転職サイトに登録してからやるべきことの流れを解説

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

この記事では、転職サイトに登録してからやるべきことの流れを解説します。

転職活動を考えていると、転職サイトの広告が目に入ることがあると思います。

転職サイトの広告を目にすることは多いですが、転職サイトを使って転職活動をやるときの流れはやってみないとわからないものです。

私自身、実際に転職サイトを使って転職活動をしましたが、登録したはいいものの、前もって知っておきたかったことがたくさんありました。

そんな経験から、転職サイトを使って転職活動をしたい方向けに、転職活動の流れと前もって知っておくべきことを解説します。

目次

転職サイトを使って転職する時の流れ

転職サイトを使って転職活動を行うときの流れはこのようになります。

転職サイトを使う場合は、いくつかステップがあります。

大きく分けると、この4つです。

【転職サイトを使う場合のステップ】
・転職サイトに登録
・担当者と面談
・提出書類を作成
・求人に応募

それぞれ解説していきます。

登録時に必要な情報

まず、転職サイトに登録する必要があります。

転職サイトの広告は、インターネット・テレビ・ラジオ等色々なメディアで目にしますが、具体的な登録方法は使ったことがある人しかわからないようになっています。

細かいところは転職サイトによって違いますが、最初に自分の情報を登録する必要があります。

【登録するときに入力する情報】
名前・住所
電話番号・メールアドレス
現職(前職)の会社
学歴・職歴・現職の年収

新卒で行う就職活動をされたことがある方であれば、就活サイトに登録したことがある方が大半なのではないでしょうか。
転職サイトに登録するときに入力する情報は、就活サイトで入力が必要な情報と似ています。

転職サイトで登録する内容で、就職活動の時と違うのは「職歴」と「現職(前職)の年収」を入れる必要があるところです。

「転職」活動なので、どこかしらの会社で働いていたことが前提になっています。

そして、転職サイトに入力するときに注意すべきなのは、電話番号とメールアドレスです。

メールアドレス:自分のプライベートのメールアドレスを入力する
電話番号:自分が取れる番号を入れる

メールアドレスは、本登録をするための情報が送られてくるので、自分のプライベートのメールアドレスを入れましょう。
面倒だからといって、会社で使っているメールアドレスや他人のアドレスを入れるのはやめましょう。(YahooメールやG mailなどのメールアドレスを使うのは問題ありません。)

メールアドレスの次に重要なのが電話番号です。入力する電話番号は、自分が取れる番号を入れましょう。

のちほど詳しく説明しますが、転職サイトに登録すると転職サイトを運営している会社の担当者から電話が掛かってきます。
担当者の方から電話が掛かってきた時に、自分が取れる番号を入れてください。(絶対に会社の番号は入れないようにしましょう。)

すぐ転職サイトに登録したい方は、こちらのリンク先から登録できます。登録は全て無料です。

面談の日程調整

転職サイトに情報を登録するのは、転職サイトの入力フォームとメールアドレスがあればインターネットで完結できます。

情報を登録したら、次のステップとして転職サイトの担当者の方との面談をすることになります。

電話が掛かってくる

転職サイトに情報を登録すると、遅くとも1週間以内に転職サイトの担当者の方から電話が掛かってきます。

掛かってくる電話番号は、転職サイトに登録するときに入力した電話番号になるので、必ず自分が取れる番号を入れましょう。

いつ電話が掛かってくるのかはわからないので、仕事中に無理に取る必要はありません。
ただ、転職サイトに登録した直後は、転職サイトの担当者から電話が掛かってくるので、知らない番号から電話が掛かってきたとしてもなるべく取るようにしましょう。

電話では、転職サイトの担当者との面談の日程を決めることになります。

この時に、転職先を早く探したい場合と、求人を見てしばらく考えたい場合があると思います。
2つの場合で面談の日程の取り方が変わります。

転職先を早く探したい場合

転職先を早く探したい場合は、1週間以内に面談の日程を入れるようにしましょう。

その理由は2つあります。

・面談を早く入れることで早く応募できるようになる
・転職サイト担当者の心象が良い

1つ目の理由は単純で、転職サイトは面談をやってから求人に応募する形になるので、面談を早く入れれば早く応募できるようになります。

2つ目の理由は、転職サイト担当者の心象の話です。転職サイトもボランティアではありません。転職サイトの担当者は、転職希望者を多数抱えています。

1人の担当者が多くの転職希望者を抱えているわけですから、早く面談ができる人を優先したくなるわけです。
つまり、早く面談してくれる人の方が、転職サイトの担当者の心象が良くなります。

転職希望者からすると、面談までの日程を詰めてしまうと準備しないといけない書類を急いで作らないといけなくなりますが、近々に転職したいと考えている場合はできるだけ早めに面談を入れましょう。

求人を見てしばらく考えたい場合

求人を見てしばらく考えたい場合は、2週間~1か月先に面談を入れるようにしましょう。

転職サイトは、登録しないとどんな求人があるのか見れないようになっています。今すぐ転職を考えているわけではなく、登録して求人を見てから決めたい場合には、面談を急ぐ必要はありません。

この時に気を付けないといけないのは、転職サイトの担当者の中で優先順位が下がってしまうことです。

転職サイトの担当者は、1人で多くの転職希望者を抱えています。面談の時期を延ばすということは、担当者から見ると他の転職希望者の方が優先順位が高くなります。

とはいえ、転職サイトが持っている求人を見てから考えたいと思っている段階で無理に面談をしても仕方ありません。
そんな時には、面談する日程までの間に求人を見てしまうようにする方が良いです。

書類を準備

面談する日程を決めたら、面談までに準備するべきものが出てきます。主にこの3つです。

【面談までに準備できた方が良いもの】
・履歴書
・写真
・職務経歴書

初回の面談で必須かどうかは、転職サイトによって変わるかもしれません。

しかし、転職活動で実際に求人に応募する時には「履歴書」「写真」「職務経歴書」は必ず必要です。
この3つは転職活動を進めていくうえで必ず必要になるので、早めに作った方が良いです。

履歴書に関しては、就職活動で書いた履歴書の内容に今までの職歴を書き足せば基本的に問題ありません。
(仕事を始めてから取得した資格があれば忘れずに書き足しましょう。)

写真は、履歴書に添付する顔写真です。転職サイトごとにフォーマットの指定があることが多いので、そのフォーマットに合わせて撮るようにしましょう。時間さえ取れれば作ることができるので、早めに撮っておいたほうが無難です。

職務経歴書は、就職活動の時には書いていない書類です。

職務経歴書の要点はこの3つです。

【職務経歴書の要点】
・今までどんな内容の仕事をしていたか(ポジション含め)
・仕事を通してどんなスキルを身につけたか
・身につけたスキルをどのように生かすことができるか

この3つを、「社外の人」に「わかりやすく」伝えることができるかどうかがポイントになります。

と言っても、書いたことが無いとどう書いていいかわからないと思います。

例を含めて詳しく解説しているサイトを紹介します。

https://www.r-agent.com/guide/article564/

https://doda.jp/guide/syokureki/

基本的には職務経歴書のフォーマットは自由ですが、転職サイトがフォーマットを指定している場合はフォーマットの書き方に従って書きましょう。

初回の面談

初回の面談の日程を決めたら、面談に向けて準備を進めていきます。

面談は、オンラインでも可能なところが多いはずです。オンラインの面談であれば、ZoomやTeamsなどのWebミーティング用のツールを使うことになります。

オンラインの面談の場合には、事前に落ち着いて面談ができる環境を整えましょう。

面談には間に合うように当日のスケジュールを調整しましょう。とはいえ、急遽面談の日程の都合が悪くなることもあるかもしれません。

日程の都合が悪くなった場合は、必ず転職サイトの担当者に連絡しましょう。急遽都合が悪くなった場合には、事情を説明すれば別の日程を調整してくれるはずです。

一番やってはいけないのは、急遽都合が悪くなってそのまま面談に出ないことです。

転職サイトの担当者も人ですから、面談日程を無視されると心象は最悪です。

また、今後の転職活動を考えた時に、会社が設定した面接を無視されるかもしれないと思われてしまいます。
信用を無くしてしまうと取り戻すのはとても難しいです。

本当に基本的なことですが、面談には必ず時間通り出席するのが絶対です。

初回の面談で確認されることが多いのはこの4つです。

【初回の面談で確認されること】
・現職の説明
・転職したい理由
・希望職種とその理由
・希望勤務地

この時に気を付けないといけないのは、絶対に嘘を言わないことです。

面談の時には絶対に嘘を言わない

転職サイトの担当者に嘘を言ってもバレないだろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、結果的に嘘はバレます。

というのは、転職サイトの担当者を経由して応募した会社側に応募者の情報が送られます。

会社側は、転職サイトからの情報をもとに選考を行うわけです。

実際に求人に応募する時には、会社側から直近の源泉徴収票や直近の給与明細などを求められます。

源泉徴収票や直近の給与明細を出すので、勤務先の会社や直近の年収などは絶対にごまかせません。

最終的に嘘をついてもバレるので、転職サイトの担当者との面談では絶対に嘘を言わないようにしましょう。

現職の説明

1つ目は、現職(前職)の説明です。

会社を辞めずに転職活動をしている場合であれば、今いる会社での仕事内容を簡単に説明できるようにしておきましょう。

社内用語を使っても転職サイトの担当者には、理解できないので社外の人にわかるように内容を考えておくのがポイントです。

既に会社を辞めていて、転職活動をしている場合には前職の仕事内容を説明すればいいです。

既に会社を辞めていて、辞めてから半年以上経っている場合は、辞めてから今までの期間に何をやっていたのか説明できるようにしておく方が無難です。

転職したい理由

2つ目は、転職したい理由です。

転職したい理由は、人によってさまざまだと思います。実際問題、自分が感じている転職したい理由は何でもいいです。

ただ、面談の時に気を付けないといけないのは、転職したい理由を説明するときに今の(既に退職している場合は前職)会社の愚痴を並べないようにすることです。

転職理由を説明するときに、今の会社の愚痴を並べない

転職したい理由(既に退職している場合は、退職理由)は、応募する会社にも伝えられます。自分が転職したいと思った理由が、今の会社に対するネガティブな感情だったとしても、それをポジティブな理由に変えていく必要があります。

今の会社の愚痴を並べてしまうと、ポジティブな理由に変えるのは難しくなってしまうので、気を付けてください。

希望職種とその理由

3つ目は、希望職種とその理由です。

今の仕事の職種と同じか、全く同じではなくても似ている場合には、現職の経験を生かすことができるので比較的理由ははっきりします。

一方、今の仕事と全く違う異業種への転職を希望する場合はよく考える必要があります。

「なぜ異業種を志望するのか」と「今の仕事で身につけたスキルをどう生かせるのか」を矛盾なくわかりやすく説明できないといけません。

応募するときの志望理由は、個別の会社に応募するときに、会社ごとに深く考えないといけない部分です。しかし、応募する前にあらかじめ考えておいた方が、自分の目指す方向性もはっきりします。

希望勤務地

4つ目は、希望勤務地です。

勤務地に関しては、特定の場所が決まっている場合にはあらかじめ伝えておいた方がいいでしょう。

特に縛りが無ければ、特になしでも構いません。

すぐ転職サイトに登録したい方は、こちらのリンク先から登録できます。登録は全て無料です。

実際に応募

面談を行って、転職サイトの担当者とすり合わせができたら、実際に求人に応募することになります。

実際に求人を探していく段階では、人それぞれ職歴が違うので自分にマッチする求人を探していくことになります。

求人に応募すると、応募した会社が書類選考を行って、書類選考に通れば面接になります。

転職活動の面接に関しては、別途解説する予定ですが新卒採用の面接とは毛色が違ってきます。

実際に経験して感じること

ここまで、転職サイトに登録してからやるべきことの流れを解説してきました。

私自身、転職サイトを使って転職しましたが、実際にやってみると想像していたのと違う部分が2つあったので少し説明します。

5~6社登録すると面談するだけで大変

まずは、転職サイトに登録して面談するのが思ったより大変だということです。

転職サイトは無数にありますが、実際どのくらいの転職サイトに登録した方が良いかを調べると、5~6社登録した方がいいという記事が出てきます。

5~6社の転職サイトに登録して、すべてのサイトで面談を行うと結構大変です。

私自身、最初に2社登録しましたが、面談・求人を探し・応募を並行で行うのは大変でした。

結果的に1社でも求人数が多かったので、それほど苦労しませんでしたが仕事しながら転職活動を並行して行うのは、時間を確保するだけでも大変でしょう。

個人的なおすすめは、最初に登録するのは1社にして、面談・求人探しに慣れた段階で、別のサイトを登録することです。

2社以上並行して検討した方が見られる求人も増えますし、比較できる情報が増えるのでメリットは多いですが、それ以上に時間を取られるのがきついと感じました。

登録しないと求人が見れない

2つ目の誤算は、転職サイトは登録しないと求人が見られないところが多いことです。

広告を見るだけだと、誰でも簡単に求人を探せる印象を持つんですが、登録しないと実際に転職サイトが持っている求人を見られないことが多いので、どの転職サイトを使えばいいかを絞るのが難しかったです。

転職サイトと一言で言っても、無数の転職サイトがありますし、その中で自分に合っていそうなサイトを探すのは、ちゃんと考えないと難しいと感じました。

おすすめの転職サイト

転職サイトは数多くあるので、自分に合ったサイトに巡り合えると転職活動もうまく進みます。

私の経験上、理工系のエンジニア向けの転職サイトでおすすめなものを3つ紹介します。

doda

dodaは、パーソルキャリアが運営している転職サイトです。転職サイトが持っている求人数が非常に多いので、自分の経験とマッチする求人が探しやすいのが特徴です。

dodaへの登録はこちらからできます。登録は無料なので、是非登録してみてください。

アカリク

アカリクは、株式会社アカリクが運営している転職サイトです。修士や博士などの大学院卒の方に特化した転職サイトです。

大学院卒の方に特化しているので、大学院卒でメーカーのエンジニアの方におすすめです。
アカリクへの登録はこちらからできます。登録は無料なので、大学院卒の方は是非登録してみてください。

Kaguya

メイテックネクストが運営している転職サイトです。技術系エンジニアの求人に特化しているので、メーカーのエンジニアに転職したい方には、特におすすめです。

Kaguyaは求人情報を見るために登録することはできず、転職活動を行う前提で登録する必要があります。
登録はこちらからできます。無料なので、メーカーのエンジニア志望の方は是非登録してみてください。

まとめ

この記事では、転職サイトに登録してからやるべきことの流れを解説しました。

ポイントはこちらです。

【転職サイトを使う場合のステップ】
・転職サイトに登録
・担当者と面談
・提出書類を作成
・求人に応募

【面談までに準備できた方が良いもの】
・履歴書
・写真
・職務経歴書

【初回の面談で確認されること】
・現職の説明
・転職したい理由
・希望職種とその理由
・希望勤務地

面談の時には絶対に嘘を言わない

この記事はここまでです。

このブログでは、他にも転職に関する記事を書いているので、この記事が役に立ったと感じたら他の記事も是非よんでみてください。

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