【転職について考える最初のステップ】
自分の気持ち(感情)に正面から向き合う
→今の職場で不満に思っていることを書き出し、何が不満なのかを整理する

まず最初にやることは、転職したいと感じている今の会社・職場に対する不満を書き出すことです。

不満と言うとトゲがあるかもしれませんが、今の会社や職場に対して自分自身が満足していない点を書き出すのが目的です。現在の職場に完全に満足していれば、不満は思い浮かばないかもしれません。そういう方は、今の職場の居心地がいいわけで、特に問題ありません。

しかし、転職したいと思うことがあるのであれば、何かしら今の会社や職場に満足していない部分があるはずです。それを、できるだけ具体的に尽きるまで書き出すのが大切です。書き出す時には、紙とボールペンを用意して見えるように書き出すのが大事です。頭の中だけで考えるのではなく、視覚的に見えるようにしましょう。

紙とペンを用意して、会社や職場への不満を書き出す

頭の中だけで何が不満なのかを考える

この時、必ず紙とペンを用意して「書き出す」ことがとても大事です。
頭の中だけで何が不満なのかを考えていても、堂々巡りになってしまいがちです。
一方、紙に書き出すと頭の中から自分の考えを出して、客観的に見ることができるようになります。

例えば、今の職場への不満が職場の人間関係が悪いことだったとしましょう。
頭の中で考えている段階では、漠然と「人間関係が悪い」と感じています。
紙に「職場の人間関係が悪い」と書き出してみると、「誰との人間関係が悪いんだろうか?」と考えることができるようになります。
このように、紙に書き出すことで自分が頭の中で考えていることを客観的に見ることができるようになります。

10分もあれば書き出すことができると思うので、ぜひこの場でやってみてください。

会社や職場に対する不満を書き出すことは、ネガティブなイメージなことが並ぶことが多いです。しかし、それは自分自身が会社や職場に感じていることです。つまり、会社や職場の環境が自分の理想からずれていることを意味しています。この自分の理想とのズレを認識することがとても大切です。

転職したい理由を明確化

【転職したい理由を明確化するときの方法】
今の職場への不満をもとに、自分が求めている環境を思い描いてみる
→自分が重視する環境を順位付ける

今の会社・職場への不満を書き出すことができたら、転職したい理由を明確化するステップに移ります。

まずは、自分が会社や職場に対して不満を感じていることが、なぜ不満なのかを具体的に考えます。なぜ不満なのかを具体的に考えたら、その不満を解消したい順番に並び変えていきます。
それぞれ具体的にどうやったらいいのかを説明していきますね。

なぜ不満なのかを具体的に考える

会社や職場への不満を書き出せたら次に考えるのは、書き出した不満について「なぜ不満なのか」を具体的に考えることです。

なぜ不満なのかを1つ1つ考えていく時には、少し時間を取って考える必要があります。なぜなら、自分が不満に思っている感情を起点にして、不満の原因を探っていく必要があるからです。

自分が書き出した不満をもとに、その不満が生じている理由を考えていくことになります。例として、私が感じていた会社や職場への不満として書き出したことをもとに考えてみます。

・常に納期に追われている
・残業が多い
・会社の将来性が見えない

1.常に納期に追われている

私が開発部門で働いていたので、常に納期に追われていることに関しては、苦しかったです。1つの仕事の納期が終わっても、別の納期がやってくるループが続いていました。どれだけ頑張っても、納期から解放されることは無い構造になっていたわけです。

納期から解放されることのない構造になっていた職場にいたので、その原因を考えてみると、自分が納期から解放されない職場にいることが根本的な原因だと考えました。会社の中で納期が無い職場は無いと思いますが、次から次に納期がやってくる職場から、納期に余裕がある職場に移れば解決するわけです。

会社や職場への不満の原因を考えるときに大事なのは、「○○できない」ではなく、別の職場に移ったら解決できるというような、○○すれば解決可能という方向性で考えることです。
「今の職場にいるから」納期がひっきりなしにやってくるループから逃れることはできないと考えてしまうと、解決策が出てこなくなります。

○○できないと考えてしまうと先に進めなくなってしまうので、現実的にできるかどうかは置いておいて、どうやったら解決できるかを考えることがとても大事です。

2.残業が多い

2つ目に考える、残業が多いことについては、多くの方が働いている職場であてはまるのではないでしょうか。仕事量が多くて残業をしないと仕事が終わらない場合や、繁閑差の大きい仕事の場合は残業をせざるを得ない場合があると思います。

残業が多いことの原因を考えると、私の経験では2つありました。1つ目は、そもそも業務量が残業ありきの配分になっていることです。2つ目は、会社や部署に「残業をやっている=頑張っている」と考える文化があり、残業をしないことが明示されていないにしても、悪いこととして捉えられる環境があることです。

これら2つの原因を考えると、残業時間を減らそうとした場合取る選択肢としては、「業務量が少ない部署に異動する」か「残業を頑張っていると捉えない部署に移動する」ことが考えられます。とはいえ、会社全体に残業=頑張っていると捉える文化があるとかなり苦しいです。

3.会社の将来性が見えない

3つ目の会社の将来性が見えないことに関しては、働いている会社のビジネスモデルでほとんど決まります。

従業員として働いている以上、大きな会社では会社の方向性を変えることはできません。

会社が置かれている環境はそれぞれ違いますが、競合他社との競争が激しい業界であればその競争に勝ち残っていかないといけません。

私の場合は、競合他社との競争が激しい業界にいるにもかかわらず、他社との資本力の差が大きく、先んじて研究開発を行おうとする姿勢が会社の方針から感じられませんでした。
これが、私の感じた会社の将来性が見えないという意味です。

会社の将来性について、どの視点で見るかは会社によりけりだと思いますが、会社の将来性を感じられない場合、将来性を感じることのできる会社に移るくらいしか解決策が無いです。

書き出した不満を自分が優先したい順番に並び替える

ここまでくれば、みなさん自身が会社や職場に感じている不満と、その原因が列挙できているはずです。次にやることは、原因がわかった会社や職場への不満のリストを、自分が改善したい順番に並び替えることです。

何を言っているのかについて、私の例で説明します。私があげた職場への不満はこの3つです。

・常に納期に追われている
・残業が多い
・会社の将来性が見えない

この3つの項目を、不満に感じている理由を踏まえて、自分がどれを優先するかを順位付けしていきます。

ここで考えるのは、会社や職場に対する不満と原因を考えたうえで、自分が働くときに最も大事にすることは何かを考えるということです。

3つの例で言うと、私は会社の将来性が見えないことが一番大きな不満でした。
残業が多いことや、常に納期に追われていることよりも、会社の将来性が見えないことが一番解決したいことだと感じたわけです。

複数ある不満に対して、何を優先するかは人それぞれの考え方・感情・置かれている環境によって変わります。
例えば、独身の人と家族を持っている人では、優先順位が大きく変わるでしょう。

優先順位を付けることができれば、自分が優先することをはっきりさせられますし、自分の優先順位が高いものに合わせて求人を探すことができるようになります。

不満を解消できる求人を探す

ここまでくれば、みなさんが会社や職場に対して不満に思っていることとその原因が、自分の中の優先順位を付けた形でならんでいるはずです。

あとは、今回作ったリストの1番目から改善する方法を探していけば、自分が重視することを実現できる仕事探しができるようになっています。

ここで注意していただきたいのが、改善する方法を探す時に転職ありきで考えないということです。というのは、転職すれば今の不満が解決できるように思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
転職先の会社では、今の会社で感じていない部分が不満として出てくる可能性もありますし、実際に転職したい会社の実態を入社する前に知ることはかなり難しいです。

ですので、まずは会社や職場の不満をリストアップしたリストの中で、自分が優先度を高くした項目について、今いる会社で不満を解消できないかを考えてみることが重要です。

例えば、残業時間が長いことを解消したい場合は、残業時間が短い部署へ移動したいと申し出ることや、別の部門に移動するのも一つの方法です。部署移動をしなかったとしても、今いる部署の上司に相談することだってできるはずです。将来的に転職をするつもりでいれば、相談をすることも可能になるので、是非今いる会社や職場で不満を解消できないか考えてみてください。

リストアップした内容を解決する方法に関しては、いくつかの選択肢があり、その中に転職することも入ってくる方もいらっしゃるはずです。

実際に転職したい場合には、転職サイトを使うと便利です。理系の人で転職を考えている方向けに、おすすめの転職サイトを3つ紹介しているので是非読んでみてください。

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まとめ

この記事では、転職未経験者の方向けに今の会社から転職したい理由を整理して転職を成功させる3つの方法を解説しました。3つの方法をおさらいします。

【転職したい理由を整理する方法】
1.今の会社・職場に対する不満を書き出す
2.転職したい理由を明確化
3.不満が解消できる方法を探す

1,2,3の順番で紙とペンを準備するだけで、自分が転職したい理由を明確化できるようになっています。この記事を一つのきっかけとして、是非転職したい理由を明確化してみてください。

このブログでは、転職以外にも半導体・カラオケ・雑記の記事を書いています。興味がある方は、こちらからホームをご覧ください。

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