みなさんこんばんは。このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、理系の方向けに今の会社から転職したい方におすすめの転職サイトを3つに絞って紹介します。
私のプロフィールはこんな感じです。
【プロフィール】
名前:東急三崎口
経歴:学生の頃から半導体の研究を始め、半導体メーカーで約3年勤務。ロジック半導体・メモリ半導体が専門
私の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
会社で働かれている方であれば、ふと
「今の会社でずっと働いていて大丈夫なのか?」とか
「今の環境のまま働くのはつらい」
と思われることはありませんか。
私自身、理系の大学から大学院まで進み、新卒で大企業に入社しました。
しばらく、大企業で働いていたんですが、疑問を持つことが多くなり、勢いであてもなく退職しました。
退職したのはいいんですが、何をできるわけでもなくコンビニでバイトをしていた時期もありました。
(24時間すべてのシフトに入ったので、コンビニに関しては詳しくなりました。)
しかし、24時間365日店を開けないといけないコンビニの仕事を続けるのは無理だと悟ったので、転職活動をして今では小さな会社で働いています。
転職したいと思っても、実際に転職を決断するのは難しいものです。(私は勢いで辞めてしまいましたが。。。)
一番大きな理由は、転職活動をやったことが無いからです。
転職活動をやったことが無いと、「転職するには何が必要なのか?」「実際に転職したらどうなるのか?」がわからないわけです。私自身、転職活動を実際にやってみるまで、本当のところはわかりませんでした。
そこで、この記事では転職するときに、何を基準に判断したらいいのかを解説し、実際に転職するときに便利な転職サイトを紹介します。転職したいと感じていらっしゃるかたは、是非読んでみてください。
【この記事の流れ】
・転職するデメリット
・転職するメリット
・メリット>デメリットの判断基準
・理系の人におすすめの転職サイト3選
今の会社から転職するデメリット
まず、今の会社から転職するデメリットを解説していきます。
この記事は理系の方向けに書いているので、メーカーの方をイメージしています。
仕事の人間関係がリセットされる
1つ目のデメリットとしては、仕事の人間関係がリセットされるのがあります。
同じ会社でしばらく働いていると、会社の中の人間関係がある程度出来上がっていて、うまく仕事が進められるようになっているはずです。
会社の中の人間関係が出来上がっていることは、仕事を進めるうえでプラスになります。
全く知らない人に仕事をお願いするのと、知り合いに仕事をお願いするのでは、知り合いにお願いする方がうまく進みます。
自分が仕事をお願いされる場合でも、知らない人から頼まれた時より、知り合いから頼まれたときの方が仕事を受けようという気持ちが強くなるはずです。
転職すると、今働いている会社で作られた人間関係が無くなってしまうので、新しく会社の中で人間関係を作らないといけません。新しく人間関係を作るのはどうしてもエネルギーが必要になるので、転職した時のデメリットになります。
転職先によっては引っ越しが必要になる
2つ目のデメリットは、引っ越しが必要になる可能性があることです。
理系の人がメーカーに転職を希望した場合、工場勤務だとほぼ確実に地方に住むことになります。
基本的にメーカーは、本社や研究所は都会にありますが、工場は地方の土地が安いところにあるのが普通です。
そうすると、今住んでいる場所から転職先に通えない場合引っ越しをする必要が出てきます。
独身者であれば引っ越しをするのも1人だけですし、自分自身が希望していればそれほど問題になりません。
しかし、結婚して家族がいる場合には話が変わってきます。
引越だけでも非常に手間がかかりますし、引っ越した先で家族が新しい環境に適応しなかければなりません。
給料が下がる可能性がある
3つ目のデメリットとしては、給料が下がる可能性があることです。
転職先の給料に関しては、ある程度は転職時の面接で確認することができます。
とはいえ、実際にどのくらいの給料がもらえるかは、残業がどの程度あるかやボーナスがどの程度出るかによって変わってきます。
残業が良いかどうかは置いておいて、残業が多く残業代が出る会社であれば、残業代だけでもそれなりの額になります。
また、ボーナスに関しては会社の業績次第ですし、下手するとボーナスが無い会社もあります。
そして、転職した場合には人事評価がリセットされます。年功序列の会社であれば、同じ年齢で新卒入社してずっと同じ会社で働いている人と、中途採用で入った人を比較すると、転職1年目では新卒入社した人の方が高く評価される可能性が高いです。
理由としては、新卒入社した人であれば入社してから現時点までの評価がはっきりわかっていますが、中途入社の場合それまでの評価がわからないためです。
自分の適性や、収入をあまり考えずに転職先を選んでしまうと、転職先で給料が下がる可能性はあります。
今の会社から転職するメリット
次に、今の会社から転職するメリットを解説していきます。
この記事は理系の方向けに書いているので、メーカーの方をイメージしています。
環境を変えることができる
1つ目のメリットは、環境を変えることができることです。
今の会社で働いていて、職場の人間関係が良い人からすると、人間関係が変わるのはデメリットです。
しかし、今の職場の人間関係が悪い人からすると大きなメリットになります。
同じ会社で仕事をしていると、自分から積極的に人間関係を変えることは難しいです。
部署移動になって、結果的に周りの環境が変わることはありますが、同じ部署で働いている場合、誰と仕事をするかを自分の力で買えることはできません。
また、自分の働いている環境が残業ありきの場合、自分一人の力で残業を減らすにはかなりの労力がかかります。
今働いている会社の環境や人間関係が悪かったり、自分に合わないと感じている場合は、転職して環境を変えることができるのは大きなメリットです。
給料を上げられる可能性がある
2つ目のメリットは、給料を上げられる可能性があることです。
大企業で働いている場合、給料は会社の給料テーブルでほとんど決まっています。
昇進するかどうかや、ボーナスの査定で若干変動することもありますが、基本的には年齢と自分の評価でベースの給料は決まります。
そうすると、同じ会社で働き続けて給料を上げるためには、自分の評価を上げるしかありません。(若手のうちは年齢が上がるにつれて、昇給していくシステムになっている場合は多いですが、定年まで給料が上がり続ける会社はほとんどないはずです。)
自分の給料を決めている給料テーブルは、会社によって違います。会社の利益が大きくて安定している会社であれば、給料は高くなりますし、利益が少なく不安定な経営をしている会社は、従業員に払える給料が少なくなるので給料も低くなります。
つまり、今の会社の給料が低いと感じる場合には、自分の社内での評価を上げるか別の会社に移るかしかないわけです。
今の会社の給料に不満があって、給料を上げたい人には給料が上がる転職先を見つけることができれば、大きなメリットになります。
自分の市場価値を見ることができる
3つ目のメリットは、転職活動をすることで自分の市場価値を知ることができることです。
ここで市場価値と言っているのは、自分の経歴をベースにして転職活動をした時にいくらの年収が提示されるかと言うことです。
一般的に、高いスキルが必要で求人数が多い業界の方が給料が高くなります。理由は、採用したい人の数が多いので他の企業より高めの給料を出さないと人を採用できないからです。
自分のやっている仕事を考えた時に、スキルが必要で求人数が多ければ平均と比べると給料が高めになっているはずです。
ここで注意しないといけないのが、転職先を探した時に求人の給料が自分の今の収入より低いところが多い時です。
これはどういうことかというと、自分の今もらっている給料は他社よりも高いことを意味しています。
市場価値よりも今もらっている給料が高いということは、市場ではもらっている給料ほどの評価が無いことを意味しています。
新卒採用で入社した会社でずっと働いている場合、今自分がもらっている給料をもらえるのは当たり前だと感じてしまいがちですが、市場の評価がどの程度になるのかを認識しておくことが非常に大事です。
そして、転職する場合には必ず市場の評価にさらされるので、市場は自分をどう見ているのかを知ることができるのは、大きなメリットです。
メリット>デメリットなら転職するのもあり
転職するときにデメリットとメリットを紹介してきました。
実際に転職するかどうかを考える時には、自分が転職したいと感じた理由を見つめなおして、メリットとデメリットを比較することが重要です。
たとえば、転職したい理由が「今の職場の人間関係が悪くて、毎日働くのが辛い」ことだったとしましょう。
毎日働くのが辛いと感じているので、転職して環境が変わることはデメリットにはなりにくいです。
そして、独身者の場合であれば引っ越しをすることもそれほど大きなデメリットにはならないでしょう。
そうすると、今の環境を変えるために転職を考えるのはメリットがデメリットを上回るので転職するのは一つの選択肢になります。
一方、転職したい理由が「今の職場環境には不満が無いが給料を上げたい」だったとしましょう。
給料を上げたいと思って転職活動を始めた時に、求人を見ると今の給料より低い給料の求人しかなかったとします。そうすると、給料を上げられないうえに引っ越しするリスクも生じますし、人間関係もリセットされてしまうので、転職するデメリットがメリットを上回ります。
転職するデメリットがメリットを上回る場合には、転職しない方がいいです。
もちろん、転職することですべてを解決することはできません。しかし、転職する前にデメリットとメリットを考えてみて、メリットが上回るのであれば、転職することで問題を解決できる可能性が高くなります。
転職するなら転職サイトを利用するのが便利
転職するメリットがデメリットを上回って、実際に転職活動をするときにどうしたらいいのかを考えると、転職サイトを使うことが思い浮かぶ方も多いと思います。
最近では、転職も一般的になってきて転職サイトを利用して転職する人も増えています。
あえて、転職サイトを利用せずに転職活動を行う方法を考えてみます。
【転職サイトを使わずに転職活動する方法】
・企業の求人サイトに直接申し込む
・知り合いのツテを頼る
企業の求人サイトに直接申し込む方法は、行きたい会社が決まっていれば有効な方法です。
だいだいの会社のホームページには、採用情報のサイトがあるので、そこから応募すればいいわけです。
次に、知り合いのツテを頼る方法です。自分の知り合いが働いている会社に紹介してもらったり、知り合いの紹介で会った人のツテで転職活動を行うのも可能ではあります。
一方、転職サイトは自分の情報を登録する必要はありますが、利用者は無料で使うことができます。
登録してしまえば、転職サイトが持っている求人を自分で探すことができます。
実は、企業が求人を出す場合に、転職サイトに限定して求人を出す「非公開求人」が存在します。
公開して募集すると応募数が増えて採用するのが大変になったり、高いスキルが必要になる求人などがあります。
転職サイト以外の方法と比較すると、転職サイトの利用は無料ですし、非公開求人を見ることもできることを考えると、利用者からすれば非常に便利なものだと言えます。
理系の人におすすめの転職サイト3選
転職したい方が利用できる転職サイトは、世の中にたくさんあります。
転職サイトはサイトごとに、強い分野と弱い分野があります。
例えば、医療系の求人を募集している転職サイトに理系のメーカーに転職したい人が登録しても、求めている求人は見つかりにくいです。
理系のメーカーに強い転職サイトに、医療系の求人を探している人が登録しても、うまくいきません。
このように、転職サイトには強い分野と弱い分野があります。
そこで、理系の方向けの求人に強かったり、メーカーに強い転職サイトを3つに絞って紹介します。
アカリク
アカリクは株式会社アカリクが運営している転職サイトです。
修士や博士などの大学院を卒業した方の転職に特化したサイトです。メーカーの研究開発職をされている方は、大学院卒の方が多いので、大学院卒の方に特におすすめです。
登録は無料でできるので、転職に興味がある方は登録してみてください。
Kaguya
Kaguyaは技術系エンジニア転職支援実績No.1のメイテックネクスト社が運営している転職サイトです。
メーカーのエンジニアに特化した転職サイトです。多数の求人があり、自分の希望する条件に合うものを探すことができます。
登録は無料でできるので、転職に興味がある方は登録してみてください。
doda
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営している転職サイトです。
私自身もdodaを利用したことがあります。
転職サイトだけではなく、転職エージェントとしても使うことができて非常に便利です。
もともと、紹介される求人の数が多いですが、メーカーの研究開発職の求人も非常に多いですし、自分の希望する条件に合うものを探すことができます。
登録は無料でできるので、転職に興味がある方は登録してみてください。
まとめ
この記事では、理系の方向けに今の会社から転職したい方におすすめの転職サイトを3つに絞って紹介しました。
記事で紹介した、転職するデメリットとメリットはこちらのとおりです。
メリットをデメリットが上回る場合は、登録は無料なので転職サイトに登録してみてください。
このブログでは、転職だけではなく、半導体やカラオケについても記事を書いているので、ホームを見ていただけると嬉しいです。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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