Xで議論が成り立たない時の実例を紹介~自分が誠意を持って返答しても無理なものは無理~

本ページは広告・プロモーションを含みます

みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。

この記事では、TSMCに関する本について事実ではない部分が多いという記事をXに投稿したところ、反論で大量のリプをいただいた時のことを書いています。

私自身が書いた記事なので、記事に対する反論などがあることは、執筆時に想定していました。しかし、想定を超えるリプをされるアカウントの方がいらしたので、実例として載せます。

書き手として、反論に対しては答える義務があるだろう(言いっぱなし、書きっぱなしにならないようにしたいという意味です)と思って、誠心誠意対応しました。ただ、理解してもらおうとしても無理なものは無理なのがよくわかりました。

ここから、実際のpostを並べて振り返ってみます。

全てのきっかけは、このpostでした。

記事自体は、多くの方に読んでいただけたので、良かったと思っています。(こちらに記事のリンク先があります。)

あわせて読みたい
『光と影のTSMC誘致』を読み解く~なぜ陰謀論と言われるのかを元半導体エンジニアの立場から解説~ みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。 この記事では、なぜか売れている本『光と影のTSMC誘致』の内容がなぜ陰謀論と言われるのかを、元半導体エ...

投稿してから1日くらい経った時に、同じアカウントの方から8件のリプがきていました。同じアカウントから8件もリプがあることなんてほとんど無いので、少しだけ違和感を感じていました。(あとから考えると、違和感どころでは済まないわけですが。)

最初は、ニュース記事のソースがついていて、本の内容が陰謀論とはいえないという立場の方なのかなぁと思っていました。ちなみに、記事の原文はこちらから読めます。

https://www.theguardian.com/environment/2021/sep/18/semiconductor-silicon-chips-carbon-footprint-climate

英語のニュースですが、一応全文目を通したうえで返答を書きました。

そうすると、こんな感じのリプがきました。

この時点で、相手の主張を押し付けられている感覚を抱きました。今後、「ガーディアン」というワードが頻出します。

この時点で、多分議論は成り立たないだろうなという予測はしていました。なぜなら、相手は自分の主張しかしていないからです。とはいえ、1つ1つ丁寧に返答するべきだろうと思って、返答していきます。

こんな感じで、誹謗中傷がどうのこうのという方向性に話がいってしまったんですが、「具体的に示してくれ」と言っているのに、結局最後まで具体例が出てこなかったんですよね。(キャプチャでもいいって形で譲歩したつもりなんですが。。。)

あと、一般的なXでの返信は、各postが連続して並ぶんですけど、直接つながっていないpostに対していきなり返信が来たりして、流れがつかみにくくなっています。なので、TLを振り返っただけだと、流れがよくわからないんですよ。

私の記事を引用した形で、本の著者の名誉棄損がどうのこうのとか、引用している人に「これは私の感想、主張で因果関係はわからない」と言った方がいいみたいな話が出てきます。(総じて主張が無理筋なんですよね。)

またまた、名誉棄損の話が出てきました。百歩譲って、著者本人が反論してるならまだわかるんですが、第三者が「名誉棄損だ」と騒ぎ立てる話ではないんじゃないかと思います。

私の投稿を引用している人に対して返信しろみたいな話が、また出てきます。(まあ、そんなことやるわけないんですけどね。)

この部分は、一連のやりとりの一番面白いところです。相手は、私が嘘ばかりだと記事を書いた本を持っていないそうです。postでも衝撃だと書いたんですが、本当にこの時は驚きました。

ここまでは、これだけ反論されるんだから、著書を読んだうえで記事を読んでいて反論しているんだと思いこんでいました。「議論」というものの土台が音を立てて崩れた瞬間です。

印税は深田さんの方に入るので、買って読んでみることをおすすめしたんですが、読まなくても記事の内容を判断できるようです。どんな超能力があるんでしょうか。

もう完全に議論は成立していないですが、まだまだ続きます。

ちょっと驚きなのが、これだけ記事の内容がおかしいと指摘しておいて、削除はするべきでないと書かれたことです。
(この辺からは、よくわかんなくなってます。)

この辺は、しきりにガーディアンの記事にこだわっていました。(一応、英語の記事全文読んだんですよ。)

この辺から、記事を書きなおせという主張に変わってきます。(もちろん、記事を修正するつもりなんて毛頭なかったですが。)

さすがに、話が通じなかったので、そこまで言うなら記事を読まないでほしいとお願いすることにしました。

とりあえず、「私の記事が事実無根だから書き直せ」という主張を相手がしていることはわかりましたが、議論には至りませんでした。

結局、私の記事が事実無根である根拠は「ガーディアンの記事で書いてある」と「深田さんが言っている」ということしか、出てきませんでした。

これだけ反論するんだったら、もう少し具体的に指摘してほしかったんですけど、どうも出てこないようです。

色々な方からメッセージを頂きましたが、やはり「記事の内容を理解したうえで、事実と違う点を論理的に指摘できる人」であれば、こんなことにはならないというのが真実なんだと感じました。

今回、自分が書いた記事に対する投稿だったので、これだけ長く受けましたが、現実的には難癖をつけてくるだけの人とは議論はできないですし、SNSであればブロックするのがお互いに最善の選択だということが、実感を持って理解できました。

実はこのあとのpostにも、いくつか粘着されました。(私のせいで被弾された方がいらしたらすみません。)

粘着されたpostは、一応ここまでとなっています。私が返信しなくなったからなのか、他にターゲットを見つけたのかわかりませんが、ひと段落しました。

長いやりとりを経て、読者の方に伝えたいのは、自分がどれだけ誠意を持って対応したとしても、「分かり合えない人とは分かり合うことはできない」ということです。

また、このアカウントの方は、他の方にも似たような返信をしているので(大半は無視されていますが)、反応した者負けなのかなぁと思います。(お前が言うなよって話なんですけどね。。。)

というわけで、今回は図らずも議論ができない人と、長いやりとりをすることになったので、その一部始終と得た結果を解説しました。

この記事はここまでです。最後まで読んでくださってありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次