みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、JR最高地点に行ってきたのでルポを書きます。
鉄道にまつわる、最東端・最西端・最南端・最北端の駅など色々な極地はありますが、その中で今回はJR最高地点です。
鉄道の極地シリーズの紹介
日本の鉄道にまつわる、最〇端は色々あります。日本の鉄道の最〇点をまとめるとこのようになります。
・最北端:稚内駅(北海道)
・最東端:東根室駅(北海道)
・普通鉄道最南端:西大山駅(鹿児島県)
・普通鉄道最西端:たびら平戸口駅(長崎県)
・JR最西端:佐世保駅(長崎県)
・最南端:赤嶺駅(沖縄県)
・最西端:那覇空港駅(沖縄県)
最西端だけ、定義によってちょっとずつ場所が変わります。
沖縄県でゆいレールが開業した時に、最南端と最西端がゆいれーるの駅に変わりました。
なんだかんだ、私は最北端以外は訪れたことがあるんですよ。九州に住んでいた時に、最南端と最西端系の駅はすべて回りました。
最東端は、行きたいと思っていながら、たどり着けていませんでしたが、2022年にやっと訪れることができました。
2022年に東根室駅を訪れたときの記事はこちらです。(ついでに、日本最東端の納沙布岬も訪れました。)

物理的に離れた場所である最〇端ですが、物理的に高い場所と低い場所である最高地点と最低地点も存在します。
JR最高地点として知られているのが、小海線の山梨/長野県境近くにある場所です。今回ここに訪れてきました。
ちなみに、最低地点は北海道新幹線が開業する前までは、青函トンネル内にあった吉岡海底駅だったはずです。しかし、現在では一般人が到達するのは不可能になってしまいました。一般人が到達できる、JR最低地点は東京駅の京葉線ホームだそうです。(いつでも簡単にたどり着けるので、それほど有名ではないと思いますが。)
JR最高地点の場所
今回訪れた、JR最高地点の場所はこのあたりです。

国道沿いにあり、自動車があれば非常にアクセスしやすい場所です。
小海線を使えば、鉄道でも訪れることは可能です。
最高地点には神社まであった
JR最高地点は、ちゃんとわかりやすくなっていました。

遠くからでも一目でわかる柱が建っています。
注目なのが、柱の近くに神社の鳥居らしきものが建っていることです。

近づいてみると、鉄道神社と書いてあります。
JR最高地点がそれなりに有名なのは知っていましたが、神社があることは知りませんでした。
注意書きを読んでみると、2005年に建立されたようで、20年くらいの歴史があるようです。

柱とは別に、石碑のようなものも作られています。

この石碑が、結構大きいんですよ。実際見てみると、大きさに驚きます。
JR最高地点と言われるんだから、本当に最高地点から見るとどちらの方向を見ても、下り勾配になっていないとおかしいよな?と思ったので、実際にどうなっているか見てみました。
小淵沢方面を見ると、このようになっています。

最高地点付近から見ると、小淵沢方面は下り勾配になっていました。
小海方面を見ると、こうなっていました。

たしかに、両方面を見ると下り勾配になっていたので、おそらくJR最高地点なんでしょう。
鉄道にとっては、勾配は小さいに越したことはないですが、1300m超えのところまで鉄道路線があるのは、すごいことなんでしょう。
JR最急勾配の地点は、長野新幹線開業前は碓氷峠で66.7‰でした。現在は、飯田線の40‰になっているようです。
現地周辺ではソフトクリームがおいしい
JR最高地点の近くは、牛の放牧等も行われていて、ソフトクリームが有名です。
今回訪問した時は、朝早かったのでソフトクリームをいただくことはできませんでしたが、訪れる方は是非食べてみてください。
まとめ
この記事は、JR最高地点に行ってきたルポでした。
意外と、鉄道の極地の中で見落とされがちなのがJR最高地点です。到達するのは、それほど難しくないので、行ったことが無い方は是非行ってみてください。
この記事はここまでです。読んでくださってありがとうございました。
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