みなさんこんにちは、このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、乃木坂6期生ののオーディションの応募が始まったので、乃木坂6期生と乃木坂ライバルグループ1期生の応募要項を比較して、応募者に求められているものを考えていきます。
乃木坂46のライバルグループの応募要項については、こちらの記事で解説しています。
乃木坂6期生の夏組の募集が始まったので、春組と夏組を比較した記事も書いています。
応募資格
乃木坂46の6期生のオーディションが、2024/2/2から開始されました。6期生は、春と夏の2回に分けて、応募が行われることが公表されています。
春は2024/2/2~2024/3/5までが応募期間です。夏は、詳細は未定ですが、2024年夏に応募が行われると考えられます。
応募資格のある年齢は、2003/9/1~2012/8/31生まれの女性とのことです。(2024/8/31時点で、満12~20歳というのが基準のようです。)
私は、生年月日も性別も要件を満たしていないので、どれだけ頑張っても応募資格は無いです。(当たり前だろ・・・)
そんなふざけた話は置いておいて、乃木坂6期生のキャッチコピーが乃木坂っぽかったので引用します。
自信がないとか、今じゃないとか、
言い訳は思いつくけれど、
なにも変わらない春は、ちょっと退屈だ。
出会いの季節。
この坂を登れば、
見えなかった景色が見える。
会えなかった自分にきっと会える。
世界は、ほんの一歩で変わる。
乃木坂46 6期生オーディション応募ページより(https://nogizaka46audition.com/)
だれが考えたのかはわかりませんが、乃木坂っぽさを全面に感じるコピーではないでしょうか。
表題シングルの歌詞に出てきてもおかしくないと感じる一節です。「この坂を登れば」で出てくるこの坂は、乃木坂のことを意味しているのは自明ですし、坂を登った先にあるのはSony Musicの建物でしょう。
こんな感じのコピーで、応募者を募っているわけです。
応募要項
さて、具体的な応募要項を見ていきます。
入力必須の項目は※で示しています。
【乃木坂46 6期生(春)の応募要項】
・※ お名前(本名)
・※ お名前(フリガナ)
・※ 写真アップロード(最低2枚、最大5枚)
・※ 生年月日
・※ 身長(半角数字)
・体重(半角数字)
・スリーサイズ(バスト/ウエスト/ヒップ)
・※ 現在在籍の学校名・学年・コース / 卒業されている方は最終学歴の学校名・コース
・SNSのアカウント名やIDなど (Instagram/TikTok/X(旧Twitter)等あれば)
・今まで頑張ってきた習い事や資格(剣道初段、そろばん2級 / ○歳~○歳までなど) があれば教えてください 複数回答可
・部活動・サークル(バスケットボール/〇歳~〇歳) 複数回答可
・※ 過去に参加された坂道系オーディションがあれば何次審査まで進んだかご記入ください ない方は特になしとご記入ください
・※ プロダクション・劇団等に所属した事がある方は、所属先名と期間を記入してください ない方はなしとご記入ください
・※ このオーディションに参加した志望動機を教えてください
・このオーディションは何で知りましたか?(雑誌名や番組名など詳しくご記入ください)
・乃木坂46の中で好きなメンバーを教えてください
結構色々書かないといけないんですが、列挙するとこんな感じです。
こんなの、応募ページを見れば誰でも見れるではないかと思われると思いますが、募集が終わってしまうと、応募ページが閉じられてしまうので、あとから見返すことができなくなるんです。
なので、あえて後から振り返ることができるように、文字に起こして残しているわけです。
応募要項を大きな括りでわけると、4つに分けられます。
・個人情報および写真情報
・SNSアカウントおよび得意分野やこれまでの経験
・芸能経験者判定および志望動機
・応募者にリーチしているメディアの判定
1つ目の、個人情報および写真情報は、アイドルグループのオーディション向けの必要な情報としては、必要不可欠でしょう。それほど、乃木坂46の6期生の場合に特筆すべきものはありません。
2つ目のSNSアカウントは、入れた方がいいのかどうか、正直よくわからないですね。
今までやっていた習い事や部活等は、応募者の強みや特徴となりうる部分なので、アピールできれば御の字でしょう。
3つ目の項目は、芸能経験者判定および志望動機と書きましたが、既に芸能関係事務所に所属している場合は、それを明記してもらわないと乃木坂側も困るでしょうし、妥当だと思います。
志望動機に関しては、文字数規定はありませんでしたが、結構長く書けそうでした。何を書くか悩みそうですね。
4つ目は、応募者が何をきっかけにオーディションを知ったかを調査するうえで、今後の広告戦略に生かすのが目的でしょう。どれを選んでも、特に問題があるようには感じませんでした。
乃木坂46の中で好きなメンバーを書くところは、好きなメンバーを書けばいいんだと思います。(なしって書いたらどうなるんだろ。。。)
応募要項だけ見ると、こんな感じです。
乃木坂ライバルグループ1期生との違い
今回、乃木坂46の6期生オーディションと比較するのは、乃木坂ライバルグループの1期生オーディションの応募要項です。
乃木坂46は、既に知名度が高い女性アイドルグループで、所属レーベルはSony Musicです。結成から10年以上経過し、1期生は全員卒業しています。
一方、乃木坂ライバルグループは、ライバルグループと名が付いているとおり、新規に結成される女性アイドルグループです。所属レーベルはAvexで、現状は全員1期生となっています。
乃木坂ライバルグループ1期生の募集要項はこのようになっていました。入力必須項目に*をつけています。
- *氏名
- *生年月日
- *メールアドレス
- *電話番号
- *写真(全身+顔写真)
- *住所
- 保護者の同意(未成年は必須)
- *身長
- 体重
- 現在の学校・職業
- 趣味・特技
- SNSアカウント(Twitter, Instagram, Tiktok)
- チャームポイント
- 習い事や資格
- 事務所所属歴
- 好きなアーティスト
- 乃木坂46公式ライバルに向けて意気込み(400字以内)
入力項目の大半は似通ったものですが、いくつか違う部分があります。
・SNSアカウントが記入推奨になっていること
・乃木坂46公式ライバルに向けて意気込み(400字以内)があること
SNSアカウントが記入推奨になっていることは、ライバルグループ1期生の応募要項を見た時に、時代を感じさせられました。
また、公式ライバルグループに向けての意気込みを400字以内で記入する欄があるのも特徴的です。志望動機ではなく、意気込みと書かれているので、乃木坂46の現状を踏まえたうえで、ライバルグループとしてどうしていきたいかが問われているので、大人でもちゃんと書くのは難しいように感じました。
また、ライバルグループ1期生の応募期間は2023/2/1~2023/2/18までの18日間でした。乃木坂6期生より、相対的に短いことがわかります。
この点から、乃木坂46の6期生とライバルグループ1期生では、アイドルグループの新規メンバーの募集であるものの、微妙な違いが見えてきます。
アイドルグループに求められるものとは
現状、女性アイドルグループのトップにいるのは、乃木坂46と言ってもおかしくはないでしょう。
乃木坂46の強さは、1期生が全員卒業したあとでも、ファンを継続して獲得できているところです。
1期生・2期生が全員卒業したあと、3期生から5期生のメンバーでも、ライブやシングル発売などが継続的に行えているのを見ると、しばらくは乃木坂46の強さは続くとみて間違いないように思います。
乃木坂46の6期生が乃木坂46に加入する時期は、3期生が徐々に減り始める時期になると予測されます。要は、4期生から5期生が乃木坂の主力メンバーになっていく時代に乃木坂46の新規メンバーになるということです。
この時期は、乃木坂46のグループとしての強さを維持できるかどうかが、問われる時期になると私は予測しています。3期生が減少していく中、乃木坂46がうまく世代交代することができれば、今後も強さを維持できるでしょう。(世代交代の方法論を乃木坂側が獲得したという意味です。)
一方、世代交代が上手く行えなかった場合、6期生としてはグループ全体の人気が落ちていく中、自分たちの活動を行わないといけないので、他の期生と比べると苦しい状況に置かれる可能性はあります。
とはいえ、1・2期生が全員卒業して3期生以下だけで1年近く人気を保っているのを考えると、個人的には乃木坂46の人気は、まだまだ継続するだろうと楽観的に考えています。
乃木坂46の公式ライバルグループとして立ち上げられた、僕が見たかった青空ですが、現状少し苦戦しているように見えます。
その理由を一言で表すと、「坂道との違いはどこなの?」という問いに明確な解が見いだせていないことではないかと考えています。
極端な話、乃木坂(乃木坂に限らず坂道系グループも含まれますが)との違いが明確にないなら、推す理由が無いという話です。
乃木坂のライバルグループは、あまり詳しくウォッチしていないんですが、シングルの売上も苦戦しているのは事実のようです。新規でやっていることといえば、制服のマネキンのカバーなどがあります。
制服のマネキンといえば、乃木坂の初期の曲(4thシングル)なので話題性は出ますが、結局違いは何なのという問いに対しては、なかなか解にはなりえないのではないかと思います。
現実問題、まずは知名度を上げていかないといけないんでしょうが、なかなか難しいようです。
結局、2つのグループの応募要項を見てみましたが、乃木坂46の6期生には従来の乃木坂46の路線の継承が求められているのは明らかでしょう。
一方で、乃木坂ライバルグループの1期生には、乃木坂のライバルグループとして、コアになれるメンバーが求められていたように感じます。
どちらにしても、アイドルグループの運営は10年スパンで見ると、どうしても世代交代が必要になります。そこをうまく乗りきることができるかが、長期的にグループを続けていくことができるかに直結する課題であることは間違いないでしょう。
まとめ
この記事では、乃木坂6期生と乃木坂ライバルグループ1期生の応募要項を比較して、応募者に求められているものを考えていきました。
乃木坂6期生の応募は、相当な数の応募があるでしょうし、過去のオーディション応募者も応募するでしょうから、熾烈な戦いが繰り広げられるのではないかと考えられます。
お披露目は、1年後くらいになると考えらえるので、ファンとしてはそこまで気長に待つことしかできませんが、どんな方がデビューされるのか楽しみです。
このブログでは、乃木坂46やアイドルグループに関する記事をいくつか書いています。興味があれば、他の記事も読んでみてください。
この記事はここまでです。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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