北海道横断旅行記第0日目(旅行計画)~行きたいところを全部めぐると札幌と東の果てを往復せねばならない~

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みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

今回は、旅行の連載の初回です。旅行の内容の前段である、旅行計画について書きます。旅行記自体も面白い連載にしようと思っていますが、実際に計画を立てる段階で結構悩んだところもあるので、そこを中心に書いていきます。なので、タイトルが第0日目になっています。この時期に旅行していいのか?と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、前もって計画していた話が実現可能になったので思い切って決行しました。幸いにも体調不良等は特に発生していないです。

目次

そもそものきっかけ

そもそもこの旅行のきっかけは、友人のA氏(以前の投稿で叙々苑に行った記事を書きましたが、その時に一緒に叙々苑に行った友人です)と話していた時に夕張が話題に上がったことです。友人A氏が言うには、夕張は人口が減っていてゴーストタウンになっていて、このままいくといつ無くなってしまうかわからないところがたくさんあるとのことでした。私自身は夕張にそれほど詳しいわけではなく、かつて炭鉱があったことと夕張市が財政破綻して財政再建団体に指定されていたことくらいしか知りませんでした。夕張市自体は、北海道の札幌市から車で1時間半くらい走ったところにあります。それを聞いて、北海道に行ってみたいなと思うようになりました。この話をしたのは、正確には覚えていませんが1年くらい前の話だったと思います。北海道に行くとすれば、シーズンは夏と冬ですが、北海道を公共交通機関だけで移動するのはちょっと苦しいことを考えると車を使うことになり、冬の雪道を走るのは現実的ではないかと思い、夏に行くのが良いのかなぁと思ってました。私自身、北海道には、高校生の修学旅行でスキーに行っただけした。高校生の修学旅行なので、新千歳空港に降り立ったあと、小樽を経由してスキー場に行くくらいしかしていません。そう思うと、北海道の観光地にはほとんど行ったことがないと思い直して、北海道に行けたらいいなと思いつつ、実際の具体的なプランを進められていませんでした。具体的なプランは立っていませんでしたが、この度いろいろあってA氏と休みを合わせることができそうになったので、今回弾丸ですが北海道に行くことになったわけです。

実際にプランを立て始めると、北海道で行ってみたいところを際限なく出てきました。とはいえ、無限に休みなわけではないので優先順位をつけて各々の行きたいところを出して、それをできるだけ回るようにするのが今回の旅のコンセプトです。発地は関西国際空港で新千歳空港に降り立ってから北海道をめぐる旅が始まります。関西国際空港を発地に選んだのは、単純にLCCが使えて航空機代が安いからです。関西在住であれば、伊丹空港も使うことはできますが、伊丹空港はLCCが飛んでいないので運賃がなかなか高くて、今回断念しました。お金に余裕があれば、伊丹空港を使うのがアクセス面では一番楽だと思います。

A氏の希望

各々の希望を出したうえでプランを立てることにしたわけですが、A氏の希望をリスト化するとこんな形でした。

  • 夕張
  • 札幌競馬場
  • 帯広競馬場

夕張は、当初から想定していましたが、札幌競馬場と帯広競馬場が希望に入っているわけです。札幌競馬場は、札幌駅の近くにあるので札幌まで行ければ簡単につきます。問題なのは、帯広競馬場です。北海道の地図で、札幌と帯広の経路を出すとこんな感じになります。

Yahooの経路検索で調べると、およそ200kmで車だと3時間くらいかかります。これを見た瞬間には、片道200kmを往復するだけで6時間かかるのかと思いました。しかし、私の希望がもっと無茶苦茶だったので、帯広に行くことなんて後から考えるとかわいいもんになりました。結果的に、夕張・札幌競馬場・帯広競馬場はすべて回ることができています。

私の希望

さて、次は私の希望です。北海道と言えば、日本最北端の駅がある稚内に行ってみたいという思いがありました。しかし、先ほど出した地図で見たとおり、稚内は北海道の中でも最北端に位置していて、札幌からでもかなり距離があります。また、稚内へ行く高速道路が整備されていないので車で移動するとするとかなり厳しいことになることが予想されます。稚内は、稚内空港があり空路で到達することは比較的可能なので、今回稚内は候補から外しました。(仮に、札幌・帯広・稚内を移動しようとするとすさまじい移動距離になります。稚内まで行くだけならまだいいですが、札幌まで帰ってこないといけないのがかなり厳しいです。) 

というわけで、「北」はあきらめて「東」に目線を移しました。そうすると、日本最北端の駅は稚内駅でしたが、日本最東端の駅もあるわけです。日本最東端の駅は、根室本線にある「東根室駅」という無人駅です。

参考のために、札幌から東根室駅までの経路を出しています。Yahoo検索で調べると、距離にしておよそ430km、時間にすると8時間半と出てきます。430kmというと、東京から京都までくらいの距離に相当します。しかし、東京と京都までは名神や新名神のような高速道路が走っています。札幌から根室まで移動しようとすると、ずっと高速道路に乗って行ける、、、わけがありません。札幌から釧路の手前まで高速道路が伸びていますが、その先は一般道しかありません。しかも、札幌から釧路の手前まで伸びている高速道路も大半の部分は、片側一車線でした。(これは、事前のリサーチで見落としていて、実際に走ってみたら片側一車線じゃんと気づきました。)とりあえず、北海道は大きいということがよくわかります。とはいえ、帯広まで行くわけだし、最北端は今度にするので、最東端に行ってみたいという気持ちが強くなって、東根室駅を候補に入れることにしました。東根室駅を候補に入れると、人間は欲深いもので、北海道の最東端である納沙布岬が東根室駅から少し東にあるではないか(納沙布岬は正確に言うと、日本で一般人が訪れることのできる最東端です。日本の領土という意味では、南鳥島が最東端ですが、隔絶された孤島で一般人は立ち入ることができません。南鳥島を除いたとすると、択捉島になりますが、択捉島はロシアが実効支配しているので日本人が到達することはロシア経由でなければ困難です。というわけで、パスポート無しで日本の一般人が到達可能な最東端は納沙布岬になっているわけです。)ということに気づきました。どうせ、東根室駅まで行くのであれば、もう少し走って納沙布岬まで行ってしまえということで、納沙布岬を候補に入れることにしました。

そして、根室まで行くのであればと思ってもう一つ追加したのが、白糠(しらぬか)です。白糠の場所は、釧路と帯広の間くらいの場所です。そんなところに何があるのか?と思われた方は多いんじゃないかと思います。白糠と聞いて即座に廃線跡を想像できる方は、相当マニアックな方でしょうね。廃線跡と書きましたが、実は白糠には、白糠線という鉄道路線がありました。1980年代の国鉄の赤字路線廃止の流れの中で利用者が少なく、廃止が検討された路線として特定地方交通線(wikipediaのリンクを貼っています。興味がある方はご覧ください。白糠線に限らず、全国に特定地方交通線として廃止された路線はあります。)が指定され、白糠線はその第一号として廃止されたことで有名なんです。(有名なのは、一部のマニアの間だけでしょうが。)白糠線が特異なのは、1964年に開業、1972年に延伸開業したのにもかかわらず、1983年に廃止されたという、20年ほどしか営業していなかった路線であるということです。延伸区間はたった11年しか使用していません。そのため、特定地方交通線として第一号に廃止された割には、コンクリートで作られた構造物が多く、沿線人口が少なかったからか、当時の構造物が比較的残っている廃線と言われています。とはいえ、私が白糠線を初めて知ったのは2003年の鉄道ファンという雑誌のReport記事を読んだときなので、それから既に20年が経過しています。その時から、一度行ってみたいと思っていたんですが、色々あって20年も行けずじまいでした。(学生の頃に運転免許を取っていれば行けたかもしれませんが、社会人になってから運転免許を取得したので、かなわずじまいでした。)というわけで、前置きが長くなりましたが、長年行きたいと思っていた白糠線跡を候補に入れたわけです。

気持ちがこもってしまって、長々書いてしまいましたが、私が希望として出したのは以下の三か所です。

  • 東根室駅
  • 納沙布岬
  • 白糠線跡

先ほど、A氏の帯広競馬場を札幌から遠いと思っていた自分はどこにいってしまったのか?というくらい私の希望は東側ばっかりでした。結果的には、私の希望の3か所も回ることはできました。ただ、欲張った結果としてこのあとこれらの希望の訪問地を回るための経路設定と宿泊場所の検討に頭を悩ますことになります。

日程的にレンタカーを使うのは必須

友人との休みを合わせる日程的に、4泊5日の日程が最大でした。A氏と私の希望を並べると6つです。

  • 夕張
  • 札幌競馬場
  • 帯広競馬場
  • 東根室駅
  • 納沙布岬
  • 白糠線跡

これらの場所を4泊5日で回ろうとすると、公共交通機関を使うのは現実的ではないので、必然的に車を使わざるを得なくなります。東根室駅なんて、1日6本くらいしか列車が来ないんですし、白糠線跡を回るのに公共交通機関を使うのは無理でしょう。というわけで、レンタカーを借りることにしました。レンタカーを借りるということは、それと同時にどちらかが運転することが決定します。幸いにして、A氏も運転免許を持っていました。とはいえ、私もA氏も自家用車を持っているわけではなく、普段運転しているわけでもないのが不安要素の一つではあります。

経路と宿泊地に頭を悩ます

さて、車を使って移動することは決まりましたが、それと同時に問題が出てきます。それは、どこでレンタカーを借りて、どんな経路で回ってどこにレンタカーを返すか?ということです。飛行機を使って北海道に飛ぶので、新千歳空港は必ず経由することになります。レンタカーを借りる場所の候補としては、新千歳空港か札幌のどちらかを考えていました。札幌競馬場を回ろうとすると札幌は経由しますし、新千歳空港は北海道を出入りするときに使います。どちらを選んでもいいんですが、問題は希望の訪問地をどの順番でどう回るか?ということと、どこに宿泊するか?ということです。北海道は、都市間の距離が離れているわりにその間に大きな都市が無いです。そうすると、札幌や新千歳から東に進む場合、宿泊できそうな都市が「帯広」「釧路」「根室」くらいしかないわけです。今思うと、他の都市でも探せば宿泊できるところがあったのかもしれませんが、さっと予約できるような宿泊施設があるかどうかもわからないので、経路を調べるときは帯広・釧路・根室の3都市を軸に宿泊地を考えてました。

宿泊地は3択ですが、次にどんな順で訪問地を回るかを考えなければいけません。訪問地を考えると、一番西にあるのが札幌競馬場で、一番東にあるのが納沙布岬です。新千歳空港は、札幌と同じくらい西にあるので、少なくとも西から東に向かう必要があります。言い忘れていましたが、もう一つ制約条件がありました。4泊5日といっても、飛行機代をケチったので初日は昼過ぎに関西国際空港を出て、17時過ぎに新千歳空港に着く飛行機を使うことにしていました。(朝夕の飛行機はLCCでも値段が高かったのと、関西国際空港が距離的に遠いので午前中の早い時間は飛行機に乗れないリスクがあるので、中途半端ですが15時くらいの飛行機にしました。)そして、帰りの飛行機は新千歳を18時くらいに発つ便を取りました。空港を使ったことがある方はわかると思いますが、新幹線と違って18時発の飛行機に乗ろうとした場合、出発時刻の10分前に空港に着いたら、絶対に間に合いません。余裕を持って空港に着こうとすると、1時間半から2時間前に空港にいる必要があります。(JALやANAで変更可能なチケットであれば、遅れた場合別の飛行機に振り返ることもできますが、LCCで変更不可のチケットを取ったので乗れなかったらその便の費用が返ってこないばかりか、改めて別の便のチケットを買わないといけません。) というわけで、帰る日は16時前くらいに新千歳に着こうとすると半日くらいしか活動できません。これらのことを考えると、4泊5日の日程は移動を考えると実質的に3泊4日くらいの日程になります。この中で、6つの訪問地を回ることになるわけです。

ここまででも、結構経路が制限されるんですが、さらに制約条件がありました。というのは、札幌競馬場でレースが行われている日程が限定されていることです。札幌競馬は、中央競馬で基本的に土日にレースが開催されています。札幌競馬場に行くのであれば、レースが開催されている日に行くのが筋とのことなので(A氏曰はく)、北海道に行った日程の中で札幌競馬場でレースが行われるのは、2日目と3日目だけでした。3日目に札幌にいると、納沙布岬に到達して戻ってくるのが厳しくなるので2日目に札幌競馬場に行くことがほぼ確定しました。そうすると、1日目は17時過ぎに新千歳に着いて翌日に札幌競馬場に行こうとすると、1日目の宿泊地は札幌が良いだろうということで、札幌競馬場の開催日程で1日目の宿泊地が決まったわけです。

1日目に札幌に宿泊し、2日目の午前中に札幌競馬場に行くことまで決定しました。次にどうするかを考えると、とりあえず東に向かわなければなりません。1日目の宿泊地が札幌で、新千歳空港から札幌駅は、JR北海道の快速エアポートで直結しているので、移動は簡単だろうと判断し、レンタカーは2日目から使うことにしました。レンタカーを使って、とにかく東に向かわないといけないという状況です。ここで、考えるのがどこまで東に行くかということです。ここで、札幌から東へ向かう場合の時間と距離を並べてみます。Yahooの地図アプリで調べると、ざっくりこんな感じです。

  • 札幌→帯広 200km 3時間
  • 帯広→釧路 120km 2.5時間
  • 釧路→根室 125km 4.5時間

札幌から根室まで直行すると、ほぼ半日かかります。釧路から根室が距離の割に時間がかかるのは、高速道路が整備されていなくて、一般道を走るしかないためです。しかも、2日目は札幌を午後スタートなので、2日目のうちに根室に到達するのは日程的に困難だと判断しました。釧路まで行ってもよかったんですが、札幌から帯広が意外と近かったので、2日目としては札幌競馬場から帯広競馬場に直行し、競馬場を1日ではしごしてしまうことにしました。競馬場を1日ではしごするなんて、やったことがある方の方が少ないんじゃないかと思いますが、希望していたA氏のOKが降りたので、実際に1日ではしごするスケジュールを組みました。そうすると、帯広競馬場に滞在する時間も考えて、2日目の宿泊地は帯広に決まりました。

3日目は、帯広スタートでどこまで東に行けるかが勝負になります。Yahoo地図によると、帯広から根室まで7時間かかると言っています。とすると、朝7時に出ても根室に到達するのは午後2時近くです。根室の滞在時間を考えると、朝7時に出ても余裕がないスケジュールです。また、根室に泊まると4日目は根室スタートになってしまうので、かなりの距離を走らなければなりません。5日目には、新千歳空港から出発せねばならないことを考えると、4日目の根室スタートは避けたいところです。とすると、4日目の宿泊地を釧路にするのが、スケジュール的には厳しいけれど、最善の策なのではないかと考えて、4日目の宿泊地を釧路にしました。とはいえ、3日目は帯広を出発し根室まで東にとにかく進んで、根室で訪問地を回ったあと釧路まで戻るという、タイトなスケジュールを組むことになります。東根室駅は必達として、納沙布岬は根室市からさらに先に走ったところにあるので、どうしても時間が無ければスキップせざるを得ないかもしれないと思いつつ、納沙布岬も回るつもりでスケジュールを組んでいます。

4日目は、釧路スタートでどこまで東に戻るか?ということが問題になります。3日目までに回れていない訪問地は白糠と夕張です。白糠は、釧路と帯広の間くらいのところにあるので、4日目の通り道にあることになります。ここは、チャンスだと思い4日目に白糠を入れこみました。また、夕張も1時間半あれば札幌まで出られるので、この日は、白糠と夕張を経由して札幌まで戻ってしまうのが得策ではないかと考えました。こうすると、4日目にレンタカーを返してしまう予定を組むことができます。5日目はバックアップ日として、余裕があれば少し観光するような形にしていれば気持ち的にも余裕を持って動けると思い、4日目に白糠と夕張を回ることで、6つの訪問地を回る計画を立てました。4日目の夜に、再度札幌に泊まり5日目は余裕があれば、小樽にでも行こうかと思っていたくらいです。というわけで、計画した5日間のスケジュールの概要はこんな形です。

  • 1日目:札幌泊 (関空から新千歳への移動)
  • 2日目:帯広泊 (札幌競馬場と帯広競馬場のはしご)
  • 3日目:釧路泊 (東根室駅と納沙布岬)
  • 4日目:札幌泊 (白糠線跡と夕張)
  • 5日目:宿泊なし(小樽観光?と新千歳から関空への移動)

さらっと書いていますが、移動距離がかなり長いのは間違いありません。色々悩みましたが、制約条件を考えつつ、とりあえず経路と宿泊地を設定できました。

実現不可能ではない経路を作ったものの

このようにして、実際に回る経路を作成しましたが、作った私自身が感じていたリスクは2つあります。

  1. 運転できないほどの悪天候
  2. 運転者の体調不良

1で挙げた運転できないほどの悪天候は、例えば大雨や台風接近で道が通行止めになったりすると起こりうると考えていました。実際に、8月には道東自動車道(千歳と帯広を結ぶ高速道路で今回の旅行でばっちり使う予定でした。)が大雨で通行止めになっていました。また、台風が接近すると風が強くなるので、運転どころではありません。天候に関しては、北海道に行ったあとに急変した場合は、どうしようもないと思っていました。一番苦しいと思っていたのが、4日目に大雨になることです。というのは、4日目は釧路から札幌まで戻る予定だったので、道東自動車道が通行止めになって迂回しないといけなくなると、その日中に札幌に着けない可能性が出てきます。仮にこうなった場合は、5日目までレンタカーを延長してなんとか札幌までたどり着くつもりではありましたが、かなり長い距離を高速道路を使わずに迂回しないといけません。大雨であれば、観光はスキップになるでしょうが、車で迂回しないといけなくなるとかなり厳しいプランを組んでしまったなと思っていました。

2で挙げた、運転者の体調不良は2人とも運転できるため、移動できなくなるわけではありませんが、東にいればいるほど西に戻ってくるのが大変なので、一つのリスクでした。

結果的に、1も2も問題なく旅程を終えることができましたが、かなりリスキーなので、他の方にはこういう旅程はを立てるのはおすすめしません。

飛行機・宿・レンタカーの予約を取りあとは現地に赴くのみ

なかなか、余裕のないスケジュールとリスクが発生したときのリカバリーが大変な計画を立ててしまいましたが、一応実現できないわけではなさそうだったので、諸々の予約を取ることにしました。飛行機・宿・レンタカーの順で予約を取っていき、北海道に行くことができれば余裕はないながらも、計画をスタートする段階までこぎつけることができました。飛行機も思ったより安く取ることができましたし、宿も夏休みシーズンだったので予約が取れるか心配していましたが、どの都市もそれほど高くない値段で取ることができました。レンタカーを借りているので、宿泊代を浮かそうとすると、車中泊が一番ですが長時間の運転になるので、車中泊はおすすめしません。あと、これは行ってから気づいたことですが、北海道は東に行くと8月でも日が落ちると肌寒く感じるくらいでした。8月でもこの気温なのかと思い、冬場の北海道を考えると恐ろしくなったくらいです。

というわけで、現地に赴けば旅が開始できるところまで到達しました。あとは、当日の昼に関西国際空港の飛行機に間に合うことができればいいわけです。

まとめ

今回の記事は、前回の記事で紹介した旅行の連載の初回です。旅行の内容の前段である、旅行計画について書きました。旅行自体ではなく、旅行計画までで今回の記事は終わりです。前段といえば前段ですが、この計画を決めるのが結構難しかったので、これだけで記事にしました。旅行を終わってから気づいたのは、計画が破綻していると旅行自体が破綻してしまうので、観光を楽しむことよりも、計画をいかに綿密に練っておくかが大事だということです。旅行記自体、結構な長さになりそうなので、毎日更新できるわけではありませんが、なるべく早く記事にしていきたいと思っています。旅行記としてではなく、単体の記事として書けるような面白いところもあったので、そんなところについては、別途記事を書き起こしていこうと思っています。記事の中でよくわからない点がありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

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