乃木坂46のライバルグループの応募要項から感じる運営が応募者を評価する目線

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みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。

この記事では、乃木坂46のライバルグループの応募要項を読んで感じた、運営が応募者を評価する目線について書いていきます。乃木坂46のライバルグループが結成されることが、2023/2/1に報道されました。これにちなんで、乃木坂46とライバルグループの未来を予測する記事を書いているので、興味があれば読んでみてください。

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今回は、ライバルグループの応募要項を読んで、運営の目線から応募者を選抜するためにどんな目線で選ぼうとしているのかについて考察しました。

目次

応募資格

まずは、応募資格を見てみます。はっきりと制限されるのが、性別と年齢です。性別は女性に限り、2023/2/18時点で満12~22歳であることも条件です。満12~22歳という年齢層を考えると、中学生・高校生・大学生・22歳以下の社会人の方が該当します。

女性アイドルグループの寿命10年説を以前の記事で書きましたが、応募時の年齢が10年スパンで一区切りであることを暗示しているように思います。12歳で加入しても10年経ったら22歳ですし、20歳で加入したら10年経つと30歳です。

とはいえ、女性アイドルグループを作ろうとすると、応募してもらうターゲットとなる年齢層は、だいたいこんなものになるでしょう。それ以外の選択肢が思いつきません。

入力項目

次に、乃木坂46のライバルグループの募集要項で入力が必要な項目についてみていきます。結構細かいんですが、お付き合いください。入力が必須の項目は項目の前に*をつけています。

  • *氏名
  • *生年月日
  • *メールアドレス
  • *電話番号
  • *写真(全身+顔写真)
  • *住所
  • 保護者の同意(未成年は必須)
  • *身長
  • 体重
  • 現在の学校・職業
  • 趣味・特技
  • SNSアカウント(Twitter, Instagram, Tiktok)
  • チャームポイント
  • 習い事や資格
  • 事務所所属歴
  • 好きなアーティスト
  • 乃木坂46公式ライバルに向けて意気込み(400字以内)

結構たくさん書かないといけないなという印象です。

というか、入力項目を眺めていて、就職や転職で使う履歴書に近い物を感じました。氏名・生年月日・連絡先・住所等は個人を識別するためのデータとしての役割を果たしているだけでしょう。趣味・特技やチャームポイント・習い事や資格は、履歴書にも書くレベルのものだと思います。チャームポイントは、自己PRを一言でするようなものです。

身長と体重を入力する欄があって、身長は必須で体重は任意というのは興味深いです。身長は簡単に変えられないので必須で、体重は変動があるから任意なんでしょうか。とはいえ、応募資格の年齢が12~22歳と広いので、12歳の身長150cmと18歳の150cmが同じだとは思いませんが、ある程度の目安にするんでしょうか。

考えてみると、乃木坂46でも身長が高すぎる人ってあまりいない印象です。梅澤美波さんが170cmで一番身長が高いと言われていますが、極端に身長が高いと並んだときに見え方が良くないのかもしれません。女性の平均身長的に、極端に身長が高い人は確率的に少ないだけかもしれませんが。

乃木坂46公式ライバルに向けて意気込みを400字以内で書く欄がありましたが、履歴書で言うところの志望動機に当たるんでしょう。選抜する立場からすると、あまり長くても読み切れないので400字以内にしているんでしょうが、400字だと短すぎて何を盛り込むのか逆に悩むと思います。

意気込みを書く欄を見ていて感じたのは、12~22歳が応募資格なので、極端なことを考えると12歳が書いた400字と20歳が書いた400字というのは、全然質が違ってくるという点です。果たして、10代前半で応募する人が意気込みの400字を自力で書いているのか、他の人が代筆しているのかはわかりませんが、代筆していたら一発でわかるでしょうね。この辺が、どう評価されるのかはわかりませんが、12歳が応募しているのに意気込みの部分がやたら大人びた文章が書かれているとすると、違和感を持つかもしれません。

就職・転職で使う履歴書と決定的に違う点は、SNSアカウントの入力が行える点です。しかも、SNSアカウントは「入力推奨」となっていて、Twitter・Instagram・Tiktokの3つを入力することができます。Tiktokのアカウントなんて持ってないよと思いましたが、今の10代とか20代前半の人からすると、持っていて当たり前なのかもしれません。3つのSNSのアカウントを入力して選抜する側が見たら、その人の人となりはある程度わかってしまうかもしれません。

SNSアカウントが入力推奨

SNSアカウントが入力推奨になっていることについて、もう少し深く考えてみます。2020年代前半であることを考えると、誰もがスマートフォンを持っていて、SNSを使うことは当たり前になっている時代だと考えることができます。

乃木坂46の1期生のオーディションが行われた2011年頃は、Twitter自体は生まれていましたがここまで浸透していませんでした。おそらくオーディションで入力必須とされるほどの知名度は無かったはずです。

SNSアカウントが入力推奨になっているのを見て、初見で感じたことは運営が応募者に対して「君たちはもちろん事前に準備してきてるよね?」というメッセージを発しているということです。

Twitterにしても、Instagramにしても、Tiktokにしても、アイドルグループに応募する観点から考えると、個人で作ってプライベート用で使っているアカウントを入力するのは、望ましいものではないでしょう。また、普段から自分自身を発信することを続けていないと、フォロワー数も増えないでしょう。フォロワー数0人のTwitterアカウントを見ても意味は無いわけです。

SNSアカウントが入力推奨になっているということは、アイドルになりたいと思って応募が発表される前から、自分自身を発信する活動を続けていることが求められていることを示唆していると思います。13歳の中学生がそこまで考えるかは置いておいて、10代後半であればそのくらいのことはしているよね?という運営からのメッセージ性を感じます。

未来のアイドルに求められるもの

乃木坂46のライバルグループの応募で必要な入力項目を見てきました。ライバルグループは、私の予測では2020年代後半に全盛期を迎えるはずです。AKB48と乃木坂46がレコ―ド大賞を取るまで、結成から5年程度を要したことを考えると、2023年に結成されれば、2028年頃に全盛期を迎えると予測できます。

AKB48と乃木坂46と同じようになるかはわかりませんが、乃木坂46のライバルグループとして活動する以上、乃木坂46を超えるようなアイドルグループを目指していることは明確です。

ライバルグループが2028年頃に全盛期を迎えると仮定すると、2023年に1期生メンバーが選抜されますが、2023年の応募時点よりも、数年から5年経ってどうなっているかの方が重視されるのかもしれません。(もちろん、応募時点で一定のレベルが無いと選抜すらされないという事実はありますが。)

2028年に私たちがどんな未来を生きているのかを完全に予測することはできませんが、ある程度の予測はできます。おそらく、AKB48や乃木坂46が行っていた握手会のようなイベントが再び行われる可能性は低いと考えられます。一方で、showroom配信やInstaライブなどのように、オンラインでの配信コンテンツは今以上に拡大すると考えられます。そうすると、対面での活動よりもオンラインでの配信コンテンツへの適性なんかも見られるのかもしれません。

もちろん2028年であっても、ライブは行われるんでしょうが、ライブすら現代では配信コンテンツとして売れている時代なので、技術が進めば配信ライブであっても現場にいるような体感ができるコンテンツが開発されるかもしれません。

オンライン配信の大きなメリットは、人をその場に集めなくていいことです。極端なことを言えば、スマホ1つあれば全世界に同時配信することができるわけです。そうすると、スマホを通してどうやって自分をうまく表現できる力を持っている人は有利になるかもしれません。

SNSアカウントが入力推奨になっているのは、「スマホを通して自分自身をどう表現するのか?」ということについて運営側が応募者の力量を見ようとしている可能性は大いにあります。

募集期間の短さ

最後に、乃木坂46のライバルグループの1期生オーディションで特筆されるのは、応募期間の短さです。2023/2/1~2023/2/18までの18日間しか応募期間がありません。18日「しか」と書きましたが、それでも相当数の応募はあるんでしょう。仮に、40人選抜予定のところに40000人の応募があれば、倍率は1000倍なので選抜すること自体がかなり大変になることは想像に難くないです。

とはいえ、個人的にはSNSアカウントが入力推奨であり、募集期間が18日しか無い場合、セミプロのような形で活動している人が選抜される形になるのではないかと感じてしまいました。応募資格のところでさらっと「既に特定の芸能プロダクション等の団体に所属または契約されている方は応募いただけません。」と書いてあります。

となると、芸能プロダクションには所属していないけれども、ある程度芸能活動を目指して動いているようなセミプロの方々が応募に殺到して、その中から選抜される形になるんだと思われます。ただの高校生が応募して、1期生に選ばれてスターになるみたいなシンデレラストーリーは起こりにくくなっているのかもしれません。他人事なので、シンデレラストーリーみたいなものがあると、いいなぁなんて思ってしまいます。

まとめ

今回の記事では、運営が応募者を評価する目線について書きました。SNSアカウントが入力推奨になっていることから考えて、応募が始まる前から準備してきたセミプロのような人たちが殺到するのではないかと思います。また、スマホを使って自分を表現する力を運営は見ている可能性もあります。

おわりに

長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。Twitterもやっているので、面白かったらフォローお願いします。それでは、次回の記事でお会いしましょう。

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