みなさんこんにちは。このブログを書いている東急三崎口です。
この記事では、DAMのカラオケ採点「精密採点DX-G」で90点を取る方法を解説します。
このブログでは、精密採点DX-Gで90点取る方法を各評価項目ごとに解説しているんですが、詳しく書きすぎてあまりにも長くなってしまいました。(全部で8本記事があって、文字数にすると66000字あります。)
詳しく解説したかったので、細かいところまで書いてしまってポイントがわかりにくくなっていました。そこで、この記事では、内容を絞ってできるだけ簡単に解説していきます。
私自身は、精密採点DX-Gで200曲以上90点超えを達成しているのでノウハウは色々持っています。
それでは、ポイントを絞って解説していきます。
精密採点DX-Gで高得点を取るための下準備
精密採点DX-Gは、DAMのLIVE DAM Stadium・LIVE DAM Aiに入っているカラオケ採点です。
90点以上取りたい方向けに、精密採点DX-Gで高得点を取るための下準備があります。それは、この3つです。
【精密採点で高得点を取るための下準備】
・採点結果の記録を取る
・5つの評価項目を意識する
・チャート点を上げることを意識する
採点結果の記録を取る
1つ目は、採点結果の記録を取ることです。カラオケに行って普通に曲を入れるだけだと、「ゲスト」として処理されてしまいます。
DAMでは、「DAM★とも」という会員登録サービスがあって、登録することで自分のIDでログインすることができるようになります。(登録はもちろん無料です。)
カラオケに行ったときに、自分のIDでログインするとカラオケ採点の結果を自動的に記録しておくことができます。
練習を重ねていると、前に歌った時との点数比較をやりたくなることがあります。そんな時に、自動的に点数を記録しておいてくれるのでとても便利ですよ。
こちらのページで登録できるので、まだの方は是非登録してみてください。
「DAM★とも」登録できたら、もう1つ登録しておきたいのが「精密集計DX-G」です。
精密集計DX-Gでは、採点結果を自動的に記録してくれて、採点で評価されている評価項目が機械の内部で何点で評価されているかを見ることができます。
精密集計DX-Gも無料で使うことができるので、高得点を目指す方は是非登録してみてください。(こちらのページで登録できます。)
5つの評価項目を意識する
2つ目は、5つの評価項目を意識することです。
精密採点DX-Gを入れると、曲が終わった時に採点結果が出てきます。採点結果の画面は2つに分かれています。
1枚目の採点結果を見ると、右上にレーダーチャートがあります。
レーダーチャートには5つの項目が出ています。(図中で赤く囲っているものです。)
【精密採点DX-Gの評価項目】
・音程
・安定性
・表現力
・リズム
・ビブラート&ロングトーン
精密採点DX-Gは、5つの項目から評価されて、その合計が点数につながっています。
あまり、レーダーチャートの形を意識することはないかもしれません。まずはレーダーチャートの5つの項目から点数が決まっていることを覚えてもらえれば大丈夫です。
チャート点を上げることを意識する
3つ目は、チャート点を上げるのを意識することです。
いきなり、「チャート点」という言葉が出てきました。チャート点とは、精密採点DX-Gの内部で評価されている5つの評価項目の合計点のことです。
採点の中では、音程・安定性・表現力・リズム・ビブラート&ロングトーンの5つの項目が、それぞれ100点満点の合計500点で評価されています。
採点の中で評価されている500点満点の点数のことを、チャート点と言います。
チャート点が重要なら、採点結果の画面で確認したいと思うんですが、精密採点DX-Gの採点結果にはチャート点は表示されていません。
実は、通常の採点結果の画面からチャート点を直接見ることはできません。
ではどうしたらいいかというと、精密集計DX-Gに登録するとチャート点を見ることができます。
例えば、先ほど採点結果を出した「人は夢を二度見る」のチャート点はこのようになっています。
5つの項目のそれぞれに対して、100点満点の数字が出ていることがわかります。
チャート点の合計で、おおよそ点数が決まってきます。イメージとしては、レーダーチャートの五角形が大きければ大きいほど点数が高くなります。
精密採点DX-Gで高得点を取る時には、レーダーチャートをできるだけ大きくしていくことが必要になります。
90点を超えるためのポイント
ここまで、採点結果を記録する方法・評価項目を意識する・チャート点を意識することを解説してきました。
ここからは、具体的に精密採点DX-Gで90点を超えるための方法を解説していきます。
【90点を超えるための方法】
・音程正確率を80%以上取る
・ビブラートを入れられるようになる
・自分の得意な曲で練習する
音程正確率を80%以上取る
精密採点DX-Gで一番重要視されているのが、音程正確率です。
音程正確率は、歌唱中に表示される音程バーに対してどれだけ正確に声を出せているかが判定されます。
精密採点DX-Gで90点を超えるためには、音程正確率は80%以上は欲しいです。(もちろん高い分には問題ありません。)
詳しくはこちらの記事で解説しています。
音程正確率は、テクニックでどうにかなるものではなく、曲ごとに正しい音程を出せるかどうかだけで決まってきます。
私も、新しく覚えた曲を歌う時には、曲ごとに正しい音程を把握したうえで歌わないと高得点は取れません。
ビブラートを入れられるようになる
90点を取ろうとしたときに必要なテクニックとして、ビブラートを入れることがあります。
精密採点DX-Gをやられている方で、ビブラートは入れていないつもりだけど勝手に入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勝手に入ってしまうビブラートも、問題があるわけではありません。
ただ、高得点を取ろうとした時には、ビブラートを意図的にオンオフできた方が望ましいです。
勝手にビブラートが入ってしまうということは、ビブラートを入れるかどうかをコントロールできていないということになります。
曲の中で、ビブラートを入れたいところと入れたくないところが出てくるので、意図的にビブラートをオンオフできるテクニックがあると、なおいいです。
ビブラートについては、そもそも入れられない方や、意図的にオンオフできない方は、こちらの記事で詳しく解説しているので読んでみてください。
曲の中でビブラートをきれいに入れられるようになると、評価項目の中の「ビブラート&ロングトーン」で高得点が取りやすくなるので、点数の全体的なUPにつながります。
ビブラートが苦手だったり、入れられない方は、それだけ点数の伸びしろが多いので、ビブラートに挑戦してみてください。
自分の得意な曲で練習する
精密採点DX-Gで90点を超えるために必要なのが、自分の得意な曲で練習することです。
理論をいくら知っていても、実際に自分ができるようにならないと点数を上げることはできません。
カラオケ採点は、評価項目で評価されているだけだと割り切ってチャレンジするのも一手です。(一種の音ゲー的な感覚です。)
ある程度、精密採点DX-Gに挑戦されたことがある方であれば、自分の中で点数が取れる曲がいくつかあるのではないでしょうか。
90点を超えられない時に、練習して90点を超えるための一番早い方法は、自分が得意な曲に絞って練習することです。
繰り返し練習すれば、音程正確率を上げやすくなります。
実は、90点を超えるための方法論で音程正確率80%以上と、ビブラートを入れられるようになることをコツとして紹介しているのには理由があります。
精密採点DX-Gで90点を超えるためには、チャート点で420~430点取る必要があります。
5つの項目で平均すると1つの項目あたり84点前後になりますが、平均的に84点を取るのは最初は特に難しいんです。
そこで、音程+リズム+ビブラート&ロングトーンで270~280点程度取ってしまおうというのが、90点を超える方法のコンセプトです。
残りの安定性と表現力は80点弱が取れれば、チャート点で420~430点くらい取れるので合計点が90点を超えるという算段です。
繰り返し練習すれば、音程正確率は上げやすくなりますし、音程正確率で90%近く取れれば、それだけで90点を超えるのに近づきます。
90点を超えるための練習方法
90点を超えるためのポイントについて解説したので、実際に90点を超えるための練習方法を紹介します。ポイントはこの2つです。
・得意な項目から伸ばす
・不得意な項目はあとから伸ばす
得意な評価項目から伸ばす
練習していくうえで重要なのが、得意な評価項目から点数を伸ばしていくことです。
音程正確率は、曲ごとに覚えないといけないので、1つ1つの曲でどれだけ音程を正確に出せるかによって決まってきます。
音程正確率以外の評価項目の中で、一番簡単に高得点が取れるのはリズムです。多分、90点以上は練習すればそんなに苦労せずに取れる方が多いのではないかと思います。
残っている評価項目は、安定性・表現力・ビブラート&ロングトーンです。
この3つの中でも、伸ばすのが簡単なものと難しいものがあります。
【伸ばすのが難しい順】
安定性>>表現力>ビブラート&ロングトーン
3つの評価項目の中では、安定性が一番難しく、ビブラート&ロングトーンが一番伸ばしやすいです。
一般的には、伸ばすのが難しいのはこの順なんですが、90点を超えるためには、自分が得意な評価項目から伸ばしていきましょう。
得意な評価項目を伸ばしていくと、どんな時に高得点が取れるかがなんとなくわかってきます。
それを繰り返していくと、あるていど高得点が安定して取れるようになります。
つまり、自分が得意な評価項目から伸ばしていって、安定して高得点を取れるようにすると、点数が安定してきます。
不得意な項目の練習方法
次に、一定のレベルまでくると、自分が得意な評価項目を伸ばすのが限界になってきます。
例えば、ビブラート&ロングトーンで98点近く取れている場合、100点満点なのでほとんど伸びしろが無いわけです。
そんな時には、別の評価項目を伸ばせないか考えてみる必要があります。
評価項目ごとに、詳しく解説しているので、不得意な項目があれば、項目別の記事を読んでみてください。
ビブラートの解説はこちらです
ロングトーンの解説はこちらです
表現力の解説はこちらです
安定性の解説はこちらです
リズムの解説はこちらです
曲によって難易度は大きく違う
精密採点DX-Gで90点を超える時に、注意しておきたいのが、曲によって難易度が大きく違うことです。
採点結果のところに、全国平均点が出ているんですが、難しい曲と易しめの曲だと10点近く平均点が違います。
例えば、YOASOBIさんの「アイドル」は、平均点が75.005点です。
公式MVを貼っていますが、カラオケ採点で高得点を取ろうとすると絶望的な気分になります。(YOASOBIさんの曲は、カラオケ採点で高得点を取るという意味では、絶望的な曲がたくさんあります。いい曲なんですけどね。)
一方、乃木坂46さんの「人は夢を二度見る」は、全国平均点が84.450点です。
YOASOBIさんの「アイドル」と比べると、10点近く平均点が高いです。
公式MVを貼っていますが、「アイドル」と比べるとやっぱり歌いやすいです。
精密採点DX-Gの曲の平均点は、80~85点の間が多いです。
平均点が80点を下回っていたら、難しい曲と判断していいと思います。逆に、平均点が85点を超えている曲は、比較的点数が取りやすい曲です。
どんな曲を歌っても、90点は90点なので、平均点が高い曲を選んで歌うのも一つの方法です。(もちろん自分が歌えないと高得点は取れないですが。)
このように、曲によって難易度が大きく違うことがあるので、90点をなかなか超えられないという方は、自分が歌っている曲の平均点が極端に低くないかを見てみてもいいでしょう。
カラオケがもっと上手くなりたい人へ
ここまで、精密採点DX-Gで90点を超える方法について解説してきました。
個別の評価項目については、それぞれ詳しく解説しているので読んでみてください。
自分でカラオケを使って練習しているけれど、上達しないと感じている方がいれば、ボイストレーニングをやってみるのも1つの手です。
ボイストレーニングは、プロが客観的に教えてくれるので、一番上達は早いです。ボイストレーニングも色々ありますが、行ってみたい方におすすめを2つ紹介します。
シアーミュージック
1つ目は、シアーミュージックです。
全国に校舎があり、ボーカル向けのボイストレーニングから、カラオケが上手くなりたい方向けまで幅広く教えてもらえるコースがあります。
楽器向けのコースもあって、カラオケだけではなく楽器もやってみたい方には特におすすめです。
無料体験レッスンもできるので、ボイストレーニングをやってみたいと思っている方は是非登録してみてください。
ナユタス
2つ目は、ナユタスです。
こちらは、校舎が関東圏・名古屋・関西・博多に限定されていますが、校舎が駅に近く通いやすいのがメリットです。
無料体験レッスンができるので、どうしようか悩んでいる方は是非登録してみてください。
ボイストレーニングに行くことまでは考えていない方には、DAMについているボイストレーニング機能がおすすめです。
実は、DAMのカラオケにはDAMボイストレーニングという機能がついているんです。(意外と使ったことない方が多いと思います。)
使い方についてこちらの記事で解説しているので、一人カラオケに行った時に使ってみてください。
まとめ
この記事では、DAMのカラオケ採点「精密採点DX-G」で90点を取る方法を解説しました。
ポイントをまとめます。
【精密採点で高得点を取るための下準備】
・採点結果の記録を取る
・5つの評価項目を意識する
・チャート点を上げることを意識する
【90点を超えるための方法】
・音程正確率を80%以上取る
・ビブラートを入れられるようになる
・自分の得意な曲で練習する
曲によって難易度は大きく違う
一人で練習しても上達が見込めないときは、ボイストレーニングを受けるのもあり
この記事はここまでです。
このブログでは、カラオケやカラオケ採点に関して様々な記事を書いています。他の記事はこちらのリンク先から読んでいただけます。興味があれば、こちらの記事も読んでみてください。
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