北海道横断旅行記第1日目(関空→札幌)~関空に行くのも初めてで果たして飛行機に乗れるのか~

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今回は、北海道旅行記の連載2本目です。初回は「北海道横断旅行記第0日目(旅行計画)~行きたいところを全部めぐると札幌と東の果てを往復せねばならない~」と題して、旅行の内容の前段である、旅行計画について書きました。今回は、北海道旅行の1日目について書いていきます。予定していた段取りでは、関西国際空港から新千歳空港まで飛行機で、新千歳空港から札幌市内へは電車で移動することにしていました。

目次

序章

北海道旅行の一日目は、移動がメインでした。移動がメインなので、観光地らしい観光地には行っていないんですが、北海道は久しぶりに行くだけあって、色々感じるもものがあったのでそれを中心に書いていきます。

1日目の予定経路

1日目の予定経路は、京都から関西国際空港に行き、関西国際空港から新千歳空港まで飛行機で移動します。北海道の新千歳空港に着いたあとは、1日目の宿泊地にした札幌まで電車で向かいます。初日は、昼過ぎから飛ぶ飛行機を使うことにしたので、ゆっくり起きて移動すればいいので気持ちの余裕だけはありました。

京都から関西国際空港に向かうルートとしては、JR経由と南海電鉄経由があります。色々あって、南海電鉄に乗ったことが無かったので、今回は南海電鉄経由を選ぶことにしました。かつて、大阪に6年住んでいたのに南海電鉄に乗ったことが無かったのは不覚でした。とりあえず、電車に乗って時間までに関西国際空港に着けば北海道にたどりつくことはできそうです。とはいえ、大阪市内から関西国際空港まで行くのが結構時間がかかるんです。有料特急を使っても、梅田から1時間くらいかかるので、結構時間に余裕を持っていないと乗り遅れるリスクはあります。

飛行機に乗るのは3年ぶり

関西から北海道に行くとすると、飛行機を除くと新幹線を使うのも方法としてあります。ただ、新幹線を使うと半日くらいかかるので、今回は素直に飛行機を使うことにしました。関西から北海道くらい距離があると、新幹線より飛行機の方が、早くて安くなるようです。今回、飛行機を使うことにしましたが、よくよく考えてみると飛行機に乗るのってかなり久しぶりだったんですね。北海道に行く前に飛行機に乗った時といえば、就職したときに実家から東京に行くときに使って以来なので3年ぶりくらいの飛行機だったようです。東京に行くときの前を考えると、高校生の修学旅行の時までさかのぼるので、飛行機をほとんど使わない人生を送っていたみたいです。関西に住んでいて実家が九州だったからかもしれませんが、学生時代は新幹線は20回以上使っていますが、飛行機は一回も使いませんでした。飛行機を使うと高いってイメージを持っていたからかもしれません。

北海道は高校生の修学旅行以来

飛行機に乗るのも、3年ぶりでしたが北海道に行くことは、高校生の修学旅行ぶりでした。というか、高校生の修学旅行で初めて北海道に行ったので、人生で2回目の北海道になります。高校生の時は、修学旅行で行ったがために、スキーがメインでした。なので、北海道に行ったとはいえ観光地らしい観光地はほとんど行っていないんですね。小樽で少し自由行動の時間があったくらいだった記憶があります。新千歳空港からバス移動で、小樽近郊まで行って、小樽の少し先にあるスキー場で何泊かしてスキーをやりましょうというコンセプトでした。よく考えると、札幌にもいかなかったですね。というわけで、修学旅行でもほとんど観光地に行っていないので、北海道に行くのは2回目だといっても、ほぼ初めて行くのと同じようなものです。

関空編

ここから、いざ関西国際空港へ行って北海道へ飛ぶわけですが、関西国際空港にたどり着く前にもちょっとしたトラブル?がありました。

関空を使うのも初めて

関西に長く住んでいるのに、関西国際空港を使ったことが無かったので、初めて関空の連絡橋を渡ります。関空の連絡橋は、上に有料道路が、下に鉄道が走っていて、鉄道はJRと南海電鉄が乗り入れています。2018年の台風で、関空が浸水したときに船が流されて損傷した連絡橋です。関空が浸水した台風が来たときに、ちょうど大阪に住んでいましたが、すさまじい台風でした。外に出ると、命の危険を感じるくらいの強い風で、台風が去った次の日は、いたるところで信号機が曲がっていて、道路から見えない方向を向いていたのを覚えています。当時、賃貸住宅に住んでいましたが、屋根材が飛んで雨どいも外れていました。瓦とかも平気で飛んでいたので、相当強い風だったのを物語っています。(風で飛ばされた瓦が直撃したら、下手すると死んでしまいます。そのくらい強い風でした。)場所によっては、風で車が横転したところなんかもあったみたいです。

台風で話がそれましたが、関空って関西に住んでいても飛行機を使わないと行かないんですよね。それに、お金を掛けてもいいのであれば、伊丹空港の方が大阪市内からのアクセスが便利です。大阪北部に住んでいれば、伊丹空港を使えるのであればとても便利です。実家の近くの空港を考えると、空港に鉄道駅が直結しているだけでも便利だと思わないといけないのかもしれません。

南海電鉄のラピートに乗ってみたかった

大阪市内からでも関空に行くのは遠いんですが、伊丹空港はLCCが飛んでいないので仕方なく関空を選びました。それはそれとして、どうせ関空に行くのであれば乗ってみたい特急がありました。それは、南海電鉄のラピートです。関空開港時から走っている、空港アクセス特急で特徴的な外観で有名です。大阪難波から、一本で関空まで行くことができます。空港アクセス特急としてJRが運行している「はるか」は、速いんですが大阪駅を経由しない(新大阪駅は停車)ので、大阪市内からの利用には少し不便です。たしか、ラピートに使われている南海50000系は、鉄道車両に贈られる賞で一番名誉なブルーリボン賞を取っていたはずです。ラピートの存在は20年以上前から知っていましたが、実際に乗ったことは今までありませんでした。というわけで、実際に今回乗ってみました。

ラピートに使われている南海50000系はこんな外観をしています。1995年デビューでこの外観は、斬新だったのは間違いないはずです。ちょっと丸みを帯びたフォルムで、従来の鉄道車両の角ばった形とは一線を画しています。1995年より少しあとに登場した、500系新幹線(1997年デビュー)に通ずる丸みを帯びた斬新なフォルムの先駆者のような印象があります。

関空に到着するも

私は、わざわざ大阪難波を経由してラピートに乗ったわけですが、特に電車の遅れもなく関西空港駅に到着しました。友人A氏と約束していたのは、13:30に関西空港駅でした。飛行機は15:05発なのでかなり余裕を持っていました。当初は、14:00集合でもいいかと思いましたが、飛行機に乗るのが久しぶりでひよっていたので、30分前倒して集合することに決めました。私が少し早く関空についていて暇つぶしをしていると、13:00過ぎに友人A氏からLINEが届きました。「すいません、15分くらい遅れます。」まあ、15分くらい遅れても間に合うから大丈夫でしょとは思っていましたが、14:00集合にしていて15分遅れていた場合、手荷物を預ける時刻の締め切りが14:35だったので、少しギリギリだったかもしれません。大手のANAやJALは、多少ギリギリに行っても手荷物を預けたり保安検査を優先的に通ったりすることができます。しかし、LCCは時刻を過ぎると通してくれないらしいので、時間に余裕を持って空港に行かないといけないわけです。結果的に間に合ったので、OKなんですがね。(ここで間に合っていなければ、この記事は生まれていません。)

LCCは手荷物の重量制限が厳しい

A氏と合流したあと、手荷物を預ける窓口に並ぶことになりました。一応、どの航空会社でも預ける手荷物の重量チェックはされますが、LCCはかなり厳しかったです。ちょっとでもオーバーしていると、追加料金を払わないといけません。しかも、追加料金をその場で払う場合事前に払う場合と比べて割高なんですよね。とりあえず、荷物の制限はオーバーせずに荷物を預けることに成功しました。大手のキャリア(全日空や日本航空など)だと、少しくらい制限オーバーしてても多めに見てくれるらしいですが、LCCは安いので制限が厳しいのも仕方ありません。

関空の国内線エリアは小さめ

手荷物を預けたあと、搭乗手続きに進みました。出発ロビーに入る手前で、荷物のX線検査と金属探知機を通ることになります。荷物の中に液体が入ったものがあると、無条件で液体の中身が検査される仕組みになっていました。液体の爆発物をペットボトルに入れて持ち込むことは容易なので、それができないようにということでしょう。以前の職場で、職場から帰る時には必ずX線検査と金属探知機を通らないといけないことになっていました。毎日、荷物はX線検査され、金属探知機を通るのでカギをポケットにいれたままにしていて、引っかかったことが何回かあります。結構精度高いみたいです。男性だとベルトのバックルに反応することもたまにあったりします。北海道に行こうとしている途中で前職の記憶を思い出してしまいました。

関空は、国際線がメインの空港なので比較的国内線のエリアは小さかったです。大手のキャリアもありましたが、LCCの方が使っている人は多そうでしたね。実際問題、全日空や日本航空を使うのであれば、大阪市内からのアクセスは伊丹空港の方が圧倒的に良いですし、関空まで行ってもいいから安く飛行機に乗りたいって人の需要が多いんでしょう。

とりあえず新千歳には着けそう

そんなこんなで、とりあえず出発ロビーまでたどり着いたので飛行機に乗れさえすれば新千歳空港まではたどりつけそうです。出発ロビーの売店で、ビールが売っていたので買おうかどうか非常に迷いましたが、飛行機に乗るのも久しぶりだし、下手に酔ったら大変だと思って、自分の中では珍しく自重しました。飛行機に乗ってからわかったことなんですが、機内では個人が持ち込んだアルコールは飲めないルールになっているようです。機内でアルコールを買って飲むことはできるんですが、客室乗務員が体調を確認したうえで販売するってことになっていました。考えてみれば、気圧が下がっている機内でアルコールをガンガン飲んで体調崩されても困りますよねって話です。

今回、関空から新千歳まで使わせていただいたのはジェットスターです。銀色ベースの塗装で、見た目いいじゃんって思いながら、これから自分が乗る飛行機を眺めていました。機種はエアバス320だったと思います。代り映えしない普通の機体でした。というわけで、お酒も飲まずすんなり新千歳まで移動して、いざ北海道へ移動です。

札幌移動編

新千歳から快速エアポートに乗り札幌へ

無事北海道へ着くことができました。新千歳空港は、空港と駅が直結しているので非常に便利です。国内の主要空港は、だいたい鉄道と直結している場合が多いですが、新千歳の場合は新千歳空港から札幌駅までJR一本で行くことができます。しかも、特急料金が要らない快速列車なんですね。列車名は、「エアポート」って名前です。そのまんまやんけ。。。羽田空港に直通している京急線で、エアポート快特(羽田空港から品川まで直通なので便利です。)はありますが、エアポートそのまんまを使っている列車名は、たぶん北海道だけかと。本当は、新千歳空港駅の写真でも撮ろうかと思っていたんですが、北海道に着いて夢中になっていたのですっかり忘れていました。

途中で建設中の日ハムの球場が見えた

北海道に上陸することはできたので、新千歳空港から1日目の宿泊地である札幌駅を目指します。新千歳空港駅から札幌駅に行くときは、千歳線をひたすら北上します。千歳線は、特急がたくさん走る優等列車街道です。エアポートに乗ったので、ストレスなく札幌を目指します。とはいえ、新千歳空港から札幌駅まで40分くらいかかるのでまあまあ距離は離れています。久しぶりの移動で疲れてうとうとしていたんですが、車窓の左手側に何やら見慣れない建物が見えてきました。

窓が汚いって突っ込みはあるかもしれませんが、左手に見えたのが新しく日本ハムが北広島に建設中のスタジアムです。外観はほとんど出来上がっているように見えました。北海道は冬は雪が降るので、雪が降る前に完成させてしまわないといけないのかもしれません。日本ハムが新しく球場を作るって話は、聞いたことがありましたが実際にこんな感じで建物が建っているのを見ると、実感が湧いてきます。

北海道の家はベランダが無い?

列車に揺られながら、車窓を眺めて感じたのが、北海道の家ってベランダが無いってことです。雪が降るのを考えて、屋根の傾斜が急だったりするのも感じたんですが、何よりもベランダ的要素が無い家が非常に多いと思いました。実家は九州なので、逆に言うと大半の家にベランダがついている印象です。雪が降るのと、寒さが厳しいのでベランダなんか作っても、冬は使い物にならないのかもしれないなぁと思いつつ、それが本質的な理由なのかはわからずじまいでした。もし、詳しいことを知っている方がいらしたら、教えていただけると嬉しいです。

もう一つ感じたのが、自動車用の信号機が縦型なことです。これは、実際に運転した2日目以降にも実感したんですが、信号機が縦型で、道の幅を示す赤い矢印が至るところについていました。夏場に行ったので問題ありませんでしたが、冬の吹雪いた北海道の道を走ると思うと、恐ろしく思います。

札幌到着後宿のあるすすきのへ

さて、そうこう言っているうちに札幌駅に到着しました。札幌駅自体は初めて訪れたんですが、普通の都会の駅という印象でした。地下街もあって、買い物するには困らないんじゃないかと思います。1日目の宿泊は、札幌から少し南にいったすすきのです。札幌からすすきのへは、札幌市営地下鉄を利用しました。札幌市営地下鉄は、日本の地下鉄の中で唯一ゴムタイヤを利用しています。鉄道とゴムタイヤと何が違うかというと、ゴムタイヤは車のタイヤに近いので、加減速性能が高く、坂に強いというメリットがあります。つまり、普通の鉄道と比較して急な坂でも登ることができるわけです。昔から一度乗ってみたかったので、一度乗れて満足しました。地下鉄を降りて、すすきのへ到着しました。ここから、本日の宿へと向かいます。

宿泊編

宿の立地を確認していなかった

宿泊編をわざわざ分ける必要があるのかどうかは少し迷いましたが、自分で宿を取っておきながら想定外なことが多かったのでわざわざ独立させました。というのは、すすきのって繁華街であるとともに、風俗街でもあるわけです。とりあえず、安めの宿が取れればいいと思って選んだので、周りに何があるかとかを全く考えていなかったんです。で、宿泊したホテルはこちらです。

宿泊したホテル自体は、特に違和感なかったんです。ただ、道路を挟んで向かい側の建物がこれだったんですね・・・

みて頂ければわかるとおりです。写真はぶれてますが、それでちょうどいいくらいなので、そのままぶれた写真を使ってます。すすきのには初めて行きましたが、繁華街から一本入ると風俗街になっていて、そういう世界との間に区切りが無いことに驚きました。大阪は、都会ですし飛田新地もありますが、区切られたところにある印象なので、商業地と風俗街が隣接しているのはすすきのならではなんだと思います。行ったことが無い方には、いまいち伝わらないかもしれませんが、すごく不思議な感覚になりました。行ったことが無い方は、ぜひ一度行ってみてください。

ウィークリーホテルとしても使える宿だった

実際に泊まった部屋の内装はこんな感じでした。

広い&キッチン&電子レンジ&食器付きじゃん。普通に、1週間くらい平気で住めるんじゃないかと思いました。水回りは、20年前くらいの設計の、ちゃちい設備でしたけど、あるのと無いのとでは大違いです。炊飯器にポットに空気清浄機までついていて、本当に短期滞在であればこういうところに泊まるのアリじゃないかと思ったくらいです。

いざ夕食でスープカレーを食べに行く

1日目の夕食をどうしようか考えていましたが、A氏のおすすめでスープカレーを食べに行くことにしました。A氏一押しだったお店が閉まっていて、ふらっと歩いていたところ見つけたスープカレーのお店に入りました。食べ物の写真は撮らない流儀なので、写真は撮っていませんが美味しくいただきました。サッポロクラシックのビールを飲みながら、スープカレーなんてなんかリッチな気分になりましたね。(サッポロクラシックは、サッポロビールのビールですが、この旅行中に3Lくらい飲んだと思います。。。)

初めてのセイコーマート体験

そして、スープカレーを食べて宿に帰る途中に、どうしても寄りたいところがありました。それは、セイコーマートです。北海道のコンビニと言えば、セイコーマートという印象が強いんですが、一回も行ったことが無かったんです。

セイコーマートといえば、この看板ですよね。あと、店内で調理しているHOT CHEFも有名です。総じてみると、普通のコンビニって感じですが、生鮮食品や冷凍食品が充実していて、HOT CHEFのようなレンジで温めればすぐ食べられる商品がリーズナブルに充実していました。これは、他の大手コンビニチェーンでは無い特徴だと思います。(某コンビニチェーンでしばらく働いていたことがあるので、コンビニについてはある程度わかります。) この旅の中では、日本最東端のセイコーマートにも訪れましたし、夕張のセイコーマートにも行きました。そんなところのセイコーマートも、すすきのとあまり変わらない品揃えだったので、セイコーマート恐るべしという感覚です。

翌日のレースの予定を立てる

セイコーマートを満喫して宿に帰ってきました。しばらくすると、A氏がこんなものを見ているではありませんか。

見たことある方はわかると思いますが、これは競馬新聞です。私は普段競馬をやっていないので、読み方は良くわかりませんでしたが、翌日のレースの予想が色々書いてあります。せっかく北海道まで来たからには、札幌競馬場に行かない手はないというのがA氏の考えでしたし、私自身もリアルな競馬場に行ったことが無かったので、行ってみたかったんです。というわけで、北海道旅行2日目は札幌競馬場からスタートします。2日目もなかなか濃い1日でしたので、面白い記事が書けると思います。次回更新をお待ちください。

まとめ

今回の記事は、北海道旅行記の連載2本目でした。記事書くのを再開するにあたって、北海道旅行記が途中になっていたのに気づいたので、さっそく1日目の話を書きました。1日目は移動がメインで、序章に過ぎないので、ぜひ2日目以降も読んでいただけると嬉しいです。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

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