みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、人生に迷ったなと思った時に読んでみたい本を3つ紹介します。
読んでみたい本3選
紹介する本はこの3つです。
・夜と霧
・沈まぬ太陽
・無常ということ
どれも名作ではありますが、それぞれ簡単に理由を解説します。
夜と霧
夜と霧は、ヴィクトール・E・フランクル著で、心理学者が第二次世界大戦中のアウシュビッツ強制収容所に収監され、生還を果たし、心理学者としての視点から当時の状況を書いた本です。
この本の中で最も印象的だったのが、
「人間は自分の生きる意味を内側に探しても解は無く、自分の外側にこそ自分の生きている価値を見出すことができる」
という部分です。
1977年に新版が出て、日本語訳版も2002年に新版が出ています。読まれたことが無い方は、一度読んでみて損することは無い内容です。長い本ではないので、普段本を読む機会が無い方も是非読んでみてください。
沈まぬ太陽
沈まぬ太陽は、山崎豊子著の小説です。
主人公のモデルは、日本航空で労組の委員長を経て、ナイロビへ左遷された方だと言われています。
著書中に、123便のエピソードが出てきます。内容に賛否があるのは事実ですが、過去に現実に起こった航空事故として知っていて損は無いでしょう。絶対に落ちないと言われた4発機のジャンボジェットが現実に墜落した事件です。
文庫本で全5冊あり長いですが、通勤時間を使って少しずつ読み通してみると長い本でも読み切ることができますよ。
無常といふこと
最後は、小林秀雄著の無常ということです。
これは、他の本と違って、批評家の随筆です。かつては、高校の国語の教科書に載っていたようです。
書かれたのは1942年と古いですが、現代人は無常ということがわかっていないのは常なるものを見失ったからであるという難解な一節で締められています。
非常に短いので、興味がある方は読んでみてください。
まとめ
この記事では、人生に迷った時に読んでみたい本3選を紹介しました。
長い本から、短い随筆までありますが、「自分が生きている意味はどこにあるのか?」という問いを持った時に、読んでおきたい本です。
このブログでは、普段は半導体の記事を書いていますが、時々こんな記事も書いています。
興味があれば、他の記事も読んでみて下さい。
この記事はここまでです。最後まで読んでくださってありがとうございました。
コメント