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【改訂版】精密採点DXで90点を目指すには?(3)~ビブラートを攻略~

みなさんこんにちは。このブログを書いている東横三崎口です。

今回は、カラオケ採点の見方(ビブラート編)のリライト記事です。ブログを始めて50本を超える記事を書いてきて、今から振り返ると初期の投稿が拙く感じるようになってきました。内容としては、精密採点の結果の見方について書いていて悪くないんですが、記事の質がいまいちだったので加筆しながらリライトしています。元の記事は、こちらのリンク先です。今回の記事は、精密採点で90点を目指すには?(ビブラート編)として、点数を上げるために二番目に重要なビブラートについて解説していきたいと思います。精密採点の採点結果の見方については、「【改訂版】精密採点DXで90点を目指すには?(1)~カラオケ採点の結果の見方~」で、音程正確率を上げる方法については「【改訂版】精密採点DXで90点を目指すには?(2)~音程正確率を上げていく方法論~」で解説しています。過去の2つの記事をご覧になっていない方は2つの記事を読んでから今回の記事を読んでいただけるとわかりやすいと思います。

ビブラートってそもそも何なの

カラオケ採点の見方の記事で精密採点では、5つの項目から評価されていることは解説しました。今回解説するのはビブラート&ロングトーンで評価されるビブラートについてです。ビブラート&ロングトーンの項目では、ビブラートとロングトーンの評価が合わせて評価されるんですが、優先的に評価を上げるべきビブラートから説明します。

ビブラートとはそもそも何なのでしょうか。イメージをつかみやすくするために、簡単な絵を書きました。

ビブラートをかけた場合のイメージ

図の中の黒い線が正しい音程だとすると、ビブラートを掛ける時には正しい音程に対して音程を規則的に上下させます。こうすることで、音を規則的に震えさせたような表現ができるようになります。ビブラート一つをとっても、掛け方は色々あります。理想的なのは、どの音程でも同じように安定したビブラートを掛けることができる状態です。歌手の方でも、ビブラートを掛ける方と掛けない方がいらっしゃるので、曲を歌うという意味ではできるだけ入れればいいかというとそういうわけではありません。しかし、精密採点で高得点を取ろうとすると必ず身につけておきたいテクニックの一つです。例えば、「魂のルフラン」のサビの部分の「私に還りなさい~~~~」の~~~~の部分にビブラートがかかっています。(他にもビブラートが掛かっている部分はたくさんあるので、ぜひ聴いてみて頂いてどんな風に聞こえるのかを体感してみてください。)

ビブラートを掛けるメリット

ビブラートを掛けるメリットとしては、曲の中で震えさせるような表現ができるようになるので、曲を歌うときの表現方法が広がることがあります。精密採点で高得点を取ることに絞って言うと、ビブラートを掛けられるとビブラートの評価を上げることができます。実は、これに加えてビブラートを上手くかけられるとロングトーンの評価も上げることができて、ビブラート&ロングトーンの評価を上げることができます。さらに、ビブラートを掛けることで安定性の評価も上げることができます。副次的な効果としてビブラートを掛けた部分は、音程正確率の評価から外れる仕組みになっているので、使いようによっては音程正確率を上げることもできます。このように、精密採点で高得点を取ろうとしたときにビブラートが上手く掛けられることで得られることは大きいので、音程正確率で90%以上取れるようになったら次に評価を上げていきたいのがビブラートです。

採点結果の画面でどこを見ればいいのか

先ほど解説したように、精密採点の評価ではビブラートが上手に掛けられるかどうかは高得点を取れるかどうかに直結してきます。それでは、採点結果の画面のどこを見ればビブラートの評価をしることができるんでしょうか。下に、採点結果の2枚目の画面を出しています。

ビブラートの評価がどうなっているかを見ることができるのは、採点結果の2枚目の画面の右下に出ている「ビブラート」と書かれているところです。評価項目は、4つあり「上手さ」「合計秒数」「回数」「タイプ」です。ビブラートの評価項目は意外と多く、結果のバリエーションも多岐に渡ります。その分、とりあえずビブラートの評価がこの画面で行われているけれども、どう見たらいいのかわからないって方もいらっしゃるかもしれません。それぞれの評価項目について、次に解説していきます。

ビブラートは「タイプ」「上手さ」「秒数と回数」で評価される

それでは、ビブラートの評価項目のそれぞれについて紹介していきます。ビブラートの秒数と回数はそれぞれ判定されて表示されていますが、基本的に秒数で評価されているので、ビブラートの秒数と回数は同じくくりで解説します。

ビブラートのタイプ

まず、ビブラートのタイプです。ビブラートが入れられる方だと、ビブラートのタイプが色々あるのをご存じの方もいらっしゃるかもしれません。実は、ビブラートのタイプは結構多いんです。細かい分け方も含めると15種類くらいに分かれてるんですね。というわけで、15種類全部紹介します。一覧にするとこんな形です。

  • ノンビブ型(N)
  • ボックス型A(A-1,A-2,A-3)
  • ボックス型B(B-1,B-2,B-3)
  • ボックス型C(C-1,C-2,C-3)
  • 上昇型(D)
  • 下降型(E)
  • 縮小型(F)
  • 拡張型(G)
  • ひし型(H)

ノンビブ型

まずは、ノンビブ型(N)です。ノンビブ型はビブラートが入っていない(精密採点で入っていると判定されなかったということです)場合に判定され、ビブラートの種類というよりは、ビブラートが入っていませんよという意味になっています。

ビブラートが入っていないわけですから、おのずと上手さは0になっており、秒数と回数も0になります。

ボックス型

ボックス型にはA~Cの3種類あり、A,B,Cのそれぞれについて1,2,3と分かれているのでボックス型だけで9つ種類があります。A-3だけ一度も出たことがないらしく画像が出てきませんでしたが、他のタイプについては何度か出したことがあるのでちゃんと画像があります。Aタイプだとこんな見た目になります。

Aのあとについている数字はビブラートの振れ幅を示していて、1は一番小さく、3は一番大きくなります。私の歌い方だとA-3を出しにくいようで、今まで一度も出したことがなかったので画像はありません。

次にBタイプです。

BタイプもB-1~B-3に分かれています。個人的にはBタイプのビブラートが一番安定してかけやすいので、好んで使っています。

次にCタイプです。

CタイプもC-1~C-3に分かれています。

ボックス型の中では、A-1~C-3まで細かく種類が分かれていることがわかっていただけたかと思います。ビブラートの評価で出てくる図からもわかるとおり、Aタイプのビブラートは一番細かく音を震わせたビブラートでBからCタイプになるにつれて、音を震えさせる周期が長くなっていきます。A,B,Cのあとについている数字(1,2,3)は音を震えさせる幅の大きさを示しています。A-1型が一番振れ幅と周期が短いビブラートで、C-3が一番振れ幅が大きく周期が長いビブラートになっています。

上昇型

ボックス型の解説は長かったですが、次は上昇型です。上昇型は、ビブラートを掛けながら音程が上昇していることを示しています。

上昇型がよく判定される場合は、ビブラートを掛けながら音程がずれていってしまっていることを示しているので、安定してビブラートを掛けるという観点からするとあまり好ましくありません。

下降型

次は、下降型です。下降型は、上昇型と逆でビブラートを掛けながら音程が下がってしまっていることを示しています。

上昇型と同様で、掛けながら音程がずれていることになるので、精密採点で高得点を取るにはあまり好ましくありません。

縮小型

次は、縮小型です。縮小型は、ビブラートを掛けているときに、音程は変化していませんが、ビブラートの音の振れ幅が小さくなっていることを示しています。

採点結果で出てくる波線のとおりです。ビブラートを掛けているうちに音程がずれるよりはましですが、振れ幅が安定していないことを示しているので、縮小型がよく出る場合はビブラートが安定して出せていないと思ってください。

拡張型

次に、拡張型です。拡張型は、ビブラートを掛けているうちに音の振れ幅が大きくなっていることを示しています。

拡張型が出る場合は、ビブラートが最初から安定して掛けられていないことを示しています。

ひし形

最後に紹介するのがひし形です。これは、縮小型と拡張型を足して2で割ったようなイメージです。

正直言うと、ひし形は上手くビブラートが出せなかったときに判定されることが多いです。わざとやろうとしても、なかなかできないもんです。安定してビブラートが出せていないことには間違いありません。

ビブラートの上手さ

さて、ビブラートのタイプは皆さんが思っているよりたくさんあることがわかっていただけたかと思います。次に、ビブラートの上手さについて解説します。ビブラートの上手さは、「同じタイプのビブラート」を「安定して」かけられているかどうかを見られています。タイプとは関係なく判定されます。見方としては、ビブラートの上手さの部分にあるひし形の個数で評価が決まっています。

上手さ0
上手さ3
上手さ8

3つ例を出していますが、上手さのところのひし形で白くなっている部分が多ければ多いほど評価が高くなっています。1つも白くなっていない場合は、評価0です。ひし形が1つ白くなると評価が2つ上がり、すべて塗りつぶされるとビブラートの上手さは10になります。写真で出している3つの例は、一番左は見たとおり、上手さ0です。真ん中はビブラートの上手さ3、一番右はビブラートの上手さ8になっています。

ビブラートの上手さを上げていくときに一つ気を付けないといけないのが、ビブラートの合計秒数が1秒以下の場合、自動的にビブラートの上手さが0になることです。つまり、ビブラートの上手さを上げようとしたら1秒以上ビブラートを入れられないといけないことになります。

ビブラートの秒数と回数

ビブラートの評価項目の解説の最後に、ビブラートの秒数と回数について紹介します。ビブラートの秒数は、文字通り曲中で何秒ビブラートが入れられたかが評価されています。ビブラートの回数は、曲中でビブラートを入れられた回数(音程バーの上につく、緑色の波線の数のことです)が何回かを示しています。この評価項目は秒数と回数をカウントしているだけなので、単純です。ビブラートの秒数と回数がどのくらいがいいのかというのは、そもそもどのくらい入れられる曲なのかという問題があるので一概には言えませんが、精密採点の観点からすると、ビブラートは1秒以上入れないと、ビブラートの上手さが0になってしまうので、最低でも1秒以上入れましょうということになります。複数回に分かれていても、トータルで1秒以上になっていれば上手さが自動的に0になることはありません。

ビブラートが掛けられないとビブラート&ロングトーンの評価は上がらない

ここまでビブラートの評価項目について解説してきました。ここで、一度思考実験としてビブラートが掛けられないと精密採点で高得点を取るのが困難であることを紹介していきます。私もカラオケを始めた頃(高校生の頃に始めたのでかれこれ10年近く前になります。)は、全くビブラートが掛けられませんでした。意識していないのに、採点中に勝手にビブラートに判定されることはありましたが、意識的にビブラートを掛けられるようになるには相当時間がかかりました。全くビブラートが掛けられないと、採点結果としてどうなるかというと、まずビブラート&ロングトーンの評価が全然上がりません。というのは、ビブラート&ロングトーンの評価はビブラートとロングトーンを合わせて評価されます。この時に、ビブラートが掛けられないと先ほど紹介したビブラートタイプの中のノンビブ型(N)になります。ノンビブ型になってしまうと、ビブラートの上手さは自動的に0になってしまいます。また、ビブラートの秒数も0秒です。そうすると、ビブラートの評価がほぼ0になってしまうわけです。ビブラートの評価が0ということは、ロングトーンの評価がどうであれ、ビブラート&ロングトーンの評価で高得点を取ることができなくなります。極端な例ですが、ノンビブ型だった時の例を出します。

図に出しているのはYOASOBIさんの三原色の例ですが、ビブラートが入らなかったのでノンビブ型になっています。そうすると、ロングトーンの評価も低いのはありますが、ビブラート&ロングトーンの評価が31になっています。安定性と表現力が高得点だったので、総合点ではギリギリ90点を超えていますがビブラートが入れられないと、ビブラート&ロングトーンの評価がダダ下がりなので、高得点を取ろうとした時には不利であるのは間違いありません。

ビブラートとロングトーンの評価がどちらも最低だと、どうなるかも紹介します。

ロングトーンもビブラートも評価0の例がちょうどありました。この時のビブラート&ロングトーンの評価は5です。100点満点の5点ですから、いかに引かれているかがよくわかります。レーダーチャートを見たときに、他の項目との落差がすごい大きいですよね。ここまで極端なことは少ないですが、ビブラート&ロングトーンの評価は、取れないと本当に0に近いところまで減点されることもあるので注意が必要です。

ビブラートのタイプはどれがいいのか

ここまで精密採点のビブラートの評価がどうなっているかについて解説してきました。ここからは、ビブラートのタイプは様々ありますが、精密採点で高得点を取るためにはどのタイプがいいのかについて解説します。

ビブラートのタイプは全部で15種類ありますし、意図的にビブラートのタイプを選んでいる方はもしかしたら少ないかもしれません。実際にできるかは置いておいて、もしビブラートタイプを選べるとしたらどれを選ぶのがいいんでしょうか。私がおすすめするのは、「B-2」、「B-3」、「C-2」、「C-3」の4つです。

ビブラートタイプという意味では、ボックス型の中の4つです。それでは、なぜボックス型をおすすめするのかというと、ボックス型以外のタイプでは、ビブラートを掛けているうちに音程が変わっていたり、ビブラートを掛けているうちに音の振れ幅が変わっていることになります。(ノンビブ型はそもそもビブラートが掛けられていないので除外しています。)これは、言い換えると安定した振れ幅と周期でビブラートが掛けられていないことを示しています。逆に言うと、曲の中でに安定したビブラートがコンスタントに掛けられていれば、自ずとビブラートのタイプはボックス型になります。ボックス型以外のビブラートタイプであったとしても、ビブラートの上手さで高い評価を取ることは不可能ではないですが、安定してビブラートを掛けるという意味ではボックス型を目指すのが理想です。というわけで、ビブラートのタイプでボックス型以外が多いかたは、まずはボックス型のビブラートを掛けられるようになることを目標にしましょう。

次に、ボックス型の中でもB-2,B-3,C-2,C-3をお勧めする理由を紹介します。ボックス型の中でも、Aタイプのビブラートは通称ちりめんビブラートと言われるビブラートです。Aタイプのビブラートは周期が短く、不安定になりやすいので、自分ではビブラートを入れたつもりでもビブラートと判定されないことがあります。一方、BタイプとCタイプはAタイプと比べて、周期が長いので安定してかけることができます。また、音を震えさせる振れ幅については、2か3が一番いいです。1の場合は、振れ幅が小さく自分ではかけているつもりでも、ビブラートとして判定されないことがあります。そうすると、ボックス型のビブラートタイプの中でもB-2,B-3,C-2,C-3が残るというわけです。実際に私が100点を取った結果を見返してみても、ビブラートタイプはB-2かB-3でした。というわけで、みなさんにおすすめするビブラートタイプはB-2,B-3,C-2,C-3です。これらの中であれば、どれでもいいので(BタイプとCタイプのどちらがやりやすいのかは、人によると思います)4つのビブラートタイプの中で安定して掛けられるタイプを探してみてください。

ビブラートの上手さを上げるには

さて、ビブラートタイプはB-2,B-3,C-2,C-3が良いということは解説しました。実際に、ビブラートの上手さを上げるためにはどうしたらいいんでしょうか。まずは、ビブラートを一定の秒数(2~5秒程度)安定してかけられるようにしましょう。この時、ビブラートを掛ける練習をするのはカラオケで歌っているときではなく、普通に声を出しているときにしましょう。普通に声を出しているときにビブラートが安定して掛けられなければ、カラオケで曲を歌っているときにうまくビブラートが掛けられるはずがないからです。(ビブラートがそもそも掛けられないという方は、あとでビブラートの掛け方について解説しているのそこを読んでください。)普通に声を出しているときに、ビブラートが安定して掛けられるようになったら、カラオケで曲を入れているときにビブラートを入れてみましょう。この時、曲の中でテンポやリズムが変わると思いますがどこでも同じようなビブラートを入れられるとビブラートの上手さが上がります。ビブラートの上手さは、ビブラートが同じ型で入れられているかを判定して、同じ型でコンスタントにビブラートが掛けられていれば評価が上がるようになっているからです。

ビブラートの秒数を伸ばすには

次に、ビブラートの秒数についてです。ビブラートの秒数を伸ばすためには、「安定したビブラートが掛けられること」と「歌う前に曲のどこでビブラートを掛けるかを想定しておくこと」の2つが大事です。そもそも、曲を歌っているときに、安定してビブラートが掛けられなければ秒数を増やすことはできません。また、曲の中でもビブラートが掛けやすい部分と掛けにくい部分があります。ビブラートを掛けにくい部分は、例えばラップの歌詞の部分や、音程の変化が激しい部分、テンポが速い部分です。このようなところで無理にビブラートを掛けようとしても、かなり難しいですしビブラートを掛けようとするあまり、音程がずれてしまうことも考えられます。一方、長く伸ばす部分は一定の音程を伸ばすためビブラートを比較的掛けやすいです。このように、一つの曲の中でビブラートを掛けやすい部分と掛けにくい部分が必ずあります。ビブラートの秒数を伸ばすためには、曲の構成をあらかじめ理解しておき、どこでビブラートが掛けやすいのかを考えて、どこでビブラートを掛けるのか、そしてビブラートを掛けなくていい部分はどこかということを事前に考えておく必要があります。ビブラートを掛ける部分をあらかじめ考えておき、そこで安定してビブラートを掛けられればおのずとビブラートの秒数を増やすことができます。これは、狙った部分で安定したビブラートが掛けられる技術があるという前提はあ必要です。しかし、ビブラートが安定して掛けられていない段階であったとしても、ビブラートを掛けやすい部分を狙ってビブラートを掛ける練習をすると効率がいいので方向性としては同じです。ぜひ、曲の構成を考えたうえで、狙ったところにビブラートを掛けられるようにチャレンジしてみてください。

練習するときにはどこを目標にすればいいのか

ここまでで、ビブラートの「タイプ」「上手さ」「秒数」を上げるにはどうしたらいいのかについて解説しました。方法論としては、解説した通りなんですが、実際にカラオケで練習するときにどのレベルを目標にすればいいのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。現状でどの程度ビブラートが掛けられるかということも個人差があるとは思いますが、練習をする際の大まかな方向性を示します。

どんな方であっても目指すべきビブラートタイプは、B-2,B-3,C-2,C-3のどれかです。ビブラートタイプの方向性としては、とにかくこの4つのビブラートタイプが出せるようにするのが第一です。他のタイプのビブラートがとりあえず入るからいいだろうと思っていると、高得点を取ろうとしたときにビブラートが安定しないことがあるので、ビブラートタイプはどんな方であれビブラートタイプの解説でおすすめした4つのどれかにすることを強く推します。

次に、ビブラートの上手さですが、ビブラートを入れる練習をしている段階の方であれば、最初のうちはビブラートの上手さにはこだわらなくていいと思います。というのは、ビブラートの上手さは曲全体で安定してビブラートを入れることができるようになってから取り組むべきだからです。曲の中で数回しかビブラートを入れられない段階でビブラートの上手さを上げようとしても、そもそも入れられているビブラートの秒数が少ないうちは安定しません。ですので、まずはビブラートを入れる秒数を増やせるようにして、ある程度の秒数ビブラートを入れられるようになってから取り組めば十分です。

最後に、ビブラートの秒数です。これは、曲によって難易度が大きく変わるので一概に言えない部分です。ただ、極端に速いテンポでない曲であれば、最低限一曲の中で10秒は入れられるようにしましょう。10秒というのは、キリが良い数字ということもありますが、10秒以下の場合、場合によっては意識してビブラートを入れていない場合でもカウントされてしまうことがあります。例えば、2秒ビブラートが入っていたとしてもそれは、たまたま音程が不安定だった部分をビブラートとして判定されただけかもしれません。ということで、意識的にビブラートを入れるという意味で、まずは一曲の中で10秒以上ビブラートを入れることができるようにするのが良いと思います。

曲によってはビブラートが入れにくいものもある

ビブラートの練習をするときの目標について紹介しました。それでは、練習で使う曲は何でもいいのでしょうか。結論を言うと、曲によってビブラートを入れる難易度は大きく変わります。ビブラートを入れにくい曲はどんな曲かというと、「テンポが速くて」「音程の変化が激しくて」「高い音が多い」曲です。ビブラートを入れにくい曲として例示するのは少し気が引けるんですが、あえて例を出すとYOASOBIさんの「夜に駆ける」「怪物」「三原色」です。これらの3曲は、ビブラートの練習という意味では絶対に入れない方がいい曲です。というのは、そもそも歌詞を覚えてないと歌えないような気はしますが、これらの曲はビブラートを入れにくい3つの条件をすべてそろえています。ビブラートを入れやすい曲は、この逆で「テンポが遅くて」「音程の変化が激しくなく」「高い音が少ない」曲になります。ビブラートの練習の時には、こういう曲を選ぶとやりやすいです。

ビブラートのかけ方

ビブラートを掛けられている場合は、練習していけばいいわけですが、ビブラートが掛けられない場合はどうしたらいいでしょうか。文字で紹介しようとするとかなり難しいので、動画で解説いただいている有名ボイストレーナーの動画リンクを張っておきます。(リンク先はこちら) 私が10年前にビブラートをできるように挑戦した頃は、Youtubeで丁寧に解説されている動画なんてなかったので自己流でやっていました。もともと、私はビブラートが全く入らない歌い方だったので、相当苦労しました。(10年前にもYoutubeの解説動画があったらなぁ。)

動画をみて頂くのが一番わかりやすいですが、イメージはつかめるとおもいますが、実際にできるいるか確認したい場合には、DAMのボイストレーニングをやってみるといいと思います。DAMのボイストレーニングはどうやって入れればいいかというと、まずカラオケの機械のメニューボタンを押します。

メニューボタンを押すとこんな画面が出てきます。(写真はLIVE DAMのものですが、他の機種でもだいたい同じ画面が出てきます。)この画面の中の、「ゲーム」のボタンを押します。

ゲームのボタンを押すとこんな画面になります。精密採点を入れる時には採点ゲームのボタンを押すんですが、ボイストレーニングをやる場合は「コンテンツ」のボタンを押します。

コンテンツのボタンを押すと、普段あまり見ない画面が出てきます。ここで、「DAMボイストレーニング」のボタンを押すとボイストレーニングのモードを使うことができます。実は、ビブラート以外でもカラオケ採点で出てくる採点項目はボイストレーニングから練習することができるようになっています。ボイストレーニングモードに関しては紹介したことがなかったので、使い方も含めて今度別の記事で紹介しようと思います。ボイストレーニングでビブラートを練習すると、お手本の音声が聞こえてきて、それをまねることでビブラートができるようになります。また、ビブラートが十分できているかをカラオケの機械の側が判定してくれるので、実際にできているかを一人で判断することができます。独学でビブラートを身につけようとすると、この方法が一番効果的だと思います。昔、私が独学でやっていたころはこんなコンテンツがLIVE DAMに入っていることも知らずに、一人でやっていたので、ビブラートをちゃんと掛けられるようになるまでとても苦労しました。みなさんには、そんな苦労をしてほしくないので、効果的であろう方法を紹介しています。

今のレベル別ビブラート練習方法

ビブラートを身につける方法として、DAMのボイストレーニング機能を紹介しました。精密採点で高得点を狙おうとすると、ビブラートを効果的に使うことは必須ですが、どのくらいビブラートが使いこなせているかは人それぞれだと思います。そこで、今のレベル別でビブラートをさらに使いこなす方法論を解説します。想定しているレベルは5つです。現状、ビブラートが掛けられない方から意識的にビブラートをオンオフできる方までさらに得点を伸ばす方法を紹介しているので自分の今のレベル別にどうやったらビブラートで高得点を取れるようになるか見てみてください。

ビブラートが掛けられない

まず、現状ビブラートが掛けられない方に向けた方法論です。ビブラートをかけたいけどかけられないという方。そんな方は、まず先ほど紹介したDAMのボイストレーニング機能を使ってみましょう。ボイストレーニングのビブラートを練習することで、とりあえずビブラートがどういうものなのか?そして、ビブラートが入れられているのかを客観的に判断できるようになります。そして、ビブラートが入れられるようになるのが第一段階です。第二段階としては、自分がビブラートを入れやすいと思う曲の中でビブラートを実際に入れてみる挑戦をしてみましょう。この時意識していただきたいのが、採点結果が出てきたときにビブラートタイプがボックス型になっているかどうかを確認することと、1曲の中で10秒以上ビブラートを入れるようにすることです。この2つに気を付けていれば、練習を積んでいけばビブラートを安定して入れることができるようになります。

時々入るけど入れ方がわからない

次に紹介するのは、歌っているときに時々ビブラートが入るけれども、意識的に入れているわけではないのでビブラートの入れ方がわからないという方に向けた方法論です。意識的に入れているわけではないのにビブラートが入っている方は、音程が震えていて採点のアルゴリズムがビブラートだと拾っているだけの場合が多いです。実際に、意識的に入れていないのにビブラートと判定されることは時々あります。精密採点で高得点を取るためには、「意識的に」ビブラートを入れたり入れなかったりできることが必要です。ということで、意識的にビブラートが入れられないという方は、一つ前で書いている「ビブラートが掛けられない」方に向けた方法論でチャレンジしてみてください。ビブラートが安定して出せるようになると、きっと今より高得点が取れるようになります。

意識なくても勝手に入る

ビブラートを意識的に入れていないけれど、勝手に入っているという方向けの方法論です。このタイプは、他の場合と比べて対応が少し難しいです。というのは、意識しないで勝手に入るということはビブラートを入れようとしていなくてもビブラートが入っているわけで、ビブラートが入っていない状態を実現できないからです。ビブラートを入れるという目標だけであれば、特に対策をしないでもいいんですが、精密採点で高得点を取ろうとすると「ロングトーン」と「安定性」という評価項目でも高得点を取らないとどこかで壁にぶつかります。トータルとして高得点を取ろうとした時には、意識的にビブラート入れているとき以外はビブラートが入っていない状態が理想です。意識しなくても勝手にビブラートが入っているという方は、ビブラートが意識せずに入っている=ビブラートが入っている部分の音程がふらついているということになります。というわけで、ビブラートが意識せずに入っている場合は、勝手にビブラートが入っている部分をビブラートが入らないようにしてみてください。ビブラートが入らないようにするということは、音を揺らさずにまっすぐ出すという意味です。曲の中でビブラートを入れないで歌う方法ができるようになったら、自分が入れたい部分にビブラートを掛けるようにしてみてください。そうすることで、ビブラートを掛けたい部分でビブラートを掛けることができるようになるはずです。意識せずにビブラートを掛けられている場合は、ビブラートを掛けないで歌う感覚さえつかめれば、そのあとは掛けたい部分にビブラートを入れるだけで解決するので、ビブラートを掛けないで歌う感覚を掴むのが一番大事です。

意識的に入れられるけど安定しない

ビブラートを意識的に入れられるけれど、安定しないということでお困りの方向けの方法論です。ビブラートを入れることができるけれども、安定しないというのはどういう状態になっているでしょうか。ビブラートが安定しない理由としては、理由が2つ考えられます。1つ目は、ビブラートを入れようとしている部分の音程が自分の出せる音域のギリギリである可能性があります。ビブラートを入れようとする時には、音を揺らさないといけないので、普通にその音を伸ばすよりも余裕をもって音を出せないと安定してビブラートを入れることはできません。ビブラートを入れる部分の音程が、自分が出せる音域の上側いっぱいの場合は、曲のキーを少し下げて余裕をもって出せる音にしてみてください。もともと、自分の出せる音域の上側ギリギリはそもそも音を出すだけでもいっぱいいっぱいの可能性が高いです。2つ目の理由は、ビブラートを入れようとしているところが長く伸ばす部分で長く伸ばすのに息が足りていない場合です。長く伸ばす部分にビブラートを入れられると、安定性やロングトーンの評価が上がるので一石二鳥なんですが、長く伸ばすだけあって、ちゃんと伸ばせるだけの息を吸っていないと途中で息切れしてしまいます。ビブラートは音を震わせる技術ですから、息が足りていないとビブラートを掛けることができなくなってしまいます。というわけで、長く伸ばす部分で余裕をもって音を出せるように息継ぎの場所を探してみてください。息継ぎポイントを探すだけで、結構変わります。

意識的にオンオフできる

最後に、ビブラートを意識的に入れられてかつオンオフを自在にできる方向けの方法論です。正直に言うと、そこまで高いレベルの方であればこの記事を読んでいないような気もしています。すでに、ビブラートに関して自分の中で確立している方法論があるわけですから。精密採点も高得点を取れている方なのではないかと思います。そういう方向けに私が解説するのはおこがましいですが、私自身がビブラート&ロングトーンを伸ばそうとしたときに意識したことを書きます。ビブラートの評価を上げようとしたときに意識していたのは、長く伸ばす部分で前半はビブラートを掛けずに音を出して、後半にビブラートを入れてフェードアウトさせていく技術です。プロの歌手の方も、長く伸ばす部分で後半からビブラートを掛けてフェードアウトさせる技術を使っている方もいらっしゃいます。きれいに決まると非常に気持ちいいのでぜひやってみてください。もう一つは、歌う曲のどの音程の音であってもビブラートが安定して掛けられるようにすることです。ビブラートは、音を震わせる技術なので、自分が安定して出せない音に対してビブラートを掛けることは難しくなります。ですので、曲で出てくる音に対して高音域も低音域も安定して音を出せて、かつビブラートも安定して掛けられるように意識して練習をしていました。そこまでできれば、ロングトーンの腕もかかわってきますがビブラート&ロングトーンで95点を超えることは簡単にできると思います。

ビブラートの練習にぴったりな曲

最後に、ビブラートの練習向けの曲を紹介します。個人的には、ビブラートを掛けるのが難しい曲のところで紹介した条件から外れていて自分が覚えている曲であれば何でもいいと思っていますが、練習向けの曲を挙げた方が練習しやすいという方もいらっしゃると思うので例を4つ挙げます。

  • サライ:長く伸ばすフレーズが多く、自分の音域とあってさえいればかなり練習になります
  • 心の瞳:坂本九さんの名曲。長いフレーズは多いので、入れられるポイントは増えます。
  • 魂のルフラン:原曲にビブラートが多様されているので、原曲の雰囲気に合わせようとすると自然に入ります。
  • 横須賀ストーリー:古い曲ですが、原曲に近づけるイメージを持てれば練習になります。

古い曲が多いですが、どれも名曲です。これらの曲は、ビブラートが入れやすい曲なので、入れようとすればビブラート60秒超えも可能な曲です。そこまでやる必要はないと思いますが、やろうとすればそこまでできるくらいビブラートが入れやすい曲になっているので、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

今回は精密採点で音程の次に重要なビブラートの攻略法について解説しました。長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。記事の中でよくわからない点や、練習しているけど上手くできないということがありましたら、コメント欄かお問いあわせフォームからご連絡いただければお返事できるようにいたします。カラオケ採点のリライト記事の次回は、ビブラート&ロングトーンの評価を上げるために必要なロングトーンの伸ばし方について解説したいと思っています。リライト記事ですが、以前の記事に比べて内容を充実させているので、少し時間がかかるかもしれません。それでは、今回はここまでです。次回の記事でお会いしましょう。

カラオケ

Posted by tokyu351