みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、カラオケ採点の精密採点DX-Gで100点取るための方法論を解説します。
カラオケ採点を入れたときに、100点取れると嬉しいですよね。でも、結構100点取るのって難しくないですか。(簡単に100点取れる人は、この記事は読まないか。。。)
実際、精密採点DX-Gで100点取るためには方法論があります。
私自身、10年くらい前からカラオケを始めて、最初の頃は全然カラオケ採点で点数が出なかったのを覚えています。
色々な試行錯誤を重ねて見つけた、精密採点DX-Gで100点取れる方法論を紹介します。
カラオケ採点で100点取れるのは、歌が上手い人だけではありません。ちゃんと方法論を積み上げていけば、あなたでも100点取ることができます。
精密採点DX-Gで95点以上取れる力は必須
DAMのカラオケについている、精密採点DX-Gですが100点を取りたい方がこの記事を読まれていると思います。
100点を目指すためには、まず95点以上取れる曲が必要です。
【100点取るための準備】
・95点以上取れる曲を1つ作る
精密採点DX-Gで95点取るための方法論は、こちらの記事で解説しています。
95点取るのも難しいという方には、90点を目指すための方法論を紹介しています。
精密採点で評価されている項目を練習できるDAMボイストレーニングについては、こちらの記事で解説しています。
精密採点DX-Gで95点取れる方は、カラオケ採点ガチ勢以外から見るとかなり高得点が取れています。
95点取れるようになるだけでも結構大変だと思うんですが、(簡単に取れちゃう人もいるかもしれませんが、私はかなり苦労しました。)そこから100点を目指そうとすると、やみくもに練習してもなかなか到達できません。
そこで、精密採点DX-Gで95点以上取れることを前提に、どうやって100点を目指せばいいかを解説します。
チャート点で475点を目指す
100点を目指すために一番具体的な指針は、チャート点で475点を目指すことです。
【100点を取るための指針】
・チャート点で475点以上を取る
チャート点とは何ぞや?という方は、こちらの記事を読んでください。
(ここからは、チャート点を知っている前提で解説していきます。)
チャート点で475点を取ろうとすると、こちらの5つの項目のトータルが475点になるわけです。
【チャートで評価される項目】
・音程正確率
・安定性
・表現力
・リズム
・ビブラート&ロングトーン
475点を平均して取ろうとすると、1つあたり95点になります。
平均95点ずつ取らないといけないと思うと難しく感じませんか。実際、すべての評価項目で平均的に95点を取るのはあまりいい方法でありません。
評価項目別の目安
実際にチャート点で475点を取ろうとした時に、評価項目を1つずつレベルを上げていくのが一番の近道です。
点数が上がりやすい評価項目は、この順番です。
【点数を上げる評価項目の順番】
1.音程正確率
2.リズム
3.ビブラート&ロングトーン
4.表現力
5.安定性
それぞれの項目で、評価項目の上げ方を解説します。
音程正確率
音程正確率は、精密採点DX-Gで一番基本的な評価項目です。
95点以上取れる方であれば、音程正確率で80%以上は取れているはずです。
100点を取りにいく場合、音程正確率は90%以上は取りたいです。
【100点を取るために必要な音程正確率】
・音程正確率は90%以上が必須
私自身の採点結果を振り返っても、音程正確率90%以上にならないとほとんど100点は取れていません。
音程正確率を上げていくための方法論に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
音程正確率は、それぞれの曲で覚えていくしかないので、地道な練習が必要です。実際問題、音程正確率を上げていくのは結構大変です。
音程正確率は、高いに越したことはないですが、上げるのが大変なので90~93%をコンスタントに取れることを目標にしましょう。
93%以上取れるようになったら、他の評価項目を上げて行った方が、早く100点に到達できます。
逆に言うと、精密採点DX-Gで音程正確率を100%にしたとしても、他の評価項目で点数が取れないと100点は取れません。
意識しないでも、90~93%以上音程正確率が取れるようになったら、次のステップに進みましょう。
リズム
音程正確率の次に評価を上げたいのがリズムです。
リズムは、精密採点DX-Gの評価項目の中で一番高得点が取りやすい項目です。
ジャストのリズムに対して、早くなると走り・遅くなるとタメと判断されます。
リズムに関しては、95以上を死守しましょう。理想は、97~99の間です。
それほど工夫しなくても高得点が取りやすいのがリズムですが、なかなか高得点が取れない場合はこちらの記事を読んでみてください。
しゃくりを入れようとしてタメ気味になってしまうと、減点されることがあるので気を付けてください。
ビブラート&ロングトーン
3つ目にあげていくべき評価項目は、ビブラート&ロングトーンです。
ビブラート&ロングトーンは、ビブラートとロングトーンを合わせて評価されます。
ビブラートが全く入っていなかったり、入っていても1秒以下だとビブラートの上手さが0と判定されるので、ビブラート&ロングトーンの評価は下がります。
ロングトーンに関しては、曲の中で採点バーが長くなっているところで、声を安定して出せているかが評価されています。
決めるところでしっかり決めれば、比較的簡単に高得点が取れます。
ビブラートとロングトーンに関しては、それぞれこちらの記事で詳しく解説しています。
ビブラート&ロングトーンは、97~99近く取れるようにしましょう。
というのは、ビブラート&ロングトーンは綺麗なビブラートが入れられて、長く伸ばすところブレずに声が出せれば色々な曲で高得点が取れるからです。
ロングトーンに関しては、ボーカロイドのような非常にテンポが速くて、長く伸ばす部分が無い曲だと、極端に減点されることもあります。長く伸ばすところがほとんどない曲は、ロングトーンが自動的に低い評価になりがちなので、入れる曲は選びましょう。
ビブラート&ロングトーンで安定して高得点が取れるようになると、点数が安定してくるはずです。
表現力
4つ目に取り組むべき項目が表現力です。
表現力に関しては、高い評価が取れるに越したことはないです。100点を取るために最低限必要なラインは、90以上です。
【100点を目指すために必要な表現力】
・最低限90以上を表現力で取る
表現力は、4つの要素から評価されています。
【表現力に必要な要素】
・抑揚
・しゃくり
・こぶし
・フォール
このうち、表現力で注力するのは抑揚としゃくりです。こぶしとフォールは極端な話0でも構いません。
表現力で90以上を取るには、抑揚9+しゃくり30回を安定して取る必要があります。
抑揚で10が取れれば、それだけで表現力で90以上取れます。
表現力に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
抑揚を9~10コンスタントに取れて、しゃくりを30回コンスタントに入れられれば表現力で90は取れます。
安定性
最後の評価項目は安定性です。
安定性で高得点を取ることはあまり意識しないでも、95点までは取れます。
でも、100点を取ろうとすると安定性90以上は必要になります。
安定性に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
安定性で評価されているのは、曲の中で1秒以上伸ばす部分で声が震えているかどうかです。
精密採点DX-Gの評価項目は5つありますが、安定性以外の4つは基本的に「加点」されます。
しかし、安定性だけは「減点」方式で評価されています。つまり、曲が始まった段階が100点で、曲が進むにつれて声が震えていると判断されるとその分減点されて最終的な点数が決まっています。
安定性を高めるためには、「いかに減点されないか」を考える必要があるんです。
ビブラートを掛けている部分は、安定性の判定から除外されるので、長く伸ばす部分にビブラートを掛けるのが基本的な戦略です。
合わせ技でチャート合計で475点を取りに行く
ここまで、精密採点DX-Gの5つの評価項目について解説してきました。
それぞれの評価項目の伸ばし方は解説しましたが、実際に挑戦しようとすると一つ問題あります。
5つの評価項目のすべてで高いレベルを同時に実現するのが難しいんです。
全てで高いレベルを同時に実現するということは、こういうことです。
・音程正確率93%以上
・リズム97~99
・ビブラート&ロングトーン97~99
・表現力95
・安定性95
実際に、これに近い形でチャート点で475点を取るとこのようになります。
精密採点DX-Gだとボーナス点があるので、チャート点で475点取れればほぼ100点を取れます。
すべての項目を高いレベルで実現しようとしたときに、一番実現しやすいのが評価項目を上げていく方法で解説した順番なんです。
【点数を上げる評価項目の順番】
1.音程正確率
2.リズム
3.ビブラート&ロングトーン
4.表現力
5.安定性
音程正確率は、練習してある程度確立すれば安定して高得点を取ることができます。
次に、リズムに関しても練習している曲で掴むことができれば、安定してきます。
ビブラート&ロングトーンは、自分が練習している曲できれいにビブラートを入れることができるようになると、高いレベルで安定してきます。(ビブラートが判定されている部分は、音程正確率の判定から除外されるので、音程正確率に影響はありません。)
ここまでは、素直に実現できる評価項目の組み合わせなんです。
難しいのが、音程正確率・リズム・ビブラートの3つを高いレベルで保ったまま、表現力と安定性を同時に上げていくことです。
表現力を上げようとした時に、声が震えてしまう部分があると安定性が減点されます。
安定性を上げようとして、声が震えないように意識しすぎると表現力が下がったりします。
ここをいかに両立するのかが難しいところで、100点を取りにいこうとしないと100点が取れない理由でもあります。
100点を取りに行くということは、安定性が減点されない条件で抑揚を上げるポイントを探すことになります。
点数が伸びなくて悩んでいる方へ
精密採点DX-Gで100点を取る方法論について解説しました。
ここからは、95点は取れるけれども100点が取れない場合に、陥ってしまいそうな落とし穴を紹介します。
音程正確率に寄りすぎ
音程正確率を上げようとしすぎて、他の評価項目がおろそかになっているときがありました。その時の結果がこちらです。
音程正確率は98%ですが、表現力と安定性が90を下回っているので、95点は超えていますが100点には届いていません。
こういう場合は、音程正確率は十分なので、次は表現力を上げていく必要があります。
表現力に寄りすぎ
表現力を意識しすぎるあまり、他の項目がおろそかになってしまうとこうなります。
表現力を意識しすぎるがあまり、音程・ビブラート&ロングトーン・安定性がボロボロです。
このように、表現力が高得点を取れていたとしても、他の項目がボロボロだと100点取れないわけです。
安定性が高くなりやすい曲
珍しいパターンですが、曲的に安定性が高くなりやすい曲を歌っていて、結果的に安定性が高い場合があります。
例えば、こんな場合があります。
安定性が100になっていますが、裏表ラバーズという曲はボーカロイドの曲で、非常にテンポ速いです。また、曲の中でほとんど長く伸ばす場所がないんです。
ご存じない方は、曲を聴いてみてください。
非常にテンポが速くて伸ばす部分がほとんどないので、結果的に安定性が高くなっていますが、曲自体の難易度がとても高いので100点を取るには向いていないです。
安定性だけ高い場合は、伸ばす部分が少ない場合があるので、そんな時は歌う曲を変えてみてもいいかもしれません。
マイマイクを使う裏技
精密採点DX-Gで100点を取る方法論と、陥りがちな落とし穴を紹介してきました。
100点を取りたいけれど、なかなか取れないという方向けに裏技を紹介します。
すでに98.5点以上取れている方は、裏技を使うだけで100点取れる場合もあります。
裏技は簡単です。精密採点DX-Gでこのマイクを使うことです。ワイヤー付きのマイクですが、2000円くらいで買えます。
2000円でマイクを買って100点取れると思うえば、安いものではないでしょうか。
マイクを変えただけで点数UPするのか?と思いませんか。
精密採点のガチ勢には有名な話なんです。実際に、精密採点DX-Gの点数が上がることをお店のマイクとマイマイクとを使って試しています。
詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
嘘だと思われるかもしれませんが、98.5~99点台で伸び悩んでいて、100点まであとちょっとという方が使うと非常に効果的です。
私自身も、100点が取れずに悩んでいた頃にこのマイクを買って、100点を取ることができました。
(もちろん、そのあとお店のマイクでも100点取りましたよ。)
あとちょっとなんだけど、ちょっとの点差が埋まらないという方には本当におすすめです。
もっとカラオケが上手くなりたい方へ
ここまで、精密採点DX-Gで100点を取る方法論を解説してきました。
自分でカラオケを使って練習しているけれど、上達しないと感じている方がいれば、ボイストレーニングをやってみるのも1つの手です。
ボイストレーニングは、プロが客観的に教えてくれるので、一番上達は早いです。ボイストレーニングも色々ありますが、行ってみたい方におすすめを2つ紹介します。
シアーミュージック
1つ目は、シアーミュージックです。
全国に校舎があり、ボーカル向けのボイストレーニングから、カラオケが上手くなりたい方向けまで幅広く教えてもらえるコースがあります。
楽器向けのコースもあって、カラオケだけではなく楽器もやってみたい方には特におすすめです。
無料体験レッスンもできるので、ボイストレーニングをやってみたいと思っている方は是非登録してみてください。
ナユタス
2つ目は、ナユタスです。
こちらは、校舎が関東圏・名古屋・関西・博多に限定されていますが、校舎が駅に近く通いやすいのがメリットです。
無料体験レッスンができるので、どうしようか悩んでいる方は是非登録してみてください。
カラオケは好きだけど、ボイストレーニングに行くことまでは考えていない方には、DAMについているボイストレーニング機能がおすすめです。
実は、DAMのカラオケにはDAMボイストレーニングという機能がついているんです。(意外と使ったことない方が多いと思います。)
使い方についてこちらの記事で解説しています。一人カラオケに行った時に使ってみてください。
まとめ
この記事では、精密採点DX-Gで100点を取るための方法論を解説しました。
ポイントをまとめます。
【100点取るための準備】
・95点以上取れる曲を1つ作る
【100点を取るための指針】
・チャート点で475点以上を取る
【点数を上げる評価項目の順番】
1.音程正確率
2.リズム
3.ビブラート&ロングトーン
4.表現力
5.安定性
【裏技】
・点数が上がるマイマイクを使う
裏技として紹介したマイクはこちらのリンク先から買えます。2000円くらいで買えるので、100点まであとちょっとという方は、是非どうぞ。
カラオケが上手くなりたくて、ボイストレーニングに興味がある方もぜひどうぞ。
この記事は、ここまでです。読んでくださってありがとうございました。
このブログでは、カラオケやカラオケ採点に関してたくさん記事があるので、面白いと思ってくださった方は、他の記事も読んでみてください。
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