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地声の音域を知るにはどうしたらいいのか?

2022年7月5日

みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。

前回は、カラオケ採点の心理的ハードルついて解説しました。今回は、地声の音域を知るにはどうしたらいいのかについて解説します。

自分の地声の音域を知ろう

そもそも、カラオケで出せる自分の地声の音域をあらかじめ考えて曲を入れる方はいらっしゃるでしょうか。実際、私も曲を入れる前に考えていないので確認してから曲を入れる方はほとんどいないのではないかと思います。実際どの程度まで、音が出せるかを知ることは大切なのでまず、自分の地声の音域を調べてみましょう。

実際に音域を調べる前に、音域を調べるアプリを入れましょう。例えば、「音程チェッカー」や「VocalTuner」なんかがあります。

まず、自分の普段出している声で「あー」と伸ばしてみてください。その声を、音域を調べるアプリにかけるとその声の音程と振動数がわかります。私の場合、100Hz程度でした。100Hzだと、だいたいG2くらいの音程になります。そこから、低い音の方に向かって音程を下げていきます。そうすると、低い声で出せる高さの限界がわかります。私の場合は、だいたい85HzでF2くらいの音程でした。普段出している声をもう一度出し、そこから地声で出せる限界まで高いところまで1音ずつ音程を上げていくと、どこかで声が裏返って地声で出せなくなる音があるかと思います。私の場合は、320Hz程度でE4くらいの音程になります。これを、キーについて解説した記事のように図で表すとこんな風になります。

オレンジ色で示しているのが、私の場合に地声で出るであろう音の範囲です。女性の方であれば、全体的にもう少し高音側にずれるのではないかと思います。このようにして、自分の地声の出せる音域をチェックしてみてください。

地声の音域>曲の音域の場合

地声の音域は調べられたので、地声の音域が曲の音域と合っているか?ということが次は問題になります。私の例を出しますと、地声の音域はF2からE4でした。例えばですが、神田川を原曲キーで歌うと曲の音域はD3からE4になります。図にするとこんな感じです。

この場合、自分の地声の音域より神田川の曲の音域の方が狭いので、地声で出し切れることになります。神田川の音域がおよそ1オクターブなので、例えば地声の最高音がD4やC4の場合でもキーを少し下げれば歌えることになります。このように、曲の音域が1オクターブ前後であれば自分の地声の音域を認識したうえで、少しキーを調整すれば歌えることになります。

地声の音域<曲の音域の場合

次に、自分の地声の音域より曲の音域が広い場合を見てみましょう。例に出すのは、宇多田ヒカルさんのSAKURAドロップスです。曲の音域は原曲キー(+1)でF3からF5です。図にすると、こんな感じになります。

曲の音域がちょうど2オクターブあって、神田川と比べて圧倒的に広いことがわかります。自分の地声の音域を緑色に、地声の音域から外れている部分を赤色にしています。原曲の高さで歌おうとすると、緑色の部分は地声で出すことができますが、赤色の部分は地声では出せないことになります。そして、悲しいことにキーを調整したとしても、自分の地声の音域が2オクターブにギリギリ足りないので地声だけではこの曲を歌うことはできないんです。たいていの場合、カラオケに行って歌おうとしたけれど、「歌えない」とか「難しい」と感じるのはもともとの曲の音域が広くて地声の音域が足りなくて歌えないという場合が多いです。

地声の音域<曲の音域の場合どうするか?

地声の音域より、曲の音域の方が広い場合は結局歌えないのか?という話になるんですが、絶対に歌えないというわけではありません。そんな曲を歌おうとすると方法論は2つあります。

  1. 地声の音域で歌えるように歌い方を工夫する
  2. 地声の最高音より高い音を出せるようにする

2がすぐできるようになるのであれば、それが理想ですがなかなかそう簡単にはいきません。ということで1も含めてどうやったらカラオケで歌えるようになるかを考えてみました。

1.地声の音域で歌うための方法論

地声の音域で何とか歌えるようにする方法として、1オクターブ下の音程で歌う方法があります。これを通称オク下ということがあります。これは、どういうことかというと例えば、A3とA4の音はどちらも「ラ」の音ですが振動数はA4がA3の倍になっています。人間は、なぜだかわかりませんが1オクターブ下の音であっても同じ種類の音として認識する感覚があるようです。ということは、A4の音程を出せなかったとしてもA3の音程を出せば同じ「ラ」の音を出しているように感じるわけです。(絶対的な音の高さは違うんですが、同じように感じるってのは不思議なもんですね。) 何を言っているかよくわからないと思うので、図にして説明します。

先ほど出した、SAKURAドロップスの例で考えます。原曲キーにした時の曲の音域は、F3からF5でした。F5から1オクターブ下のF4の音が地声の音域では出ないので、まず原曲キーからキーを2つ下げます。そうすると、原曲キー-2で示した音域にシフトし、曲の音域がE3からE5になります。そして、E3からE4の間の音は原曲と同じ高さでも地声の音域で出せるので、そのままの高さで出します。F4からE5の範囲の音は、地声では出せないので、1オクターブ下げた音で出します。1オクターブ下げた音で歌うことを、青色の矢印で示しています。このようにすれば、E4までしか出なくても、一応歌うことはできます。

通称オク下で歌う場合、1オクターブ下げて音を出していますが、精密採点での音程正確率は1オクターブ下でも音があっていれば正しいと判定されます。ただ、実際の曲と曲の雰囲気が変わってしまう面があります。例えば、SAKURAドロップスの例では原曲の最高音は高い声ですが、1オクターブ下げるとその半分の高さの声になります。実際の曲に近づけて歌うたい場合には、あまり向かないかもしれません。ただ、カラオケ採点という面では正しい音程が出せれば得点を狙うことはできます。

2.地声より高い音を出すための方法論

1の地声の音域で歌う方法論では、1オクターブ下の音程で歌う方法を紹介しました。ですが、理想は地声より高い音を出して、原曲の高さで歌ってみたいと思うものです。地声より高い音を出そうとすると、裏声を使わないと出せないです。これを練習するのは難しいので、本気でやる方はボイストレーニングをやるのが手っ取り早いと思います。これ一つで1本記事が書けるくらいなので、詳細は別の記事で書こうと思います。方向性としては、地声より高い音を出すには裏声を使わないと出せないので、裏声を出す練習をしていく形になります。

まとめ

今回は、地声の音域を知るにはどうしたらいいのかついて解説しました。この記事を読んで、自分の地声の音域が知れてカラオケで歌いやすくなったという方がいらっしゃったら幸いです。長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。記事の中でよくわからない点や、練習しているけど上手くできないということがありましたら、コメント欄かお問いあわせからご連絡いただければお返事できるようにいたします。次回の記事で何を書くかは未定です。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

カラオケ

Posted by tokyu351