みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱する方法論について解説します。
完唱!歌いきりまショー!!激辛はDAMのカラオケに入っている採点の1つです。
ランダムに出てくる審査員があなたの歌を審査します。審査員から高評価を取れないと、歌っている途中でも曲が強制終了されてしまいます。
審査員が歌を評価して強制終了されてしまうカラオケ採点には、完唱!歌いきりまショー!!(通常版)があります。
通常版は、それなりに完唱できるように難易度が設定されています。(通常版でも難しいと感じる人もいるかもしれません)
完唱!歌いきりまショー!!激辛は、完唱!歌いきりまショー!!(通常版)の審査員の評価を激辛にしたものです。
激辛という名前の通り、完唱するのがとても難しいです。
完唱するのがとても難しい、「完唱!歌いきりまショー!!激辛」を完唱するコツをこの記事では解説していきます。
このあと、こちらの順番で解説していきます。
・完唱!歌いきりまショー!!激辛の入れ方
・審査員の紹介
・歌いきるためのコツ(理論編)
・実際に完唱した曲でコツを解説(実践編)
・どうしても完唱できないときの裏技
完唱する方法論を知っていれば完唱に近づくことができるので、完唱!歌いきりまショー!!激辛をご存知の方も実践編を是非読んでみてください。
実は、DAMのカラオケには精密採点や完唱!歌いきりまショー!!激辛で評価される項目を練習できる、DAMボイストレーニングというものがあります。詳しい内容はこちらの記事で解説しているので、興味がある方は読んでみてください。
カラオケが本気で上手くなりたい方は、一度ボイストレーニングを受けてみるのがおすすめです。おすすめの、ボイストレーニングを紹介しているので、興味がある方は是非登録してみてください。
完唱!歌いきりまショー!!激辛の入れ方
まず、完唱!歌いきりまショー!!激辛の入れ方を紹介します。
DAMのカラオケの機械の画面はこのようになっています。(LIVE DAM Studiumの画面を例にしています。)
液晶の画面の右上に、「コンテンツ」ボタンがあります。(赤い矢印でココと書いているところです。)
コンテンツボタンを押すと、こんな画面になります。
採点ゲームを選べるようになっていて、真ん中あたりに「完唱!歌いきりまショー!!激辛」のボタンがあります。
このボタンを押すと、完唱!歌いきりまショー!!激辛を始めることができます。
最新機種のLIVE DAM Aiの場合だと、「完唱!歌いきりまショー!!」のボタンしかありませんが、ボタンを押すと通常版と激辛版を選べるようになっています。激辛版に挑戦するときは、しっかり「激辛」を選んでください。
完唱!歌いきりまショー!!激辛を入れたときの流れ
完唱!歌いきりまショー!!激辛に挑戦して曲を入れると、画面の左上に3人の審査員が登場します。
精密採点シリーズとは違って、音程バーは出てきません。
左上に3人の審査員が出てきますが、この審査員が激辛なんです。
歌い始めてしばらくすると、右上にタイマーが出現します。
写真の右上にあるのがタイマーです。タイマーの数字が歌える残り秒数になっていて、残り時間が0になると歌っている途中でも強制終了されます。
かなり早い段階でタイマーが出現し、最初の持ち時間は20秒なので、タイマーの時間を増やしていけないと歌いきることはできません。
タイマーが出てきてから20秒のカウントダウンが始まり、残り5秒程度になると審査員の評価が出ます。
上の写真の中で審査員の画面に、◎とか○が出ています。これが審査員の評価です。
◎か○が表示されていれば、評価に応じて持ち時間が追加されて歌い続けることができます。
一方、審査員から◎や○が出ないと持ち時間が増えず、持ち時間が無くなって強制終了です。
1回目の評価で審査員全員から×が出されると、持ち時間が追加されず即終了となってしまうんです。
この審査員の評価が激辛で、なかなか高い評価が得られないので完唱するのが難しいんです。
審査員について解説
審査員の難易度を知っておくことが大事
完唱!歌いきりまショー!!激辛を完唱するために一番重要な、審査員について解説します。
完唱!歌いきりまショー!!激辛では、10人の審査員のうち3人がランダムに登場します。
この画像は、DAMの公式サイト(https://www.clubdam.com/contents/saiten/utaikirimasyo.html)から引用させていただいています。
審査員ごとに評価している項目が違います。注目していただきたいのが、審査員の下についている★の数です。
★の数が多ければ多いほど、難易度が高くなります。
審査員は何を評価しているのか、はっきりわかるものとわからないものがあります。
現在では、DAMの公式サイトに審査員の判定基準が公表されています。
(私がこの記事を最初に書いた2022年には、公開されていませんでした。)
https://www.clubdam.com/tips/tips2309_02.html
基本的に、採点基準は精密採点系の項目になっています。
そして、10人の審査員の中で、明らかに辛口な審査員がいます。それは、難易度10の指揮者です。指揮者が出てきたら、できるだけ粘ることを考えましょう。私も、審査員に指揮者が出てきた時に完唱できたことはありません。
審査員の平均的な難易度
1人1人の審査員の難易度はわかったとして、果たして審査員の難易度の平均はどの程度なのでしょうか。
10曲の平均ではありますが、審査員の難易度の平均を調べてきました。
入れた10曲それぞれの審査員の難易度と完唱率について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
10曲連続で入れたときの、審査員の難易度の平均は約15でした。
(審査員の難易度は、3人の審査員の難易度の合計のことを言っています。)
つまり、審査員の難易度を足して15より低ければ平均より難易度が低く、15より高ければ難易度が高いです。
多少ばらつきはありますが、審査員の難易度の合計が低くなるほど完唱しやすくなる傾向にあります。
10曲連続で挑戦した時は、難易度の最大は22で最小は11でした。平均が15なので、難易度が10~15の間であれば、比較的難易度が低いといえます。
国内最大級の品揃え!楽器を買うなら【イケベ楽器】歌いきるためのコツ(理論編)
完唱!歌いきりまショー!!の激辛版を歌いきるためのコツとしては3つあります。
1.審査員の難易度が低い組み合わせを待つ
2.イントロに全力をかける
3.20~30秒の間にテクニックを入れ続ける
これらの3つを続ければ、完唱に近づくことができます。
審査員の難易度が低い組み合わせを待つ
完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱するのを狙う時に一番大事なのは、審査員の難易度を見極めることです。
完唱するために必要なのは、審査員から○か◎をもらうことです。
とはいえ、審査員によって○や◎をもらうハードルが全然違います。ですので、まずは審査員の難易度を把握してどの審査員が攻略しやすいのかを見極める目を持つことが大切です。
というわけで、完唱を目指すには難易度の低い審査員が出てくるのを待って、難易度の低い審査員の時に全力をかけて完唱するのが一番大事になってきます。
出てきたら押さえておきたい審査員はこの3人です。
アイドル(難易度1)
ギタリスト(難易度2)
演歌歌手(難易度3)
この3人のうち2人が同時に出てきたらチャンスです。審査員の運としては、限りなく完唱に近づいています。
イントロに全力をかける
審査員の運の次に重要なのは、曲のイントロで失敗しないようにすることです。
完唱!歌いきりまショー!!激辛の場合は、曲が始まってから20~30秒の間で審査員から高い評価を取れないと、すぐ強制終了さされてしまいます。
イントロで失敗してしまうと、持ち時間を追加することができず即終了になってしまうので、イントロから自信を持って歌える曲を入れましょう。サビから始まる曲を入れるのも一つの方法です。
精密採点で高得点を取れる人でも注意が必要です。
精密採点では、曲全体を通した評価で点数が決まるのでイントロで少し失敗してもリカバリーが効きます。しかし、完唱!歌いきりまショー!!激辛では、イントロで失敗してしまうとすぐ強制終了になってしまうので最初から全力で歌える曲がおすすめです。
20~30秒の間にテクニックを入れ続ける
3つ目に重要なことは、20~30秒の間にテクニックを入れ続けることです。
ただテクニックを入れるのではなく、入れ続けることが大事なんです。
完唱!歌いきりまショー!!激辛では、20秒から30秒の間で審査員から評価されるのが延々続きます。
一部分だけ審査員から高い評価をもらえたとしても、他の部分で評価を取れない時間帯ができてしまうと、持ち時間が稼げなくなって終了になってしまうわけです。
テクニックを自分の入れやすい部分で入れるだけではなく、曲の中でコンスタントに入れ続けることが大事です。
実際問題、テクニックを入れ続けるのは結構難しいです。しかし、ビブラートとこぶしを自由自在に入れることができる方であれば、難易度2のギタリストや難易度3の演歌歌手が出てきた時に、ビブラートとこぶしを入れることで評価を稼ぐことができます。これができるだけでも、かなり完唱しやすくなります。
精密採点で90点以上取れないと難しい
完唱!歌いきりまショー!!激辛を完唱したいと思ったときに、あると武器になるのが精密採点で90点以上が取れる力を持っていることです。
精密採点で評価される項目が完唱!歌いきりまショー!!激辛でも評価されているからです。
精密採点で90点を取る方法論と、95点を取る方法論についてはこちらの記事で解説しているので、是非読んでみてください。
精密採点で評価される項目を練習できる、DAMボイストレーニングについてはこちらの記事で解説しています。
精密採点で使える裏技として、点数が取りやすくなるマイクについても解説しているので、精密採点で高得点を狙っている方はこちらもどうぞ。
実際に完唱した曲でコツを解説(実践編)
ここまで、完唱する方法論(理論編)を解説してきました。しかし、実際にどうやったら完唱できるのかがわからないと、完唱に近づくのは難しいです。
そこで、実際に私が完唱した結果をもとに実践編として完唱するコツを解説していきます。
挑戦した曲は、乃木坂46の「Autually…」です。公式MVはこちらです。
それぞれの評価のタイミングに分けて、解説していきます。トータルで10回評価があります。
今回の審査員
Actually…を入れた時の審査員はこちらのとおりです。
左から、「応援団」「ギタリスト」「演歌歌手」です。難易度の合計は10です。
ギタリスト(難易度2)
演歌歌手(難易度3)
応援団(難易度5)
難易度の合計は10(平均が15なのでかなり易しい)
審査員の難易度の合計が10なので、全体からするとかなり難易度は低めの構成です。
審査員の難易度について知っていると、難易度が低めの組み合わせの時は完唱するねらい目だとわかります。
難易度が低いとはいえ、簡単には完唱できないのが激辛版の難しいところです。
完唱するコツ(理論編)で解説しましたが、ギタリストと演歌歌手が審査員として出てきているので、審査員から高評価を取るのに注力するのは「ビブラート」と「こぶし」です。
1回目の評価
1回目の評価結果です。
最初から大失敗しているんですが、1回目の評価で応援団の審査員からしか○がもらえていないんですね。
もし、全員から○や◎がもらえなかったら(今後、○や◎がもらえないことを×と表現します)強制終了になっています。
首の皮一枚つながった気持ちでした。
曲的に、ビブラートやこぶしが入れにくかったので、×をもらってしまいましたが、ビブラートとこぶしを入れることを念頭に置いて歌っていきます。
2回目の評価
2回目の評価結果です。
全員の審査員から、○以上の評価をもらえています。
ビブラートとこぶしを意識して入れていたので、右側2人の審査員から○がもらえているのが大きいです。
3回目の評価
3回目の評価結果です。
◎を左側2人からもらえています。演歌歌手が評価している「こぶし」も○なので、まずまずの調子です。
(乃木坂46の曲にこぶしを入れるのか?という点は突っ込まないでください。。。完唱するのに必至なんです。)
4回目の評価
4回目の評価結果です。
気を抜いていたら、演歌歌手から×を食らってしまいました。気を付けないといけません。
完唱!歌いきりまショー!!激辛では、同じ審査員から連続で×を食らうとかなりの確率で強制終了されます。
次の評価で、演歌歌手から○以上を取らないといけないわけです。
5回目の評価
5回目の評価結果です。
かなりこぶしを意識したので、なんとか全員から○を取ることができました。
演歌歌手から×を食らうと、ほぼ完唱できなくなってしまうので、ギリギリ耐えたと言ったところです。
6回目の評価
6回目の評価結果です。
今回も全員から○をもらえました。この調子で全員の審査員から○を取り続けることができれば、完唱に近づいていきます。
審査員の誰かから×を食らってしまうと、次の評価で同じ審査員から×をもらうと苦しいです。
曲の終盤だったとしても、かなり高い確率(9割以上)で強制終了されてしまうので、すべての審査員から○をもらうのが完唱するためにはとても大事です。
7回目の評価
7回目の評価結果です。
全員の審査員から○をもらえているので良い調子です。
画面からはわかりませんが、ビブラートとこぶしを意識的に入れているので全員の審査員から○がもらえています。
普通に歌っているだけだと、ビブラートとこぶしをコンスタントに入れるわけではないので、なかなか○や◎を取るのは難しいです。
8回目の評価
8回目の評価結果です。
演歌歌手から◎をもらうことができました。他の審査員も○をくれているので、完唱できる道が見えてきました。
9回目の評価
9回目の評価結果です。
演歌歌手から×をもらってしまいました。
連続ではないのでなんとか最後まで乗り切れそうですが、次の評価で演歌歌手から×を食らうと危ないです。
10回目の評価
10回目の評価結果です。
演歌歌手から×を食らってしまいました。ここで最後でなければ、強制終了になっているはずです。
ただ、応援団とギタリストのどちらからも◎をもらっているので、秒数が稼げていて何とか完唱できました。
完唱後
完唱できるとこんな画面が出てきます。
苦労して完唱した割に、あんまりエフェクトは無いんですが、完唱した感はあります。
実践編としてそれぞれの評価の時の画面を出しながら解説してきましたが、重要なポイントはこの2つです。
・同じ審査員から連続で×を受けない
・ビブラートとこぶしをずっと入れ続ける
例えば、演歌歌手やギタリストが審査員の時に、一回×を食らってしまったら、次の評価までの間にビブラートやこぶしを意識的にたくさん入れることが大事です。
同じ審査員から連続で×を食らうのを避けることができるので、強制終了される確率を減らすことができます。
どうしても激辛verが完唱できない時の裏技
完唱!歌いきりまショー!!激辛を完唱したいけど、どうしても完唱できないという方向けに、最後の手段として裏技を紹介しています。
ちょっと(いや、かなりかな?)手間はかかりますが、裏技を使えば完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱することができます。最後の手段として試してみたい方はやってみてください。
おまけ:短い曲の方が完唱しやすいとは限らない
完唱!歌いきりまショー!!の激辛版で完唱しようとしたときに、完唱できる可能性を上げるためには、初期の持ち時間が20秒なので、なるべく短い曲にすれば完唱しやすくなるのではないかと考える方がいらっしゃるかもしれません。
たしかに、10分の曲と5分の曲では5分の曲の方が完唱しやすいのは間違いありません。
しかし、2分程度の曲と5分の曲と比較すると、2分の曲の方が完唱しやすいとは限りません。
というのは、2分程度の曲だと、初期の持ち時間をカウントするタイマーがかなり早い段階で出てきます。
ということは、イントロかなり早いタイミングで1回目の評価のタイミングが来ます。
そうすると、テクニックを入れこむ前に1回目の評価のタイミングが来てしまい、評価を得られず強制終了になってしまうことがあります。
短ければ短いほど完唱しやすいというわけではないので、気を付けてください。
短い曲といえば、映画「君の名は。」の劇中歌「夢灯籠」でチャレンジしたことはありますが、結構難しいです。
カラオケがもっと上手くなりたい人へ
ここまで完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱する方法論について解説してきました。
自分でカラオケを使って練習しているけれど、上達しないと感じている方がいれば、ボイストレーニングをやってみるのも1つの手です。
ボイストレーニングは、プロが客観的に教えてくれるので、一番上達は早いです。ボイストレーニングも色々ありますが、行ってみたい方におすすめを2つ紹介します。
シアーミュージック
1つ目は、シアーミュージックです。
全国に校舎があり、ボーカル向けのボイストレーニングから、カラオケが上手くなりたい方向けまで幅広く教えてもらえるコースがあります。
楽器向けのコースもあって、カラオケだけではなく楽器もやってみたい方には特におすすめです。
無料体験レッスンもできるので、ボイストレーニングをやってみたいと思っている方は是非登録してみてください。
ナユタス
2つ目は、ナユタスです。
こちらは、校舎が関東圏・名古屋・関西・博多に限定されていますが、校舎が駅に近く通いやすいのがメリットです。
無料体験レッスンができるので、どうしようか悩んでいる方は是非登録してみてください。
ボイストレーニングに行くことまでは考えていない方には、DAMボイストレーニング機能がおすすめです。使い方をこちらの記事で解説しています。
まとめ
今回は、完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱する方法論について解説しました。
完唱するコツをまとめます。
【完唱するコツ(理論編)】
・審査員の難易度が低い組み合わせを待つ
・イントロに全力をかける
・20~30秒の間にテクニックを入れ続ける
実践編の中で重要なポイントはこの2つです。
【完唱するコツ(実践編)】
・同じ審査員から連続で×を受けない
・ビブラートとこぶしをずっと入れ続ける
理論編と実践編のコツをを掴めば、完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱することができるようになります。
完唱!歌いきりまショー!!激辛で完唱するには、精密採点で高得点を取れると強い武器になるので精密採点について解説している記事も読んでみてください。
精密採点で評価される項目を練習できる、DAMボイストレーニングについてはこちらの記事で解説しています。
精密採点で点数が伸びるマイクについても、こちらの記事で効果を解説しています。
このブログでは、カラオケ採点について解説している記事もあるのでホームから読んでいただけると嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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